東京マルイ G17 Gen3 グロック Glock エアガン
ちょっと今回は特殊だ
未改造ではある…が特殊な出自だ
今回紹介するのは東京マルイ Glock17のGen3
だがこれは中古購入をした直後のレビューではない
元々家にあったがカスタムしておりカスタムしたものを元に戻したものとなる
ほこりをかぶっていたパーツを洗浄するとか割と面倒だった
フロントサイトに張ってあるシールを除き全部のパーツが純正であることは保証する
だが純正そのままではないというのはご留意願いたい
東京マルイ Glock17 Gen3
ガスブローバック
おすすめ度
90/100
このテキストデータの作成意義
マルイの往年の名銃G17 Gen3
MEUと並び海外コピーは大抵これ(CO2モデルも含む)
VFCなどセーフアクションストライカーが再現されているものもあるが基本的にはどこもかしこもこのインナーハンマーを採用している
今回はカスタム済みのものを未カスタムまで戻したものとなる
R.I.P. ガストン・グロック
試験環境
屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3
数値関連
Gen3マガジンとGen5マガジンで撃ち比べてみた
マガジン容量が変化したがガスの節や…げふんげふん条件を同じにするためにガスは両方5gくらいにとどめておいた
第一に気化スペースの確保のためだ もったいないからじゃないヨ~
そのうえでエアコン暖房24度設定の前で30分放置したうえでBB弾を入れた
初速
[75.80][74.15][74.32][72.41][74.21]
エアコンに当て続けて最大初速81.10
15発計った内3~8発目のこれが一番安定した
明らかにガス圧低下を除き最小は68.84だった
Gen5マガジン
[68.46][69.56][68.15][68.20][67.15]
初速は最大76.2と下がったのだが…安定性が違い過ぎる
いやスペースが増えたから同じ量を入れたなら気化スペースが大きく取られたおかげだろうか でも大体旧型でも13g入るって話で5gだからなぁ…
何にせよ冷えに強い…?
最後の67.15からは少々初速が下がったがそれ以降も65~66後半を維持する二回目の安定期に入る等かなり優秀
もうガス漏れ問題が解決したらGem5マガジンを買いあさることにしよう
…ただ対応してるエンドプレートがまだ少ないんだよね…
実銃の簡単な解説とか
グロックと言えばで一番有名なGen3
Gen3からレールとフィンガーチャンネルを採用
グロックレールは現在でも拳銃レールの基本となっており、ピカティニーレールかグロックのレールと同じ規格かのどちらかというほどに一般化
フィンガーチャンネルに合わない指を持つ人々からはかなり叩かれているがGen4まで続投した
Gen5で消えた
地味にロッキングブロックが変更されたことによりGen2にはなかったピンが追加されている
所感
どうにもこうもない
エアガンにおいても過不足無い名銃だ
ガバみたいにシングル絡むじゃないからよほど冷えに弱いというわけではない
サイトピクチャ
今回元に戻せなかった唯一のカスタムがこれだ
百均のデコ用のダイヤモンドタイプのシールを貼っている
これが非常に良い
視認性が高まる ぶっちゃけ白い集光サイトだ
このようにフロントサイトがやや目立つ印象となる
近影
GLOCK 17 AUSTRIA 9x19
GLOCK
DMD076
MADE IN JAPAN ASGK
TOKYO MARUI CO. LTD
これちょっと目立つので悲しい
Gen5では多少マシな下の奴に移動してくれたからうれしい
GAS BLOW BACK SYSTEM
TMC-P9M-7791
バックプレートは内部ピストンブリーチと一体なので金属(おそらく亜鉛合金)
まがずぃn
簡易的なフィールドストリップとスライドの塗装
一回スライドを引いてハンマーを起こしてテイクダウンレバーを下げながらスライドを前にすれば簡単に分解できる
ブリーチとリアサイトとスライドはこのネジ一本だけで繋がっている
かなりシンプル ガバ系みたいに突起のはめ込みがあるわけではない(位置調整用の溝と突起はあるが左右を開いてこじ開ける必要はない 本当に固定はネジ一本)
ネジをまわすととりあえずリアサイトが外れる
あとはこのようにシリンダーのノズルとエンドを持ちながら引っこ抜く
先ほども言ったがガバの様に左右に押し広げるとかはない
本当にネジ一本だけで固定されている
左右にリターンスプリングが付けれそうだが手前側一本だけだ
フロントサイトもネジで止めてある
フレームは残念だが分解しない
結構ピンのあたりが面倒だからだ
因みにこれはハンマーが起きている状態(もともとフリントロック時代の言葉なので寝ている(落ちている)と起きているが見た目上逆になっている)
ハンマーが落ちるとこのような状態だ
ハンマーには動作を円滑にするためのローラーがついている
トリガー側も特殊でグロックはトリガーが実質的なローディングインジケーターであるためハンマーが起きている証しとなる
(正確にはディスコネクタが動作するだけでいいのでスライドを数ミリ動かすだけでハンマーを動かさずともトリガーだけ動かせる)
こちらはハンマーが起きている状態
一見わかりづらいがトリガーバーのスプリングが一見するだけでもわかりやすい
塗装
さてせっかく分解したのだから塗装といこうか
使用したのはインディのパーカーシール
マルイのM1911A1みたいな色になるが何より良いのはその金属感
塗装後 塗装前の写真を撮り忘れた
塗装するとこのようにちょっと灰色な感じである
この角度でも見れるリアサイトと フレームとの比較をしてほしい
ぜひ拡大してほしいのだが薄塗一回ですらかなり金属感が出ている状態
グロックは実銃もつや消し黒というよりはマットグレーとなっている
Gen5はカーボン入り樹脂を採用して塗装しなくてもこの色になっているのは感動した
この色が好きなのよ
この色はテニファーと呼ばれるグロック独自の軟窒化処理技術によるもの
日本語のページだとわかりづらいのでウィキペディアの英語版「Glock」をクローム当たりの変換機能で読むと面白いと思う
まじで英語版ウィキペディアは専門的な部分まで詳しいので半ばSNSになってる日本語版と違って資料としておすすめ