【解説】マルイ MEUピストルを分解 組み立てしてみよう【組立編】
↑分解編
前文
分解に技能や知識は不要です
何故ならば分解なんて順番と場所さえあってればテキトーにできるからです
ですが組み立てはテキトーではできません
軍事用語としての「適当」にやる必要があります
つまり完璧にやる必要がある
ぶっちゃけ 分解はぶっ壊れてもとりあえずはずせりゃ良いやっていう奴です
ですが組み立ては逆です 壊れちゃ意味がない
行きはよいよい帰りは恐いだの航空機は離陸より着陸の方が難しいだの
大体そんな感じです
なのでちゃんとやりましょうね
というかこの記事ここの行以外全部去年中に書いてるんだけど飛行機事故あったんだけど… それだけじゃなくて元日には地震まで…
コワー…
因みになんでほぼ完璧という意味とかちょうどよいとかそういう意味の適当が段々とどうでもよい感じとかのほぼ真逆の意味になっていったかには様々な説がありますね
下士官が「準備は順調か?」と聞いて兵士が忘れてたとかそんな感じだったのを「適当であります」と言い返してそれが俗語になってしまった説が一番好き
スライド組み立て
シリンダー組み立て
シリンダーを手に取ります
内部を見ると当たり前ですが穴が開いてます
そしてよく見えませんがD型になっているのもわかります
そしてこのシリンダーバルブを入れます
入れるのはスプリング側から入れます
軽く調整しつつぐっと押し込むと入ります
先ほど言ったD型の壁はこいつのためにあります
上のネジ山もしっかり見ておきましょうね
入れる方向はこっちです
Dの平が後ろから見て左
ネジ穴は上
壁は後ろ側ですね
ぐーっと調整しつつ押し込んでOK
摩擦が強いので押し続けないといけないわけではないのでネジを占めましょう
ねじを締めて完成
ピストン組み立て
とりあえず裏から処理しましょう
この謎パーツ ピストンパーツを取り付けます
Yリングとヘッドを取り付け
ねじを締めます
まず後ろからこのように上に向けてシリンダーを入れます
こうやって見るとモスラの幼虫に見えてきますね
モスラの幼虫を押し下げて殻軽くバックオーライで一応完成です
スプリング乗せるところ写真撮るの忘れてましたので分解前画像でお茶を濁しましょう
ちゃんと溝まで入れるんですよ
リアサイト取り付け
リアサイトはまずここで押し込みます
横から見るとかなり立ち上がってます
そして後ろの方の縦板を押し込めて
狂っと回転させて
これで見覚えある感じに
あとは普通にスライドして
これで良し
裏から見るとあれまーって感じですね
結構知恵の輪見たいな…
スライド ピストン取り付け
後ろから合わせて入れます
写真の都合上かなり横にしてますが実際の取り付けはスプリングが落ちないように シリンダーが動かないようにピストンの水平を取ってピストンを中心にスライドを動かす要領で取り付けます
取り付けたら最後軽く押し
左右とピストン側の三方向から押さえつけるとカチッという音がします
やけに段差が大きく その上引っ掛かりを感じるならスプリングが外れてる可能性があります
カチッといったらとりあえずシリンダーを引っ張って
シリンダーがピストン側に戻るかを確認します
ファイアリングピンストップをはめて
ファイアリングピンストップは押し込むよりも
ネジで一気に締め込みます
押し込むと割と斜めになりやすいですがネジの締め込みと同時にやるとまっすぐ付きます
スライドレール取付
スライドレールの取り付けは珍しく外すより取り付けの方が簡単です
とりあえず改めてこっちが正しい位置だと覚えてください
そして後ろの薄い方から差し込んで
ちょっと押すだけでもう取り付け
あとはねじを締めるだけです
バレルユニット組み立て
パッキンとインナーバレルの取り付けです
下から見ると口の部分が軽く突起になってるのが分かります
あとホップ用の分厚い部分が奥に見えますね
あと下の部分はこの線があります
インナーバレルも下はこんな感じ
それで口の突起をここにつけるわけです
ほいっと取り付けです
下の部分はこうなるわけです
パッキンの突起とチャンバーの穴を合わせます
ホップダイヤルを取り付け(実際は取り外し忘れたんですが)
ホップが一番緩い部分を上に追いやります
そしてホップレバー(ホップアーム)を取り付けるんですがちゃんとこのアームの部分を確認して
パッキンに引っかかる部分も確認してから
取り付けます
あとは閉じて
ネジをまわしてこれでインナーバレルはヨシ
アウターバレルにインナーバレルを差し込み
この部分で引っ掛かったら
軽くねじるように押して
すとんと行きます
メタルバレルだとこれがつらいのよ
スライド組み立て最終段階
バレルブッシングをバレルにつけつつスライドに前から挿し込みます
ブッシングはこの角度で挿入
この一になったら指でバレルブッシングを動かします
鳴れてないなら専用のバレルブッシングツールを使いましょうね
大体こんな感じでOKです
写真撮る順番間違えてバレルユニットが刺さってませんがとりあえずスプリングの三つを組みます
大体こんな注射器みたいな感じで持って
入れます
平らな部分が下になるように入れるんですがちょっと難しいですね
大体こんな感じで
入りました
親指を放してスプリングガイドにチャンバーのガイドを挿入します
あとは指を放すとほぼOKです
楽な方がいいならリコイルプラグ(前部分)だけ先に入れてスプリングとガイドを後から入れるのもありです
この部分はブッシングの角度が良くても摩擦で動かないのでブッシングを調整しつつ押し込みます
スライドとプラグの低い部分が面一になってればOKです
フロントサイト取り付け
あり溝に差し込んで押すだけです
ねっ簡単でしょう?
