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定本作業日誌 —『定本版 李箱全集』のために—〈第六十五回〉

二〇二四年一二月二二日

 昨日は午後3時のM-1敗者復活戦から決勝ラウンドまでテレビに張り付いていた。楽しいことこの上なかったが、ここまで気を抜かずにみると満身創痍である。勉強にも作業にも身が入らない日が続いていたから、よい気分転換なればいいな〜と思っていたが、現実はそんなに甘くない。集中できない。

やっぱり一人暮らしをした方がいい気がする。家に人がいると気持ちがふわついてしまう。人の気配に気が散って、元々ない集中力を保つのが大変だ。
どうするのか自分。

 ところで、思い立ってnoteのサムネイルを新しくつくってみた。本投稿のサムネイルデザインを含め6作、新しいのをつくってみた。しばらくは今回のサムネイルで投稿していくつもりだ。

 この山の名前は北漢山。私がソウルで一人で登った山だ。軽く二回ほど登山ルートを外れた怖い山でもあるが、こうして美しい写真もたくさん撮れた場所。赤が映える写真だ。韓国の岩山、ちょっとだけ恋しいなあ。
 

サムネイルはアートボード削減のため二枚綴りになっている。
上がこれまで、下が今回のサムネイル。


二〇二四年一二月二三日
 私のことをよく気にかけてくれる大学時代のゼミ担教授、そしてキム先生から連絡が来た。二人ともに私は連絡を送ろう送ろうと毎日毎日、本当に思っていたのだが、そこまでのエネルギーを捻出できないままずるずると過ごしてしまっていた。先生に先にメールを送らせてしまい、両者ともにたいへん申し訳ない気持ちである。すぐに返信せねばならないのに、これもまたエネルギー捻出、捻出、捻出。文章を考えることのエネルギーはもちろん、そもそも来たメールを読むだけでもエネルギーをつかう。
 でも二人ともお世話になった親愛なる先生たち。連絡があるのは非常に嬉しく、むしろなければないで寂しい。だからグッと力を入れて返信をがんばろうと思う。提出できるものは、幸いある。
sorry teachers.


二〇二四年一二月二四日
4:30 キム先生にメール送信完了 非常識な時間に返信したことだけ謝罪はしておいた。でもエネルギーが捻出できた時に返信するしかないのです。申し訳ないです先生。

4:40 ちょっと聞きたいことがあって大学のゼミ担教授にもメールを送りつける。先生にはもうすでに返信したが、それに対する先生からの返信を待たずして夜更けの追いメールを送った。申し訳ないです。この先生とメールのやり取りをする時間はほとんど深夜だったので、これに関しては常識が麻痺しているのかもしれない。でも全集のことにもよく相談に乗っていただく有難い存在。


二〇二五年一月四日更新

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