自分にとっての最良の大学の見つけ方
わたしは新しい大学を探すために色々な大学を見学した。
自分は関西の大学に通っていたから、関西の"有名"と言われている美大にも見学に行った。
自分が映画美術のために、やりたいこととその大学でやれることをリストアップした。
大きな美大には色々な学科があった、
映像学科、
舞台学科、
美術学科、
建築学科、
ファッションデザイン学科、
etc.
どれが映画美術に必要なのか?
. . .全て必要だ。
私は迷ってしまった。
なぜならどの学科にも映画美術に必要なことを学べるから。
一番近いと思われる、映像学科に行き、
担当の教授の方にお話を聞く。
編入できるかどうか。単位やカリキュラムはどうなっているのか、映画美術に通ずるものを学べるのか、など。沢山話を聞いた。
そして、北海道に帰省した時、ある大学へ試しに見学に行った。
そこは、芸術学科。
そしてそこでは、
舞台芸術、服飾、メディアデザイン、インテリア•建築、美術の5つの分野に分かれていて、どの授業も受けられるし、単位に換算される学科だった。
ここだ!と思った。
1つに特化しない
=幅広く知識、技術を学べる!
あとから考えれば、
芸術を2年しか学ばない自分と、4年間学んでいる学生がいれば、到底4年学んでいる学生には美術の絵を描く量や実力には絶対に叶わない。
でも様々な分野を広く知ることで、
そのいくつかの分野を掛け合わせたり、応用することで新たな美術や芸術が出来るかもしれない。
そして、いままで2年間で培った、
国際的な知識や文化、語学、環境問題など何かを組み込むことができるかもしれない。
わたしはその大学へ編入することを決めた。
人とは違うバックグラウンドを活用できること。
同じフィールドではなく、新しいアプローチの仕方で戦えること。
そしてなにより、
自分の心がこれだ!と揺さぶられること
これが私にとっての最良の大学の見つけ方だった