分解時にも書きましたが
ここが緩くなった場合は木工用ボンドで接着(完全に接着しないので外そうと思えば外せる)
あるいは瞬間接着剤を薄く塗って「乾燥してから」取り付けるかをしてください
完全に接着するのはやめた方がいいです
リアサイトが固定な以上左右の精度を決めるのはフロントサイトなんで…
スライド組み立て完了
フレーム組み立て
トリガー組み立て
まずダミー調正ネジを入れましょう
ダミー調正ネジを入れたら押し込んでバネピンを差し込むだけ!
面倒なら付けなくてもいいよ! まったく関係ないパーツだから
トリガーバーを取り付けましょう
トリガーバーは多少外側に向かってテンションがかかってます
なのでぴったりとくっつけてから
トリガーに挿入
バネピンを叩き入れて…もちろんトリガーバーが曲がらないように注意
バネピンが左右からはみ出てないのを確認して完成です
トリガーバーには上下があるのはちゃんと覚えましょう
トリガーバーとマガジンキャッチ組付け
フレームのトリガーバーの部分 よく見るとレールがあります
これに合わせてトリガーを入れます
上下はちゃんと覚えましょうねと言ったのはこの時迷わないようにするためですな
正解は台形の小さい方が上
広い方が下です
完全に押し込みます
この個体は塗装してあるので多少動きが渋いですがトリガー自体に問題はないです
横からみた図
マガジンキャッチを組み立てましょう
マガジンキャッチにスプリングとロックを入れます
入れたらマイナスドライバーで押し込みます
この状態ですね
ぶっちゃけ賢い人なら完全分解でもこれはこのままでいいのでは?と分かりますよね
分解時と逆手順
入れるときはこの向きで
引っ掛かったら180度回転
この一になって押し込む
押し込んだ
押し込んだらマイナスドライバーでロックを解除
ハンマー組み立て
ハンマーの組み立てをします
ストラットの前後を確認して取り付けます
ピンも指で押し込める程度の硬さです
ハンマースリーブは画像でも確認しづらく目でもわかりづらく手で触るとわかる程度の段差があります
一応目の錯覚程度に膨らんでる部分 錯覚ではなく膨らんでます
膨らんでる側をこっち側にして
細い側を差し込みます
こんな感じですね
シャシー組み立て
まずシャシーにノッカートーションを取り付けます
穴の位置に注意しつつ
下の溝に取り付けるようにします
シアスリーブを取り付けます
段差がある方を取り付けます
こいつは段差が見やすいからいいですね
これでノッカートーションの固定も出来ました
ではバルブノッカーを取り付けましょう
こっちが裏です
固定用の突起とトーションの取り付けができる位置を覚えましょう
まずはノッカートーションを挿入します
そしてノッカートーションのテンションに負けないように上にスライドさせて取り付けます
こうしてしまえば簡単には抜けないので安心です
そして全段階で組み立てたハンマーを取り付けます
こうやって取り付けたら次はシアです
シアはかぎ状になってる部分がハンマーに引っかかる側
段差になってるのがディスコネクタを通じトリガーの動きが伝わる側です
ちょっとずつずらしながら丁寧に組み込みます
大体こんな感じで取り付けられると思います
あとはカバーを付けて
ねじを締めて
ノッカーロックを取り付けます
ノッカーロックはまず斜めに入れて殻
さっと平面にします
そしてシアを抑えながらハンマーを寝かせます(フリントロックや火縄銃などのマスケットの時代からの慣習で垂直方向でもハンマーが落ちた状態を寝かせると言います)
ハンマーを寝かせつつ軽く斜めにして振りながらロックを上にやります
これでのっかーろっくがロック状態です
この状態ならノッカーロックスプリングも飛ばずに済みます
ディスコネクタも取り付けましょう
