SIG SAUER PRO FORCE MPX 電動ガン レビュー
2024年3月17日 日曜日
中部ガンマーケットが名古屋市熱田区白鳥ホールにて開催された
そこのライラクスブースの5000円くじにてとある事件が起きた
2等当選である
それで手に入れたのがこちら MPXである
他はBCMの奴だった記憶がある
ストックを伸ばしたら変なゴム玉が落ちてきた
多分QDホールに置いて傷防止用だと思われる
SIG SAUER PRO FORCE MPX
電動ガン
おすすめ度
70/100
特にバッテリー回りと精度が微妙過ぎる
このテキストデータの作成意義
SIG SAUERのエアガン部門が出した奴
ある意味実質実銃製造は台湾でメカボックスが公称でVFC ver2と言っているのでほぼ間違いなくVFC製
リアルサイズではなくメカボ分少し長くなっている…程度でめちゃくちゃリアル
試験環境
屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3
数値関連
初速
[84.86][84.41][84.60][84.37][84.55]
最大85.53 最小83.60
この5発はそこそこきれいだが84代の上から下へを行ったり来たりを繰り返してそこそこの割合で83と85があると安定しているというほど感じなかった
もうすこし83と85代の割合が低ければ上下差1m/s以下!素晴らしい!と言えたが2m/s近いのは割と普段からなので 悪いほどではないが優秀とは言えない程度
微妙というよりは良いより 3.75/5くらいの感じ
射速
[663.2][663.2]
全く同じ数値が2回連続で出た
まさかと思ってもう一回図っても663.2
すげえ!
実銃の簡単な解説とか
SIG SAUER(アメリカ法人)が開発したサブマシンガン
第二世代以降はコンバージョンで9x19mmと.357SIG .40S&Wを使用できるようになっている
サブマシンガンとしての大きな特徴はクローズボルト式でガス圧利用式ショートストロークピストンを採用していること
この方式は基本的にライフルが使うような方式でありサブマシンガンは普通ならクローズドボルトでも反動利用式が多いが本銃はバリエーション展開を見込んでいたためこの方式を採用している
普通アサルトライフルからサブマシンガンを開発することはあれど本銃は元からバリエーション展開を予定してはいたが本銃…つまりサブマシンガンをベースとして他のモデルが開発されたという経緯がある
つまりMPXというサブマシンガンを拡張してMCXというライフルモデルが開発されたというのは他のアサルトライフルとサブマシンガンの関係からすると大きな特徴といえる
本銃は恐らくMP5の後釜狙いがある程度あったと思われる
そしてこの銃は基本的にAR15系列の操作性を流用しており法執行機関ならM16 M4系列を扱っていれば操作に手間取らないという長所があった
ジョンウィック3でもジョンがTTIカスタムを使用していた
あと鋳造所の手下が使用していた
ホテル襲撃部隊はMP5コピーなので違う
余談 SIG SAUERについて
SIG SAUERという企業は割と2007年まで存在しなかった
あれ?P220とかは?と思われるだろうがここが面白いところで
SIG SAUERはブランド名なのだ
ご存じの通りスイスのSIG(シグ)とドイツのSauer&Sohn(ザウアー ウント ゾーン)という企業がある
そしてSIGの米国法人がSIG ARMSである
その二つの会社が合同で制作したのがSIG SAUERというブランドなのだがなぜか吸収しただの合併しただのと勘違いされる 一時期傘下には入ったが
2000年に事業を減らすためにSIGはSIG ARMSなどを売却 ドイツ人に買収された
そしてそのドイツ人が作った会社がスイスアームズである
その為現在SIGでは一切銃器を作っていないがSIG 及びSIG SAUERのブランド名はSAUER&SOHNとスイスアームズに引き継がれた
そしてSIG ARMSが改名してSIG SAUERになったわけだ
因みにスイスアームズは親会社として残っている
ここもちょっと勘違いされやすいポイント
かなり駆け足での解説なのでなんか勘違いとかされそうな表現があるかも
あとSAUERの読み方だが本来はザウアーである
だが英語表記ではサワーとなる
ザウエル サウエルは古語表現で一応間違いではないが日本以外で現在使われることはほぼない
シグサワーが好きすぎてそういうペンネームを付けたのがキノの旅シリーズで有名な時雨沢恵一である
所感
流石SIG公式だ ちょっと長い以外は完璧だぜ!
