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立ち上げメンバーインタビュー:なるせ③「研究の大事さを学んだ」

本日でなるせへのインタビュー投稿、ついに最後です!

今回のテーマは、なるせが活動から学んだことや今後についてです。
是非最後までお付き合いください✨


――自身のプロジェクトの中で特に印象的だったことや学んだことはありますか?

なるせ:
まず、プロジェクトリーダーをするのが大変だった。
イベント考えるのは好きだけど、企画や計画するのは苦手だった。
印象的だったことは、参加者が20人くらいずついて、意外と多くの人が来てくれたこと!事前アンケートでも男性性に関心を持っている人がいた。
でもそのコメントがだいたい女性だったことや、男性の参加理由も同じくらい印象的だった。
俺は男性性を相対化することに価値を置いているけど、自分の方が知ってますよとか、○○は間違ってるとか、自分の生きづらさを主張するコメントも見受けられた。
それも重要な視点なんだけど、なんか違うんじゃないかな、と思って。でもそういう人が来てくれたこと自体も成果だから、印象的だった。

――今後、支部で学んだことをどのように活かしたいと考えていますか?

なるせ:
声をあげなければ社会は変わらないと感じたから、何かしら声をあげることは続けていきたい。
元々研究から始めたことを、社会に声を出さなきゃとアウトプットし始めたけど、すればするほど研究の大事さがより明確になった。
研究の蓄積があるからこそ自分達は安心して声をあげられると思う。だからその道に進みたいなと思った。

――卒業後はどのような方面に進まれる予定ですか?

なるせ:
研究を続けて、なんでこの社会がこうなってるのかを問い詰めて明らかにしたい。どんな生き方をしたとしても、それは問うていきたい。

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――最近の関心はどのようなところにありますか?

なるせ:
自分の中のシスジェンダー男性としての意識や、自分の思う男らしさについて、不思議だなと思っている。
これから更に知りたいこととしては、声をあげる人がなんでこんなに嫌われる社会になってるんだろうというのがある。
問題に向き合うときには、誰に向けての政策なのかを追求するようにしている。家父長制を再生産したり男性社会を作ることに加担したり、そのために男性の特権を使ってないかっていう視点で見ているね。

――今後はVUJ埼玉大学支部やジェンダーの学生団体とどのように関わっていく予定ですか?

なるせ:
大学院入試を受けているから、まだわからないんだよね。埼大の大学院に行くことになったら関わりたい。VoiceUpJapanをやるとしたら埼大支部かな。
埼大でない大学院に行くとしたら、そこにある学生団体に入るなり、無かったら新しく立ち上げるなりしたい。
少なくとも学生団体との繋がりは持ちたいと思ってる。

――なるせさんがいなくなると支部に男性がいなくなりますが、新メンバー募集について思うことはありますか?

なるせ:
男性のメンバーに入ってほしいというのはあるけれど、より多様な性のあり方をもつ団体になってくれればいいかな。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
全三回でお送りしたなるせへのインタビューはいかがだったでしょうか?
男性として自らの立場を考え行動してきた、なるせの想いや活動の経緯をお伝えできていれば嬉しいです。

来週20,21,22日には、同じく立ち上げメンバーのまりこへのインタビューを投稿します😊
是非また見にいらしてくださいね🌠

最後に、♡を押していただけますと、活動の励みになります!

Voice Up Japan 埼玉大学支部 ひかる


※インタビューは、感染対策を十分に行った上で実施しております。

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