【初体験で気付いた】あえて宅配で釜飯を頼む3つのメリット
スプ論編集長の市川です。梅雨の時期はどうしても出かけるのが億劫になりがちです。そんなとき頼りになるのはフードデリバリーですね。
今回は宅配御膳「釜寅」を初めて利用して気付いた、あえて宅配で釜飯を頼む3つのメリットを紹介します。
釜寅は今年20周年
朝から雨で出かける気になれず、とってあったデリバリー系のチラシからずっと気になっていた釜飯の宅配「釜寅」のものを引っ張り出してきました。
改めてチラシを見て気付きましたが、釜寅って20周年なんですね。そんな前からあったのか…。20周年記念キャンペーンもいろいろ開催されているようです。
9月30日までの期間限定で、2つの味を選べるハーフ&ハーフの釜飯も提供中とのこと。あわせて6月30日までは、釜寅X公式アカウントをフォローして気になる釜飯の組み合わせをポストするだけで応募できる「#推し釜飯」キャンペーンも実施中。マスコットキャラの「トラかまさん」が描かれたタオルが抽選で当たります。
チラシによると、「そのまま→薬味をのせて→おだしをかけて」の「三度、美味しいのが釜寅流」とのこと。薬味とおだしがセットで届くようです。
次に何をしたらいいかの案内でWebからも簡単に注文できる
店舗の受付時間内でしたら電話注文もできますが、今回は朝のうちにWebから注文しちゃいます。ちなみに注文は税込み1,500円からです。配達料はかかりません。
まずは郵便番号か位置情報から近くのお店を検索。取り扱いメニューを確認し、希望の商品を順番に選択していきます。画面上には次に何をしたらいいかの案内が出てくるため、迷うことはありません。
我が家は妻と子ども2人の4人家族。自分用にはせっかくなので期間限定メニューのハーフ&ハーフで選べる釜飯のうなぎ&牛すき(税込み1,825円)をチョイス。妻は「あまり見かけない組み合わせ」ということで、五目&チーズハンバーグ(税込み1,555円)。子どもたちはKIDS釜飯(税込み1,058円)にしました。
お子様メニューもあるのは子育て世代には地味に嬉しいポイント。子どもの食べる分をどう調整するか考えなくて済みますからね。
会員登録をせずにゲスト注文することもできますが、入力内容は同じなので会員登録もしておきます。なお、釜寅の運営元は「銀のさら」や「すし上等!」と同じライドオンエクスプレスです。そのため、「銀のさら」や「すし上等!」で会員登録してあれば、その情報で釜寅にもログインすることができます。
あとは配送時間や支払い方法などを選択して完了です。
ホカホカの釜で届くのは想像以上の特別感
容器は使い捨ての1way容器と回収容器が選べます。手軽な1way容器もいいですが、やっぱりここは「ザ・釜飯」な回収容器を選択。昔は出前といえば器の回収が当たり前でしたね…。現代のサスティナブルな時流にもあっていると思います。
配達時間は交通時間によって左右されるでしょうが、今回は指定時刻の3分前に到着。配達スタッフさんが内容と回収の案内がてら、おだしの入ったポットを軽く空けてくれました。ポットに熱いものを入れると中の圧力が上がって、ふたが開かなくなることがあるからですね。ありがたい心配りです。
回収容器で注文した場合、次のものがセットで届きます。
釜飯
おだし入りのポット
薬味
お漬物
お茶碗
しゃもじ
お箸
お盆
回収用の袋
それぞれの容器は中身がこぼれないように、しっかり密閉されています。釜から熱気が伝わってきて、見るからに豪華で特別感があります。
冷めないうちにいただきましょう。まずはうなぎ&牛すきの釜飯を開封。
はい、優勝。うなぎもすき焼きも好物ですし、出来立てのホカホカ感が素晴らしい。ネギの焼き色すら愛おしいです。考えてみたら釜飯を食べるのって10年ぶり…。釜の底が深いので、ご飯もたっぷりで見た目以上に食べごたえがあります。
妻の頼んだ五目&チーズハンバーグも一口もらいました。
濃厚なチーズとジューシーなお肉がご飯とよく合います。決して奇をてらったメニューではなく、「釜飯だけど洋食感が欲しい」というニーズにしっかり応えている印象。
子どもも自分でお椀に取り分けながら食べるというワンアクションも含めて、「温かくて美味しい!」と釜飯を堪能していました。
おだしとハンバーグが合うかというとそれはちょっと流石に無理がある感じでしたが、おだし自体がしっかりとした風味と香りが楽しめるため、子どもたちはスープ代わりにおだしだけを飲んでいました。
宅配で釜飯を頼んで気付いた3つのメリット
待たなくていい
なんで10年以上も釜飯を食べなかったんだろうかと考えると、「注文してからそれなりの時間待つ必要がある」というのも大きかったと気が付きました。釜飯の調理にはどうしても時間がかかりますから。
いろんなメニューのあるお店で自分だけ釜飯を頼むと、他のみんなが食べ終わった頃にやっと出来上がるなんてこともあるでしょう。
宅配なら待ち時間はありません。都合の良い時間に、ちょうどよく仕上がった釜飯が向こうからやって来ます。
自由にアレンジが楽しめる
今回は注文しませんでしたが、釜寅には明太子や温泉玉子などのトッピングも用意されています。もちろんそれらを付けるのも良いのですが、家にある食材や調味料で自分好みのアレンジができるのも宅配のメリットでしょう。
筆者の場合は、うなぎによく合うわさびふりかけの「しげき」をちょい足し。薬味としてワサビも付いてきますが、さらなる辛味が良いアクセントを生み出します。
ちゃんとした料理を楽しんだ満足感が高い
フードデリバリーは盛り付けが雑だったり、酷いケースだとメニューの写真と実物が違い過ぎるということもあります。その点、釜飯というか釜寅の場合ならお店で食べるのと同じものがそのまま届く感じです。
そもそも、「近所に釜飯屋さんがある」という人の方が稀でしょう。「デリバリーでいいんじゃない?」と言ってしまうと仕方なくそうするといったニュアンスが出てしまいますが、釜寅に関しては「デリバリー“が”いいんじゃない?」と言いたいところです。
回収は置いておくだけでOK
容器の回収は宅配の翌日でした。釜飯と一緒に届く回収用の袋に入れて、玄関前などに置いておけば回収してくれます。
袋はマチが大きく、お盆にのせた容器をそのまま丸っと入れることができます。容器は店舗でも洗浄するため、すすぐ程度でも問題ないとのこと。
筆者は基本的にフルリモートで在宅勤務していて、お昼を用意する気力がどんどんなくなっています。最近ではレトルトカレーばっかり食べている有様。
たまに「ちゃんとしたもの食べたいな」と思ったときに、日常の中に手軽に特別感がもたらせる宅配で釜飯という選択肢ができました。
ただ、お昼に一人で食べたときは容器を見つからないようにしておかないと、家族から「お父さんだけズルい!」と言われてしまいそうですが…。
参考リンク:釜寅公式サイト
執筆・写真:市川明徳(Sprocket)
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