足育と靴選びのポイントvol.2
こんにちは、RYOKO(@sprittr7)です🌼
2020年、気づけばあっという間に過ぎていきました。
お孫さんへの贈り物に『靴』をプレゼントされるご家庭もあるのではないでしょうか☺️
今回も、子ども靴の選び方にも使える靴選びのポイントをお伝えします。
それでは早速いってみましょう👣
靴選びのポイント
似たような言葉が並びますが、一つ一つ見ていきましょう。
靴選びのポイント④安定性
まず安定性というのは、靴そのものの安定性です。
平らな面に置いたとき、斜めに傾く靴があります。
また、見た目は平らでも、構造的に斜めになっていて、履いた時に体が傾くものもあります。
坂の上で長時間過ごすと人の体はどうなるでしょうか??
骨格はゆがみ、三半規管にエラーが起こりやすくなると想像できます。
靴の踵がすり減っている状態も、靴の安定性は低下していて同じことが言えます。
踵がすり減った靴を履き続けるのは、控えた方がよさそうですね。
靴選びのポイント⑤支持性
支持性は、靴が人の体を支える力です。
家や車も、固い方が安心感があるし安定しますよね。
同様に、靴にも固さがあり、素材や造り方、縫製の仕方などで支持性の強さが変わります。
特に固さがほしいポイントは踵部です!
立位や歩行時、衝撃を吸収している骨は踵です。靴の踵部が柔らかいと、骨での衝撃吸収が増え、踵を痛める原因になります。靴の踵部をつまんだ時、コシがあるというか、踵部が倒れることのない固さがほしいところです。
スリッポンのようなタイプの靴は、踵部が倒れきってしまいます。
また、徐々に履き口も拡がってくるので、簡単に脱ぎ履きできるような靴は支持性が低下していることが多いです。
大きい靴を履くことでも低下します。
靴選びのポイント⑥固定性
固定性というのは、靴の中で足を固定する力です。
一番その働きをしてくれるのは調整具の部分です。
紐、マジックテープ、チャック、ダイヤルなど種類がありますが、紐での調整が足に偏った負担がかかりにくく、締め付けもゆるみにくいと思います。
靴を履く文化である海外では、3歳くらいになると蝶々結びを練習し、靴紐が一人で履けるようになるそうです。こういったことも習慣ですね。
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