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タイに住んだら成長できた理由その1【元駐妻、現ワーママ】
駐在妻として、自分で選んだわけではなく始まったタイでの生活。
そのタイ・バンコクでの2年間を終えて、帰ってきた今思う事は、行ってよかった!に尽きます。
価値観は大きく変わり、友人は増え、家族ビザでは働けないからと始めた雑誌編集のボランティアでは想像以上に自分に返ってきたものがありました。
私がタイで得たものは何だったのでしょうか。
それを忘れたくなくて、バンコク時代の知人たちと「タイで得たもの」をテーマにオンラインディスカッションをしました。
人と話し合うと、アウトプット効果が大きく、新たな気付きも得られますね。
さらに、書き留めることで今後の糧にしたいと思います。
タイで得たもの1つ目。
「安定していない」「発展途中である」「臨機応変である」「人によって対応が違う」という 価値観や社会の仕組み。その中で変化に対応しながら生活したこと。
街がどんどん変わっていく,値段も上がっていく。政権も不安定。法律の運用も変わってはまた撤回されて。突然に祝日が設定されたり、学校が突然休みになったり。
そんな社会だからか、トラブルに対してもなんて臨機応変なタイの人々!
いかに日本が、何も考えなくても安全に生きていける社会インフラのお膳立てされたところだったのか、気付きました。
地面が平らだから、常に確認していなくても安心して歩ける。(タイでは突然鉄線が飛び出していたり、穴が空いていたり)
交通ルールが厳しいからマナーさえ守っていれば危険が少ない。(タイには大通り以外あまり信号がありません。設備任せではなく自分で判断して通行します)
売られている食材にアリがついていないか、腐っていないか点検しなくてもまず大丈夫。(タイではアリは防ぎようないですけどね)
ただ、臨機応変な対応はすごいのですが、それだけに「事前にしっかり考えて、システムや対策を準備しておく」ことはタイ社会は苦手なのでは、と感じました。この危機管理や事前準備の周到さは、地震・寒さ・台風に歴史的に悩まされてきた日本人が体得せざるを得なかったところだと思います。
毎日、天気予報を見て服装を考えるという習慣も、タイではあまり必要ありません。
(バンコクには地震がほとんど来ないため、建物の耐震は考えられていないそうです。台風もプーケットなどでは被害がありますが、バンコクではだいたい無関係です。日常的に、風が強く吹くこともあまりありません。)
もちろん、これは私個人の感じ方です。こう思わない方もいるでしょうし、当てはまらない方もたくさんいます。
そのうえで、私はタイで「社会やシステム任せでなく、自分の頭で考えないと!考えていいんだ!」と思ったことを、自分の新しい価値観として大事にしていきたいです。
ほかにも得たものたくさんあるので、続きます。