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HSPさん:仕事のミスで落ち込んだ時の対処法。

こんにちは。6月、疲れも出やすい時期ですがいかがおすごしですか。この時期は祝日や行事が少なく日々淡々と過ぎていくので、本来ならリズムを作りやすい時期。日常に目を向けられる今だからこそ、日々仕事をしている時の「幸せ度の底上げ」について考えたいと思います。

私の場合、職場(学校)での幸せ度を左右するのは、周りの先生や生徒たちと温かいコミュニケーションが取れているかどうかです。HSPは気遣い上手ですし空気を読んでさっと先回りするのも得意なので、なんとなく周りとうまくいく人が多いように思います。しかし、何かしら「苦手」にぶつかってしまうと一気に幸せ度が落ちてしまうのもHSPさんの特徴かと。例えば、同僚の先生にきつい言い方をされたとか、生徒に嫌なことを言われた、保護者からクレームを受けたなど。こんなことがあったら帰宅後もモヤモヤ、ぐるぐる考えてしまいます。でもいろんな方がいてこその学校。いちいち落ち込んでしまうと何より自分がしんどいですよね。

日々の小さなことで気持ちがブレブレにならないために、私がやっていることを紹介します。

①その日の良かったことを挙げてみる。ヒントは鳥の目線!

たとえ、とっても嫌なことがあった日でも、俯瞰すると良いことも起きているはずです。「うまくいった授業があった」「採点がすばやく終わって余裕があった」。もっと小さなことでもOKです。朝家を出た時、空が綺麗だった。給食が好きなメニューだった。帰ってきた時部屋がいつもより部屋が片付いていて気持ちよかった。いつもあまり話さない先生が世間話をしてくれた。・・・

悪いことがあっても必ず一日のうちには良いこともある、というのは「鳥の目線」で考えるとわかります。自分を俯瞰的に捉える視点は余裕がないとなくなりがちですが、帰宅後、日記を書いて今日の自分を振り返るというのは自分俯瞰に良い方法です。私はシンプルに、「今日の良かったこと」を3つ書き出すことを習慣にしています。そうすると、嫌なこともあったけど、今日も良い日だったな、と少し良い気分で眠りに付くことができます。

②切り替えの儀式を用意しておく。

仕事で何かミスが起きた時は、自分や相手に焦点を合わせすぎないほうが気持ちの処理がうまくいきます。ミスの原因を認識し、もう同じことが起きないようにするにはどうしたらよいかを考えたらその事は終わりです。(もちろん関係者に謝罪も。)落ち込んでも仕事上はだれも得しません。

とはいえ、HSPさんはショックを受けやすいですし落ち込むのは事実なので、覚えるべきは切り替えの技です。前回紹介した齋藤孝さんの本には、落ち込むようなことがあった時、「受難(頭を下げる。今は受難の時なのだ・・と受け入れる)・・・→情熱!(頭を上げる。この受難を前向きにいかしていこうと決意する)」という儀式を行うことで切り替えをする方法が載っていました。この儀式、お手軽ですが気分を変えるのにとても良いように思います。

とってもショックが大きくて激しく落ち込んだ時用の儀式も用意しておくといいです。私の同僚は、疲れた時は帰宅途中のコンビニで爆買いすると言っていました。私は「リフレッシュ法」のところでも書きましたが、ひたすら占星術の世界に浸ります!

③長期的なゴールを設定する。

昨今話題になっているGRIT(やり抜く力)の研究者が言うには、大きなことを達成するためには「具体的で長期的なゴールを設定すること」が欠かせないそうです。「自分が今、何に向かって力を注ぐべきなのか」が明確なら、今日嫌な思いをさせられた人にイライラしている場合ではないと気持ちを切り替えやすくなります。自分の達成すべきミッションがまだよくわからないという人は(個人的には30代くらいまではわからなくて当然だと思っていますが)以前紹介した『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』(八木仁平さん著)をおすすめします。

でも、あまり焦らなくても良いかなとも思います。自分のミッションがわかるのは、自分の経験でも、色々な人の伝記などを読んでいても、40歳前後かなという感じがします。長期的なゴールがカチッと設定されると、気持ちが多少のことではブレなくなり、格段に気持ちが楽になります。(私の場合は占星術もおおいに背中を押してくれました)

④「ちょっと抜けてる幸せそうな人」のマネをする。

私の周りの、人生のミッションを明確に認識して謳歌してるなあと感じる人は、たいていちょっと抜けています(笑)。大きなゴールのほうにフォーカスしているので、それとあまり関係のない些細なことには気が回らないという感じです。逆に些細なことに敏感に反応しているということは、まだ視野が広がっていないということです。見えていないものは目指せないので、いつまでも同じところをぐるぐるすることになります。遠くにある大きなゴールに向かって歩んでいる人は、月の軌道のように自分のペースで淡々と動くことができます。何があっても動じない人、先輩にいませんか?

私も人生のミッションがまったくつかめていなかった頃は小さなミスでものすごく落ち込んでいました。しかし、やりたいことがはっきりしてきた今、苦手な人に嫌な言い方をされてもそれほど刺さらないようになりました。私の歩みたい人生に、この事はあまり関係ないと思えるからです。目標は、いつも笑っているおばちゃんです。

ということで、落ち込みやすい人におすすめの対処法でした。

①日記を書いて自分を俯瞰=その日の良かったことを思い出してから寝る。②気持ちを切り替えるための儀式を用意しておく。③長期的ゴール=ミッションを持つ。④幸せそうな人を観察して所作を真似する。

だれかのお役に立てたら嬉しいです。6月がんばりましょう!では!

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