立ち上げメンバーインタビュー:なるせ②「男性の視点から語る」
本日は昨日に引き続き、なるせへのインタビューです!
テーマは、埼玉大学支部での自身の役割や、企画したプロジェクトについて。
是非最後までお付き合いください🌟
――支部内ではどのような役割を担っていますか?
なるせ:
役職は翻訳リーダーと会計を担当しています。
他には男性の視点から語るという役割があると思う。
男性として生きてきたことや、学問的にジェンダーを研究していることを活かしたくて。
――翻訳リーダーになった理由は何だったのでしょうか。
なるせ:
VoiceUpJapanでは投稿に英語と日本語を織り混ぜることになっていて、
自分はイタリアに留学をしていたから語学力やツールの知識も比較的あったことで、翻訳リーダーになった。
――他にはなるせさんは、支部内のムードメーカーといった感じがします。
なるせ:
たしかに明るく徹してるところはあるよね。
議論が重たくなったり沈みがちになったときに、明るい話をしたりして雰囲気を変えるのは重要だと思っているよ。
――ご自身の企画した男性性についてのプロジェクトでは2つイベントを行っていますが、どのような経緯で行われたのですか?
なるせ:
入るからには男性性のイベントは絶対開きたいと思ってた。
一回目のイベントは、メンバーからの助言もあって、男性側からの視点が珍しくて面白いということと、自分の研究を広めたいということから自分が登壇する形になった。
元々ゲストを探していたのでそれを継続して、二回目では明治大学の高峰修先生をお招きし、スポーツと絡めて企画した。
お笑い、教育などのテーマも考えていたけど、自分がスポーツをやっていたこともありスポーツとジェンダーというテーマにした。
――なるせさんが登壇した第一回イベントの、内容を教えてください。
なるせ:
①なぜ自分が男性性に関心を持ったか。
②男性性と男らしさの概要。
③自分の研究内容について。
④自分の研究と社会の男性の問題がどう繋がるのか。
――男性性に興味を持ったのは、大学3年生ころだと伺いました。
なるせ:
それまではジェンダーやフェミニズムに対して、正直良いイメージは無かったかな。
男らしさが権力構造に関わるかも考えてなかった。なんならニュースや選挙、新聞もほとんど興味がなかった。
――今とは大違いですね。今ではとても知識が豊富ですが、本などもよく読まれるのですか。
なるせ:
それも大学入るまでほとんど読んだことがなくて、漫画かアニメしか見なかった。今も研究のための文献とか学術本しか読まないよ。
――男性性のプロジェクトでは、埼大生にアプローチすることはできましたか?
なるせ:
あまりいなかったかもしれない。他大学か、外部の大人が多くて、埼大生は3割くらいじゃないかな。
埼大生に届けたいという気持ちはあるけど難しいよね。
でも支部の存在がちょこちょこ広まってる話も聞く。
――学生団体とサークルや部活動、アルバイトなどの違いは感じていますか?あればその違いとは何か教えてください。
なるせ:
責任感が違うね。
まずセンシティブな内容を扱うことに対する責任感がある。
あとは自分の声をあげているということに対する責任感。アルバイトだと自分の責任というよりお店の責任になることが多いから。
社会で達成したいことがあるというのもサークルやアルバイトとの違いだね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
明日は、なるせへのインタビュー最終回です。
これからの活動や今の関心について教えてもらいました。
是非明日も見に来てくださいね✨
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Voice Up Japan 埼玉大学支部 ひかる
※インタビューは、感染対策を十分に行った上で実施しております。
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