もちろんノッカーロックスプリングには注意しましょう
ディスコネクタは大体こんな感じで取り付けます
ハンマーが寝ている状態では結構下めになります
シャシーをフレームに組付け
ノッカーロックとディスコネクタを抑えつつフレームに挿入
ノッカーロックにはガイド用の切り欠きがあるのでそれを参考にしてください
因みにこの後スプリングが飛びました
すぐ見つけれたからいいんですが…
トリガーバー ディスコネクタ ハンマーストラットの位置を調整して
駄目だったらまた上下に動かします
これで良しもうハンマーを起こしてもほぼ大丈夫です
ピンを差し込みます
ピンを差し込むことでディスコネクタの固定もされます
そうしたらねじを締めましょう
まずフレーム内部
側面…これで良し
スプリングハウジング組み立て
ランヤードリングを入れて
ねじを締めて
ハンマースプリングとプランジャーを入れます
はい便利ですねピンポンチ
押さえつけます(叩くんじゃなくて押さえつけです)
押さえつけてる間にハウジングピンを挿入!
固定確認ヨシ!
シアスプリング取り付け
まずハンマーストラットをこうやって後ろにやりつつ
シアスプリングを置きます
右(写真では奥)がディスコネクタに
ディスコネクタを介してトリガーのテンションにもなります
真ん中はシアに引っかかります
左(写真では手前)はグリップセーフティのテンションです
確りちゃんと位置を確認したら下の方もしっかり溝に入れます
完全には入らない程度にハウジングを入れて固定しておきましょう
プランジャーハウジングも取り付けておきましょう
まぁ後々失敗したんですが
グリップセーフティなど
さてお待ちかねグリップセーフティ
大体この角度から挿入
そして位置決め状態になったらスプリングハウジングを一気にぶち込む
ハンマーストラットとプランジャーを合わせましょう
そしてピンをぶち込む
これで良し
サムセーフティ組付け
グリップセーフティの位置をしっかりと合わせつつまず右面のサムセーフティの取り付け
ピンの固定具との組み合わせは下から入れてもいいし
上から溝の広い部分に合わせてもいいです
ちゃんと跳ね上がった状態にしておきましょう
あっハンマーが起きているのを確認しましょうね
ちゃんと跳ね上げておきましょう
サムセーフティ本体を挿入!
プランジャーが邪魔!
やっぱりプランジャーは後で付ける!
まずサムセーフティをしっかり取り付けてから
プランジャーを取り付け
サムセーフティをオフ!
グリップパネル取り付け
まずグリップパネルは真ん中から
斜めに入れてから
大体この位置にしておいて調整していきましょう
グリップパネルの左右の全部はこういう風に真ん中部分との組付け溝があります
真ん中パネルを動かしつつ取り付け
ねじを締めましょう
こっち側も同じです
取り付けてねじを締める
フレーム組み立て完了
スライド フレーム組付け
スライドの後部とシャシーのレールを合わせて後ろへ…
大体ノッカーロックとディスコネクタで引っ掛かるので
ノッカーロックとディスコネクタを押し込み
後ろまでひく
そして最終段階
スライドの溝とスライドストップの取り付け部を合わせて
スライドストップ挿入!
カチッというまで押し込んで
スライドが戻れば完成です
念のためサムセーフティを動作させましょう
セーフティ解除
一応銃口の先に壊したくないものがないかを確認して
トリガーを引きましょう
エアガンと言えど
例えマガジンが入ってなかろうとトリガー管理できない奴はトイガンだろうと触る資格はありません
ファスガンなどのビームでも同じです
全行程完了!
はい、これで組み立てが終わりました
これで皆さんもMEU系列(ぶっちゃけマルイガバコピー)はこれで組み立てができるようになりました
良かったですね
また分解する気かい?