女性は本当に共感してほしいのか
事実を整理してもらえると安心する人。『わかる!わかる!』とまずは共感してもらえると安心する人。
オチのある話が好きな人。終わりのない話で構わない人。
なんとなく、前者が男性、後者が女性のようなイメージがあるかもしれませんが、必ずしも性別に一致するものではないそうです。
『男性だから、きっと○○は伝わらないだろう』
『女性だから、○○の方が好きだろう』
男性脳と女性脳で違いがあるとか、「○○な男、○○な女」みたいな本もたくさんあって、知らず知らずのうちに思い込んでしまっていませんか?
その人にとって心地よいコミュニケーションは、性別だけで決められるものではなく、ひとりひとり違います。なので、まずは相手を理解することが避けられません。
自分の価値観や、思い込みで判断せずに、コミュニケーションの絶対量を増やして相手を知ること。
それが、相手にとっても、自分にとっても、お互いに心地よいコミュニケーションをとるための、はじめの一歩です!
では、相手を知るためには、どんなことができるか?
今日は、私たちのセミナーでも紹介しているポイントのなかから、2つをご紹介します。
1.自分が話す量に気をつける
自分が2割、相手が8割ぐらいが理想的です。
仕事上の面談などでは、この点を意識するだけで、大きく変わります。きっと、思っている以上に自分が話していて、びっくりするはずです。
なかなか相手の話しが出てこず、沈黙が怖くなって、自分ばかりしゃべってしまう、なんてことも。
では、相手に8割話してもらうにはどうしたらよいのか。それが2つ目のポイントです。
2.「どこからそう思ったのか?」きいてみる
なぜ?どうして?と理由を尋ねるより、たくさんの情報が引き出せます。
「なぜ?」「どうして?」と質問されると、相手は理詰めされているような気分になり、あまり話しをしてくれません。
「どこからそう思ったのか?」と、背景や経緯を尋ねてもらえることで、相手が気づいていなかった点も整理されます。
こちらがどんな言葉で問いかけるかによって、相手から引き出せる情報の量は、大きく変わります!
自分の思い込みで、相手気持ちを決めつけてコミュニーケーションをとっていませんか?
先入観なく、相手を知ることから、はじめてミンナハレ!
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職場では、役職や年代、性別の違いで、どうやって声を掛けたらよいのか悩んでいる人も多いようです。
特に性別の違いがあると、「応援したいけど、一歩間違うとセクハラって言われないか心配」なんて声もききました。
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