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CYMA M24 SWS(CM.702)エアガン れびゅびゅびゅびゅびゅ スナイパーライフル

 

箱説なし中古で入手
S&TからもM24は販売されているがCYMAはスリングが最初からついていて、S&Tはついていないのが見分けやすいポイント

スコープとハリスバイポッドはよくわからない実質ノーブランド
マウントリングはマルイを取り付けている 最初からついているわけではないがマウントベースは最初から排莢口を抉られているリアルな神マウント
ただしウィーバーレールの為レール間隔の互換性はない

CYMA M24(CM702)
エアコッキング ボルトアクション
おすすめ度
70/100(加工能力あり前提)


このテキストデータの作成意義

  1. CYMAが作ったボルトアクション

  2. 中身はマルイ要素が無いAPS2コピー

  3. とはいえAPS2は所持しておらず比較できない

  4. ぶっといピストルグリップは握り込むのではなく親指をボルトを押すようにすると意外と手になじむ

試験環境

屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3


数値関連

初速

[89.26][89.54][88.91][89.17][88.78]
まぁCYMA…それも図った後でわかったことだが特殊なパーツが多いことを考えるとなかなか安定しているとは思う数値

気密取り直し(後述するがパーツ変更が実質不可)
[88.88][88.78][88.91][89.10][88.70]
大幅安定した代わりに初速は下がった
スプリングガイドにシーリングテープを張って消音したり、インナーバレルをコンパウンドで徹底的に磨き上げたことで内径が広がった可能性は大きい

音量

弾有り
95.8db
96.4db
弾無し
95.2db
94.8db
非常に珍しい弾がある方が発砲音が上がるタイプ


実銃の簡単な解説とか

レミントンM700系列の改良型
米陸軍採用
M24SWS(Sniper Weapon System)
狙撃銃は様々なパーツや要因や外部装備により運用されるため
「M24」という物はスナイパーライフルそのものではなくそれらを行うすべての装備であるという感じらしい
具体的にはスコープとバイポッドやクリーニングキットやガンケースやスリングまで含める
改良と使用弾薬の多様化により.300ウィンチェスターマグナムや.338ラプアマグナムを使用出来たり
先日投稿したL96のストックをM700系用にしたものであるAICSを使用したり
MSRのM24モデルであるXM2010(これも過去にお出しした)を採用したりといろいろしていたが結局海兵隊と一緒に珍しく仲良くBarrett MRADを採用予定としている
米軍以外にも対外有償軍事援助されており自衛隊も対人狙撃銃の名で7.62x51mmNATOモデルを採用している

因みに海兵隊はM40を採用しており同じM700の改良モデルであるが見た目は(初期型辺りは)似ているが運用思想が全く違い

陸軍は命中精度と扱いやすさを重視しているので耐久性は民間用M700とほとんど変わらない
海兵隊は命中精度も重視はするが何よりまず先遣隊なので支援や予備が少ないのでとにかく耐久性を重視する
これによりイメージでは海兵隊の方が精度を重視する感じはあるが実際はM24の方が精度は多少は良い 半面耐久性では圧倒的にM40でそう考えるとカタログスペック的にはM40の方が多少有利といった感じ
扱いやすさとかは知らね

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所感

加工後はとても良い銃になりました まる
加工前?糞って程じゃないけど駄目だね

同じM700系モチーフであるVSR10プロスナとの比較では割と似ているものの多少長くなっている インナーバレルが486mmでありVSRの430mmよりも圧倒的に長い
ストックは最短ではVSRよりも短い

マルイのマウントリングとよくわからない中華製のスコープ
ズームスコープだがズームすると着弾点がレティクルから左にズレるという安物第二焦点方式の悪いところが大きく出ているため実際は4倍固定として使っている 3倍にする分にはあまり影響は出ない(正確には像が小さくなっているので右へのずれが視認し辛くなっている)5倍にすると着弾が左にズレるのが良くわかる

こちらもノーブランドのハリス式バイポッド
ハリス式は構造が複雑な割に人気がある為か大量生産して安価に販売されることが多い
実際このバイポッドもアマゾンで2000円くらいだったはず
数年前何故か滅茶苦茶非難されてたスコープと一緒にクソダサ銃の要素扱いされるが実際は民間ではAR15などにつけたりすることも多いのでむしろ日本のエアガン界隈が実銃に追いつけていないのだ
というか実銃の実用性とエアソフトの実用性の違いかなぁ…