サイトピクチャはサイトがついてないので割愛
一応サイトつけて精度を測ってみたが…微妙…いや悪いにちょっと片足突っ込んでる感じ
しかもどれだけ調整してもやけに右へのフライヤーが出てくる
そのため写真を撮り忘れたのでこの欄で言うが(いつもは修正は下部欄)
インナーバレルの清掃とチャンバーパッキンの清掃
インナーバレルにマスキングテープで中心出しを施した
アルミでないのはインナーバレル外径とアウターバレル内径があまりにも差があり過ぎたためアルミテープよりマスキングテープの厚さと弾力に頼った方がいいと感じたためである
実際その作業を行うことで8mで最大誤差15cm(計ってみるとかなりくそ悪い 4cm圏内がちらほらある程度)から一気に5cmに狭まった つまりこれでも数発に一回は4cmの的を外すという訳だがやらないよりは圧倒的にマシになったわけだ
因みにフライヤーの原因はインナーバレル内部にやけに右側ばかりに汚れがついていたためそのためややホップが右側にかかったと予想される
説明書
全部英語でわがんね
…いやライラさあ…和訳付けろよって感じがある
近影
刻印は細かい
刻印なしのもあるらしいから気を付けよう
とはいえ本品はフル刻印だと思われる
多分本品は9mm再現だが銃自体はマルチキャリバーになっているのでgen2以降だと推察できる
SIGSAUER INC いわゆるSIGのアメリカ法人だ 詳細は前述
ニューイントンはイギリスにもあるがこちらはアメリカ ニューハンプシャー州ロッキンガム郡の町の方
セレクターのピクチャは割とオリジナル感がある
ストック
レバーは二段階ある 二段階とも押して
テレスコピックができる
折りたたむときは上に持ち上げながら曲げる
ストックは20mmレールで固定されている
いわゆるM1913だとかピカティニーストックと呼ばれる奴だ
ストックの固定山は可動側
これならハンドガンとして米国でも持てるね!やったね たえちゃん!
ちょっと薄めの構えとかにしたいなら軽く下げることもできる
一段下げるとちょっと印象が変わる
別メーカー製のM4ストックパイプアダプターを装備
ダブルイーグルのSIGタイプストックならそこまでデザイン的に違和感はない
因みにM4ストックに換えるときに気づいた
これQDスリングホールだ
ほらついた
一応M1913アダプターを付けたスコピMODMにSIGストックを付ける
デザイン的にも使い心地も良いのだがSIGSAUERの刻印が意外と主張してきてSIGじゃなくてCZだよダラズ!って感じがして悲しい気分になる
見ての通り折りたたみ部分は干渉しない
ほんま惜しい 刻印のない社外品ストックを買うことを決意した
当たり前の如くフォアグリップを後ろにつけれる
頬付けはできるのでハンドガンのまま三転保持ができるので結構安定する
チャージングハンドル
チャージングハンドルは独特な感覚
中にバネが入ってないのか途中まではロック以外の抵抗がなくいきなり抵抗が重くなる
そしてようやく動く 動くと同時にカバーが外れる
ドラムチャンバーは開口部が狭すぎてちょっと操作しづらい
左右にあるリリースレバーを操作すれば前進する
ハンドガードとかバッテリーとか
フロントピンを引き抜くとハンドガードが外れる
途中まで抜くだけにしておかないとアッパーレシーバーも外れそうになるので注意
前方配線だからあんまり分解したくないので中身は割愛
結構初回は力強く引き抜く必要があるが二回目からは多少力が要る程度で済んだ
ヒューズがついているがヒューズを完全に覆っている
ちょっとこれくそすぎんか?何のためのヒューズや
切れたらすぐ交換できないとダメだろ
バッテリーの入れ方
バッテリーの入れ方が面倒すぎる
とりあえずこういう薄くてストックインのちょっと短めで薄めの奴なら簡単
Gフォースのストックインの奴だ
ハンドガード横に入れて
こうなったらコードを無理やり隠して
こうなる
でも動いて外に出る可能性があるので非推奨
紹介してるけど非推奨
やっぱこれでしょ PEQの呪い
前方配線といえばPEQの呪い
元々軍や警察とかの政府機関用の銃なので似合うは似合う
M-LOKレールを介せば
横づけでもできる
ぶっちゃけ見た目ならこちらの方がかっこいい
フォアグリップは必要になるがこれはこれでいいだろう
マガジン
ダミーカート的なものは金一色
メタルジャケットの銅色とか
レッドロードのむき出しの鉛とかではない
ダミーカート的なものは無刻印
多分9mmだと思うが
前から見るときだけはげんなりする