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利用者が語る「SPROUND」オープンの軌跡③スタートアップが求める働く場所とは

3回に渡って「SPROUND」プロジェクトを立ち上げ、オープンまで様々な思いで取り組んできたメンバーや初期利用者から、「オープンの軌跡」を語ってもらいます。

SPROUNDはSaaSシードスタートアップの企業を利用条件に加えて、スタートアップ特化のオフィス&コミュニティを作りました。スタートアップが働きやすく、成長していける環境を実装しようと考えています。
そこで今回は、利用していただいている企業から2名の方、そしてこのSPROUNDのコミュニティを作り上げているコミュニティマネージャの方にお話を聞きました。



アルプ株式会社CEO / 伊藤 浩樹

東京大学法学部卒業。モルガンスタンレー、ボストンコンサルティンググループを経て、2013年にピクシブ株式会社に入社。ピクシブでは新規事業開発、開発組織のマネジメントを経て、2017年に代表取締役社長兼CEOに就任。2018年8月にアルプ株式会社を設立。

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SPROUNDの利用する大きな決め手になったのが、私たちの会社にも出資して頂いている、DNX Venturesさんと同じ空間、同じオフィスを利用することができるところです。
また、SPROUNDを共に利用するB2Bシードスタートアップの企業の皆さんと、切磋琢磨できる環境はすごく魅力に感じました。他のオフィスを見ても、B2Bシードスタートアップという1つのジャンルに絞ったシェアオフィススペースがあまりなかったので、価値が大きく、私たちもSPROUNDで相互の連携を図ることがお互いの成長に繋がると期待を持つことができたので入居を決めました。
さらにSPROUNDはオフィス提供だけではなく、SPROUND全体のコミュニティマネジメントというところにも、非常に力を入れていらっしゃるのがとても大きな印象です。



株式会社ナレッジワークCEO / 麻野耕司

慶應義塾大学法学部卒業。リンクアンドモチベーション入社。2010年中小ベンチャー企業向け組織人事コンサルティング事業の執行役員に当時最年少で着任。2016年国内初の組織改善クラウド「モチベーションクラウド」を立ち上げる。取締役副社長を兼任。2019年リンクアンドモチベーション取締役退任。株式会社ナレッジワークを設立。

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SPROUNDの印象は、まず品川という場所がいいなと思いました。スタートアップが集まる渋谷や六本木。大手企業が集まる丸の内。その真ん中に品川はあるのでスタートアップの良さを活かしながら、大手企業にプロダクトを届けていく。そういった私たちの様なB2Bシードスタートアップ企業にとってはすごく良い場所なのではないかなと思いました。
またSPROUNDを利用してみて想像以上に良かったところが、1個目が景色。こんなに綺麗で見晴らしが良く、東京タワーやレインボーブリッジが見ながら仕事ができるオフィス、あまりないと思います。
2つ目がSPROUNDのコミュニティマネージャーの皆さん。コミュニティマネージャーの皆さんがとても親切でした。もちろん自社のスタッフはオフィスに来るのですが、コミュニティマネージャーの方にも会うわけで、そのコミュニティマネージャーの方のコミュニケーションが気持ち良いのは良い形で働くためにすごく大事なことだと思いました。



SPROUNDコミュニティマネージャー / 丸山 裕子

2007年に任天堂に入社後、日本ロレアルを経て2015年に現職のリクルートに入社。リクルートの社内新規事業提案制度「Ring」の運営を担当。

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SPROUNDでは利用者や運営メンバー、みんなで「知の還流」が生み出せるような仕組みや環境作りを意識しています。様々な人がそれぞれの知見を持ち寄り、還元することで1→10でしか考えられなかった物事が相乗効果で1→100にまで広がる可能性があります。そこには、所属や立場、肩書きなど関係ありません。giveできるものは惜しまずgiveできる、そこがSPROUNDの素晴らしいところだと思います。
そしてSPROUNDのコミュニティ自体も日々進化しています。私たちコミュニティマネージャーは、これからも利用者の皆さんを優しく、時に厳しくもサポートできる存在であり続けたいです。


今回は利用していただいている2名の方と、SPROUNDのコミュニティマネージャーの方にお話を伺いました。
SPROUNDのオープンまでには、様々な方が関わってくださりました。また多くの利用企業の方達のご協力もあり、素晴らしいコミュニティを作ることができました。現在は更に利用企業も増えSPROUNDのコンセプトでもある「知の還流」が起きています。SPROUND内で刺激を与え合い、相乗的に利用企業が共に成長していく。SPROUNDはそういったコミュニティになりつつあります。品川から日本を代表する企業が生まれる日も近いかもしれません。

(文:塩野清雅)



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