マルイVSRと違いスリングスイベルとバイポッド用のスイベルスタッドが別で用意されているのは非常にありがたい…がスイベルスタッドは銃身を固定するためのネジでもあるので分解時には外す必要があり非常に面倒くさい

マズルフェイスまでインナーバレルが近づいている
内部にはインナーバレル固定用のバレルスペーサーが存在していないがとりあえずかなりきつめの設定なのかぐらつきは殆どない

マガズィン(イチロー語)

マガジンは後ろはダミーとなっている
前のAPSタイプの方が本物
非常に管理しやすいマガジンでありVSRよりも扱いやすいがグローブなどを使う場合はVSRのボタンの方が良い(ただしラージ化は必須)


見ての通りマガジンリップが包まれており包け…包まれている

押し込むことでマガジンリップを出すことが出来る
マガジンリップという弱点の保護と排出時にテンションになってくれるなど非常にありがたい存在である

分解

シリンダー

シリンダーはおそらくアルミ製
鉄でなくていいからせめてVSRの様に真鍮にしてほしかった
長さも全然違う しかも割と強めのスプリングと割とすぐ歪みそうでなぁ…

青い奴はVSR用の物で比較でおいている
友人に渡したVSRに入っていたもので正直あまりよくなかった
東海地方は0.2g限定の場所が多く他地方と違い0.25gや0.28gの精度の議論とかは無関係なのだ
実際某狙撃系ユーチューバーなどは0.25g以下限定の場所は頼まれても行かないと明言するほど遠距離に厳しい…とはいえ30mならあまり関係ないので30mセッティングを前提にするなら問題ないです

閑話休題っつーか閑話の方が長かったけど VSR用ピストンもガイドも入るは入るし直径はぴったりだがスプリングが大きくゆがんでコッキング不可…そこからシリンダー自体が破損という結果になるので使わない方が賢明

VSRのボルトハンドル自体は取り付けできるが取り付けできるだけで閉鎖ポジションまで持っていけない ただしその部分が一切触らない横から見ると90度の位置にハンドルの基部がある上細くて長いタイプならいけるかもしれないが確証はない
エンドキャップも取り付け出来るが、ハンドルを回すと一緒に回転しだすのでこれも使えないことを前提とした方が良い

VSR ONEの大型ハンドルキャップは取り付け可能…だが頭の部分が若干小さく、くびれの部分が細すぎて取り付けできるがグラグラする…

のでビニールテープを巻き付けて対処これにより取り付けが出来た木工ボンド辺りを満たして固まったら塗装の方が確実かもしれない


シリンダー
内径 22mm
ピストン
内径 22mm
外径 13mm
全長 123mm
内長 115mm
スプリングガイド
全長 99mm
太さ 7mm
スプリング
内径 8mm
外径 10mm




トリガーボックス


ここからカスタム

トリガーにゴムを張り付け高さを調整
金属やプラではなくゴムを貼ったのはセーフティを掛けた時潰れて掛けれるようにする為

あと不要なトリガーストップ(シリンダーが動いてる時に掛かるセーフティ)を取り外した
これによりストレートプルボルトのように扱うことも出来る
トリガー側のスプリングも外すことで非常にフェザーライトなトリガーになった
安全性はセーフティで担保

バレル、チャンバー

マグウェルを外すとアウターバレルが普通に取り外せるようになる
VSRみたいに上もやる必要性はない

見たこともない構造の一体型チャンバーからスイと出た

一体型チャンバーに不可欠なガイドはこの半透明の部品についている
パッキン自体には耳が無い

VSRパッキンとの比較 非常に酷似

通常のVSR用とサイズは似ているが使用は不可能
まぁ軽くパッキン側を加工すれば付く

インナーバレル長 486mm

写真は撮ってないが徹底的にインナーバレルをポリッシャーで7回くらい磨いた
だいぶ内径は広がったと思われるがピッカピカに磨き上げた
磨いた後はシリコンスプレーをティッシュにしみこませて軽く掃除をこれも5回くらいはやらないと金属粉が溜まっている


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郭公
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