CHO(Chief Happiness Officer)って、何してる人?
世の中には、CEO、COO、CHROなど、様々な「CxO」が存在します。
CHO(Chief Happiness Officer)もそのひとつです。
日本語に訳すと、「最高幸福責任者」です。
幸せ創造企業の最高幸福責任者なんて、とんでもない役職についてしまったと思っておりますが、とても光栄です。
CHOが負う責任
「CHO(chief happiness officer)」は、メンバーが幸せに働ける職場環境づくりに責任を負います。
「幸せ」というのは、あくまで主観的なものなので、強要することも、定義することもできないと思っています。
それでも、共に働くメンバーのの幸せを考え続け、情報を集め、考えうる様々な角度からアプローチを試みて、幸せに働くための職場環境づくりを主導していきます。
CHOの仕事
正直なところ、一言で表現するのはとても難しいのです。
幸せという目に見えないものを扱っているし、会社のカラーや文化によって具体的な仕事は様々。
「これだ」と言い切れるものはありませんが、しっくりきたものを以下に示してみました。
①、従業員の幸福度に関する現状を、幸福研究の成果などにもとづく科学的なアプローチによって把握し、評価する
②、誰もが幸せに働ける職場環境の構築・改善に努める
③、それにより最終的に業績向上を目指す役割を担う
ポイントは、何となく「幸せになりそうな施策」を五月雨式に打つのではないということ。
・適切な調査・分析 (サーベイやインタビューの実施)
・科学的な根拠に基づく施策の立案・実施
・検証
・会社へ還元(生産性やモチベーション、エンゲージメントへの転嫁)
これらをしっかりと回していくことが大切だと思っています。
おわりに
今回はざっくりと概念・定義的なことを書き記しました。
・・・というのも、CHOの具体的な仕事内容は、その企業の状態やキャラクター、ビジョンによって大きく変わるので、どの企業のCHOにおいても共通することをお伝えしています。
だって、CHOが具体的に求められる仕事は、企業によって全く違うから。
その企業らしい幸福のかたちを見つめ直し、それをエビデンスと照らし合わせることで、初めて具体的なアクションができるので、世の中のCHO全員が同じ仕事をしているはずがないと思っています。
CHOは、その企業だからこそ生み出せる幸福のタネを、丁寧に育て、メンバーに還元し、そこから生まれるさらなる幸福を循環させ、企業をさらに強く、「らしく」させる役割を担っています。
スペサンのCHOである私が、具体的にどのような仕事をしているかについては、このnoteを通してお伝えできればと思っています!