自分らしさを引き出すコツ
こんにちは、SPU代表の野呂田直樹です。
今日の記事では「自分らしさ」を引き出すには、どんな考え方をすればいいのかを書いていきたいと思います。
これは “今日いきなりオリジナルが出てくる” というわけではないのですが、急がば回れ的な、結局は最短で自分らしさが出てくる考え方かと思うので、ぜひ参考にしていただければと思います。
オリジナルへの道のり
茶道だったか花道だったか、ちょっと正確には覚えていないのですが、そういった伝統的な芸事の世界では、「守破離」という言葉があります。
守は守る、破は破る、離は離れる。
この守る、破る、離れるのことを「守破離」と呼ぶのです。
まず、守るというのは型を守ることです。
いきなりオリジナルを出そうとするのではなく、まずは先人の知恵やノウハウをしっかり守りましょう。型通りにやりましょうということです。
それがある程度習得できてきたら、型をしっかり守れるようになったら、その型を少しずつ破っていくのが、破のフェーズです。
型を踏まえて、少しずつ自分ならではの感覚やアイデアを盛り込んでいくということです。
そうやって、型を破っていき、最終的に完全に型を離れるのが、離のフェーズです。
つまり、自分らしさ、オリジナルというのは、離の段階ということになります。
まずは型を守れ
最初から「離」の段階にいければいいのですが、型が一切ない段階でオリジナルを出そうとしても、実力が伴わない場合が多々あります。
型を頑なに守らずにもがくよりは、最初は守を徹底した方が、結果的には最短でオリジナルに到達するのです。
例えば僕は新卒で入った会社では営業をしていたのですが、その会社には
営業マニュアルがあり、それは「この型の通りに話せればある程度は数字が残せる」というものでした。
これを一切参考にせずに、特に知識もないまま感覚で営業をしていても、やっぱり成果は残せなかったと思うんです。
ある程度は型を守り、何となくの感覚を掴んでいくこと。
何をするにも、初めはそれが大事な気がします。
ただ、それで終わるのはちと物足りないというか、型に当てはめられた人生では満足できない人は、一定数必ず存在します。
そういった人はそこからどんどんオリジナルを見出していけばいいのです。
最終的には自分らしさ、オリジナルを出すと決めつつも、そのためにもまずはきっちり型を守る期間を設けるというのが、一周回って自分らしさを早く見出す秘訣なのです。
というわけで、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
■SPU運営チームメンバー紹介
野呂田直樹
SPU代表。株式会社ME CreatioN代表取締役。
「たった一つの偶然から人生は劇的におもしろくなる!」大和出版
「あなただけの成功法則の作り方」DNAパブリッシング
2冊の著者。
早稲田大学を卒業後、自らの成長のために大手企業ではなくベンチャー企業への就職を決意するも、入社9ヶ月で退社。独立。大学生向けのキャリアデザインスクールの開校やコピーライターとしての活動を経て、Webマーケティング会社を設立。初年度で16億円の売上げを上げると、その後も毎年億単位の年商を上げる。2019年から会社を手放し家族と共に淡路島に移住。
これまで500人を超える人の人生相談を受けた経験を踏まえ、「自分らしく幸せなワクワクした人生」を送る方法を現在体系化中。
■インスタ:@naoki_norota
■YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC_i97dsCIfFXomyxdaeAI3w
Ryuta.K
SPU運営。文筆家。
早稲田大学文学部教育学科にて教育心理学を専攻後、中退。フリーランスとしてメディア運営、広告事業を営む傍ら大学で得た知識と1万冊以上の読書体験から得た知恵を基に心理学の発信を開始。「自己肯定と心理学」「パートナーシップとライフワーク」を軸にパートナーシップ生き方の本質を捉える発信は「分かりやすくてためになる!」「夫婦関係が改善した!」「自己肯定感が上がった!」「ワクワク生きられるようになった!」と読者からの好評を博し、公式Twitter(@Rkpb_R)は27000フォロワー以上(2022年10月現在)、月間平均インプレッション300万以上を獲得。公式ブログは月間20万pv以上を獲得するに至る。
「自分らしく軽やかに生きている人のコミュニティをどんどん大きくしていきたい」という想いからSPU運営に参加。
■Twitter:@Rkpb_R
■ブログ:https://ryutaksns.com/
■note:https://note.com/rkpb_r