コペンのレカロシートをリフレッシュ
タイトルの通りコペンのアンチエイジング・プロジェクトです。
せっかくのレカロシートも運転席の座面は経年劣化で毛玉ができて傷んでしまっていました。これをリフレッシュします。
リフレッシュしようとすると選択肢は以下のとおり。
①純正シート部品を取り寄せる
②シートカバーをかぶせる
③程度のいい中古品を購入する
意外だったのは①の純正シート部品が今でも手に入ること。ディーラーに問い合わせると今でもシートの座面と背もたれが別々に手に入るそうです。注文生産となるが今でも新品で手に入るのはびっくりです。
ただ、お値段はそれなりで、座面(クッション)だと表皮が3万円くらいでアッシーが5万5千円くらい+工賃+税金だそうで、予算オーバー。一脚分じゃなくて、クッションだけですよ!
②のシートカバーはコペン購入前から調べてはいました。見た目が明らかに変わってしまうから2脚分必要で自分の予算だと合皮しか無理そう。イマイチ。
となると選択肢は③の中古品になるんですが、どのオークションをみても運転席は程度が悪く落札価格も高い…純正品を注文しようかと思いましたが表皮交換だとウレタンが痩せていたらうまく合わないからクッションのアッシー交換を薦められて悩みまくりました。
で、結局③オークションで買いました。ただし助手席の中古品をw。
オークションでレカロの助手席は比較的程度がよくて値段もお手頃な場合が多く、自分のコペンの助手席を見ても、その通り。
奥さん曰く、乗り心地が悪いから一人乗り用の車、誰も乗らない…ということです、ハイ。これを使って運転席をリフレッシュします。
届いたシートを掃除機でホコリを落として、ウタマロクリーナーで水洗すると見違えるようにきれいになりました。
クッションをシートから取り外ししました。
単純にこれを古い運転席と交換してもいいのですが、せっかくなのでシートをもう少し調べてみます。
クッションを裏返すと表皮には6つのプラスティック製フックがついていて骨組みに固定されています。シートヒーターの配線は裏側中央から出ていて、運転席側・助手席側どちらでも取り出せます。一見すると運転席と助手席の違いは判りません。
骨を取り出すと、左右非対称になっているのが分かります。
背もたれ調整レバー廻りのカバーを逃げる・シートのスライド前進端でフロアトンネルと干渉しないように太い針金製の骨組みが変えてあります。
ということは表皮のクリップもそれに合わせて変えてありました。
(鉄板面が黒っぽいのは錆チェンジャーを塗ったためです)
これだと骨組みはオリジナルを使って、クッションの表側のみ移植した方がよさそうですね。
背もたれの分解交換は、今回は見送りました。背もたれもクッション同様、骨組みを分解できそうです。助手席用と運転席用を入れ替えようとするとシートベルトホルダーの穴をふさがないといけないです。幸い交換必要なレベルではないのでやめておきました。
逆の手順で組付けて完成です。交換後は視点が高くなりました。今までのは座面がヘタっていたんですね。
コペンに乗るときに必ず見るところなので、満足度は高いです。ますます愛着がわいてきました。
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