7月14日にいただいたマシュマロのお返事
とりとめもない話から。
二次創作とはいえパンデミックものの小説を書いていると、完全にライブ感覚ではなく未来からの視点、全てが終わり解決した時点の視点を持って書く必要もある訳ですが、自分が汎疫禍の只中にあると、なかなか事態の収束のビジョンが見えないものだなあと実感しています。
歴史の中で何度も疫病は発生し、それでも滅びずに人類史は紡がれてきた訳だけれども、その先例を見ることはできるのだけれども。
ハッピーエンドは作者の甲斐性、とは常々考えていることですが、作者の地力が試されるなとひしひし感じる次第。
さてマシュマロのお返事です。
2020.7.15 23:30頃にマシュマロをくださった方へ
昨夜から何度となくマシュマロのメッセージを読み返させていただいております。
ありがとうございます。
と言うか、本当にこれは自分宛に送られたマシュマロなのだろうか、こんな手放しのお褒めの言葉をいただいたのは現実だろうか、というふわふわした気持ちが昨夜から続いています。
しかし今お返事を打ちながら、確かに自分の名前は春鮫で現在進行形でパンデミックの話を連載していることを確認し、改めて平身しお礼の言葉を申し上げる次第です。ありがとうございます。
創作を続けていますと自分の文体や自分の視点に慣れてしまって、それが平凡に感じるような自家中毒に陥る事が多々……と言いますか、そういう酸欠状態が常態となってしまいます。現在のパンデミックものを含めくわまつの小説は、割と読者の方の存在、お顔は存じ上げないけれど読んでくれる人がそこにいるという実感をもらっていて、とても有り難く思っています。それでも尚、果たして面白いだろうか、自分の見える景色、自分の心地よい文章を書いた小説は独りよがりになっていないだろうか、という不安に日々侵蝕されていましたので、いただいたお言葉には、最初に読んだ時思考停止をするくらい吃驚しました。
惑いやすい人間ですので、今後も間違いなく創作の途上でよろめくことと思います。そんな時、踏みとどまれるよう、いただいたお言葉、大事にいたします。
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