Aaron Ramsey ~the man we loved~
最近水を買うどころかペットボトルに水道水入れて飲んでます。
こんちゃ!JessenotLingardです!
皆さんご存じの通りこんな名前ですが僕はグーナーです。
僕の好きなアーセナルはまさにスーパーゴールの宝庫と言ってもいいでしょう。
ノリッジ戦のウィルシャーしかり、ニューカッスル戦のベルカンプのゴールしかり、ルドゴレツ戦のエジルだったり。
クリスタルパレス戦のジルーのスコーピオンはプスカシュ賞にも選ばれました。
グーナーが選ぶベストゴール企画なんてのがあれば上記のゴールは確実にランクインするでしょう。
しかし今回僕が選んだのはそのどれでもありません。レスター戦のウェルベックのゴールでもありません。
僕が選んだのは16-17シーズンの最終節エバートン戦でラムジーが決めたゴールです。動画の2:07からのゴールです。
この年、アーセナルはCL圏外の5位でシーズンを終え長年続いたCL連続出場が途絶えてしまいました。めぼしいタイトルもFAカップしか獲得出来ていなかったアーセン・ベンゲルにとって、CL圏の確保は彼を監督の座に繋ぎ留める最後の頼みの綱でした。
しかし、それすらも逃してしまったことはアーセナルとベンゲルの別れが近付いていることを意味していました。
そして迎えた最終節のエバートン戦。リバプールが引き分け以下かつアーセナルが勝利すれば4位に浮上しCL圏に入れるという状況でした。
最終節は全試合同時刻キックオフ。
試合が進むにつれCLへの出場は厳しくなってきました。
そして迎えた後半アディショナルタイム。ラムジーのゴールが生まれます。
エリア内でエジルからのパスを受けたラムジーは反転してそのままシュート。ボールは綺麗な弧を描きゴール右隅へと決まりました。
正直、このゴールは特別凄いゴールではありません。同じラムジーのゴールでも15-16のノースロンドンダービーで決めたバックヒールでのゴールの方がスーパーゴールという観点で見れば優れています。シチュエーションで見てもエバートンとは特別なライバル関係もありません。
でも僕はこのゴールが忘れられないのです。長年アーセナルを率い、無敗優勝まで成し遂げたアーセン・ベンゲル。しかし、近年はリーグタイトルにも手が届かず限界説が囁かれていた。そしてその意見が間違いではないことを証明してしまうCL圏外でのフィニッシュ。
そんな絶望的な気分だった僕を救ったのはベンゲルが手塩にかけて育ててきたブリティッシュコアの1人であるアーロン・ラムジーのゴールでした。ラムジーがいれば来季はCLに戻れる。たった一振りでラムジーは僕に希望を与えてくれたのです。
そして1週間後。ラムジーの決勝ゴールでアーセナルは再びFAカップを制しました。