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あくあ色の人生

おはようございます。30代無職ホロリスのスピードたこやきです。
8月28日水曜日、昨日の記録です。

6時:起床

正確にはもう少し早く眼が覚めてしまって、そのまま起きる。
朝風呂・ストレッチポールを行い、いつも通り少し記事を書く。
今日は湊あくあの卒業の日だ。
これまで溜まっていたアーカイブを見ようと思っている。というか、心がソワソワしてしまって、それ以外の行動があまり手につかない、というのが正直な感想だ。

8時:動画視聴

まずは、神岡家配信を視聴。

今までの湊あくあが登場する配信の中でも一番「いつも通り」やっている配信だったと思う。「悪友」という言葉がピッタリくるような4人のやり取りは、ざわざわする心を落ち着けてくれる効果がある。今日という日に見ることができて本当に良かった。
ここからは、卒業発表後に投稿された歌ってみた動画を中心に見ていく。
どれも湊あくあというアイドルのこだわりや、想いが溢れていて非常に感傷的な気持ちになる。
特に、Startendに関連する曲は昨日見た雑談配信を聞いた後だと、それぞれの思いが少しずつ異なっていて面白い。

湊あくあが投稿した「快晴」は、まさしく「外に連れ出してくれた」2人への感謝の想いにあふれているし、常闇トワが投稿した「インテグラル」はぶつかりながらも未来を選び取る、というテーマが存在し、それはそのまま3人の共通点を「最後までやり遂げる」と、その強い意志と行動力に見出したトワ様らしいチョイスだな、と感じる。
また、紫咲シオンが投稿した「きみも悪い人でよかった」も印象的だった。

Vtuberに限らず、表に立つ仕事をしている人はある程度「わがまま」だというのが私の持論で、もちろん湊あくあも紫咲シオンも、例外なくそうだったと思う。そして、それは何ら彼女らの価値を傷つけることはない。彼女らが「わがまま」であることは、頂点を目指すアイドル・クリエイターとしてあまりにも適切な姿であるし、アイドルに「完璧な善人・聖女」であることを望んでいる全人類に聞かせたい曲。とても、お互いへのリスペクトを感じさせる選曲に思わず泣いてしまう。
そして、「キズナトキセキ」でJPホロメン全員と歌唱しているのは単純に最高。今夜のライブでも必ず歌うだろうし、この曲で締める可能性もあるのかな。良い曲。

気づけばお昼時になっていた。

11時:昼食

いつも通りうどんを食べる。
あと、9時間ほどで卒業ライブだ。意味のないカウントダウンで、また気持ちがそわそわしたので食事中は関係ないバラエティ番組を見て気を紛らわせる。

13時:動画視聴

昨日のあくたんのマイクラ動画を視聴。

ホロメンへの手紙はどれもエモくて最高だったけれど、特に泣いてしまったのは「これからホロライブへ入る人たちへ」の手紙。
湊あくあが、ホロライブを愛していたことがはっきりと証明された瞬間であり、私たちが彼女を忘れないように、次の物語を描けるように、自ら「ここにいた証」を記す姿は美しく、抜群にカッコイイ。
いつか、「湊あくあさんに憧れてホロライブを目指しました!」と言って入ってくるまだ見ぬホロライブの仲間をアリアリと想像してしまった。本当に泣ける。
そして、兎田ぺこらのサプライズのやり取り。
これは、どう考えても出来過ぎているというか、何でこんなに泣ける、素晴らしい展開を生み出せるのか。もはや分からない。もちろん、事前にたくさんの準備があった事は分かるが、音楽のタイミングや、ぺこらのセリフや、泣き出すタイミングや、それにつられるあくたんも、何もかもがドラマ・アニメ以上の演出になってしまっていて、こんなことが生配信のアドリブ中に生まれてしまっていることが奇跡以外の何物でもない。本当にこの二人は神の領域に行ってしまった。
ただ、一つ言えるのはこの展開や演出を生むことができるのは「物語をそのキャラクターとして生きている」という没入感を特に強く持つ者だけなのかも、ということ。
メタい言い方になってしまうが、こういう時間も手間もかかるサプライズはキャラクターの人生と、その裏側にいる人間の人生が、乖離しているとまずできない。一方で、友人や恋人にサプライズでプレゼントをする人は数多くいて、「キャラクターとしての人生」がその人の物語として真っすぐ続いていれば、リアルな友人にプレゼントをするように、マイクラで大掛かりなサプライズをすることができるのではないだろうか。同様に、宝鐘マリンが忙しい中イラストを間に合わせ、投稿したことも「キャラクターとしての没入度」が特に高いホロメンであることの証明だと感じる。
そして、「未来のホロメンへの手紙」をホロメンや私たちへのサプライズとして用意していた湊あくあも、湊あくあとしての人生を滅茶苦茶熱く生きた一人だったのだろう。

18時:夕食

ひとしきり泣いた後、鶏肉を焼いただけの夕食を作って食べる。
ちょうど、星街すいせいの雑談枠があったので視聴する。

アメリカのお土産話が中心だけれど、やはり耳が持っていかれるのは今日の卒業ライブについて。不安な私たちの為に枠を取ってくれたのだろう。ギリギリまで寄り添ってくれたすいちゃんの暖かさに胸を打たれる。
今日は、退職祝いに貰ったお酒を取り出して飲むことにしよう。
お酒の用意をしながら、その時を待つ。

20時:湊あくあ卒業ライブ

もう、言葉も出ないくらい最高のライブだった。
湊あくあのこれまでの全てをぶち込んだ、彼女らしい強く美しい銀河一のアイドルライブ。70万人以上の同接、全世界トレンド1位、とあくたんが宣言した通り伝説になった。
ライブ後のホロメンや他箱のVtuberのポストを見るだけでも、どれだけ多くの人に影響を与え、愛されていたのかが伝わる。
そして、一人の大人気アイドルVtuberの卒業を持って、その人生は漫画の連載のようだな、と改めて感じた。
鳥山明が「ドラゴンボール」を完結させたかったけれど、あまりの人気に引き延ばして書き続けていた話は有名だが、同様に作者=湊あくあにしか分からない「気持ちの良い最終回」のタイミングはきっと今までもあったはずだ。それでも、私たちや周囲の期待に応えようとここまで続けてきたその物語の終幕を、今度は私たちが祝福してあげるべきなんだと思う。
物語が完結するのは悲しいが、ドラゴンボールの悟空が誰の記憶からも忘れ去られないように、湊あくあも私たちの魂に刻まれているだろう。
本当に今までありがとう。お疲れ様。そして、また次の物語へ、
いってらっしゃい。




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