AGM ウィンチェスター M1カービン エアコッキング エアコキ レビュー
ドルフロのこの子はM1A1
ここ最近界隈が盛り上がっていたAGM M1カービンをアマンゾより購入!
うへへ…うらが微妙に盛り上がってら…
木箱を模したケースがなかなかかっこいいが…ん?
S&T臭いなあこれ… おかしいなあ…
開いた瞬間意外と出来がいいじゃないか!って思えました
…まぁネタバレなんですけどひどかったのは裏ですからね
マジでS&Tじゃないか!
AGMは中国でBB弾を使ったエアガン禁止令が出てから社長逮捕歴処か潰れた実績があるのに何故かちょくちょく復活するのだがなるほど
どおりでM1カービンやMP40がちょくちょく復刻するわけである
AGM M1カービン
エアコッキング
おすすめ度
90/100
このテキストデータの作成意義
値段は安い時で5500円だったが円高の影響か6800円前後に…でも安いなこれ…
ネジ穴とプラスネジが目立つので見た目は相応の安っぽさはある
性能自体の安定性は良く ある程度弄る根気があると普通に非常に良い選択肢ではある
ばい~ん音はピストンスプリングではなくリターンスプリング由来なのでストックを外すだけで簡単に消せます
試験環境
屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3
数値関連
初速
[95.37][95.35][95.28][95.40][95.29]
最大95.82 最小95.10
概ね良好
音量
弾有り
[94.9][95.2]
弾無し
[96.2][94.4]
弾の有無にかかわらずあまり変わらない音量となった
なおばい~ん音は耳に残りやすいだけで1m程度の距離では85dbも無かったりする
実銃の簡単な解説とか
第二次世界大戦時に採用された米軍のライフル
開発はウィンチェスター・リピーティングアームズ レバーアクションで有名な会社だが意外と思われるだろうがこのようなオートマチックも制作している 第一次大戦においてもM1907ライフルを制作している
どちらも中間威力弾薬を使う現在のアサルトライフルに近いものとなる
特にM2カービンならフルオートもできるのでまさにアサルトライフルやPDWの始祖の一つといえる
さてM1カービンだが元をたどると.30-06を使用するガーランドの後継M2ライフルを目指して制作されていたG30ライフルに当たる
設計者はジョン・モーゼス・ブラウニングの異母弟ジョナサン・エドモンド・ブラウニングだ
海兵隊の試験では芳しい評価は得られなかったが陸軍からは熱烈といっていいほど高く評価されており後方部隊用の軽量小銃計画に弾薬を変更しそのコンペに参加してほしいとの要請があった
そしてG30を試験時から改良したG30Rを元にM1ガーランドと同じロータリーボルトなどを採用したうえでショートストロークピストンを使用するなどの改良がくわえられた
元々はフルオートが可能だったが量産型では不要とされ削られたが大戦中にフルオートの有用性を認められ改良キットを開発
それを実地試験を行ったところ非常に高い評価が得られた為それを組み込んだものをM2カービンとして採用した
あくまでもSMGとライフルの中間であったが標準的な歩兵用装備の一つとして数えられていくことになる
陸軍は前線でも士官兵士問わず高い評価をしていたが海兵隊は威力不足を不満としていた(ただしよくあるそもそも当たってない問題かもしれないとの指摘は多々ある)
そして朝鮮戦争においてはほぼ全てがM2カービンへの改良された為か機構の複雑化もあり朝鮮半島の気象に耐えられず破損が相次いだため信頼性すら疑われる結果となった
第二次大戦後も米軍の使用と他国への貸与及び贈与となった
その為自衛隊(警察予備隊)も使用している
同時に負の歴史もあり特に日本においてライフルの装弾数は5発までという法律もこの銃が原因である
1965年に起きた少年ライフル魔事件である
事件に関して詳しくは他のページを読んでいただきたいがこの事件の際に使用されたのが猟銃として売り出されていたM1カービンと30連マガジンである
さらに後の永山則夫の行った連続射殺事件にも直接的な影響を与えている
永山則夫 そしてのちの小説家で都知事の石原慎太郎はまさにこの事件を目撃している
総じて朝鮮戦争におけるM2カービン以外では高い完成度を誇り
民間ではフルオートは基本的に不可なのでM1カービンを使用すること
軽くて性能も良好で反動も小さくそして昔ながらのライフルストックであることからホームディフェンス用途やプリンキング 狩猟などに現在でも人気が高い
所感
大胸良好
サイトピクチャ
サイトピクチャはかなり良好だがサイトに蛍光レッドを塗りたくなるところ
近影
こちら側はとにかく美しい
木目プリントも十分美しいといっても過言ではないだろう
こちら側だけ見れば7000円とは思えない出来だ
この辺りが悪い意味で7000円とは思えない出来となる
なんだこのネジ穴とプラスネジの数は…!
因みにM1カービンのスリングは特殊でオイラーというメンテナンス用の筒を使って取り付ける
そのためか汎用性がないのか専用スリングは非常に高い…専用スリングは…
後述する
HOPダイヤル
クリック感がありしっかりと動作する
最低でも弾ポロはしないが最大だと発砲できなくなるくらいにはちゃんとしている
少し回転して動くというようなギミックはないしちょっとパーティングラインがあるがしっかりとした雰囲気のあるレシーバー付近
エジェクションポートからはしっかりとマガジン ノズル BB弾が見える
ちょっと気分アガるよねこういうの
マガジンキャッチと マガジン関連
マガジンキャッチはマガジン横の+ネジの付いたでっぱり
この位置非常に押しづらい
F&F当たりのエクステンドを組み込むか自作をしたいところ
ネジ穴多くて悲しい
さて中華でおなじみマルイのBBローダーのコピーだがこういうものが付いている
このアダプタはまさかのこいつ専用!普通のGBB用が使えなくてどうするかと心配だったがこれで問題はない!
簡易分解(ストック取り外し程度)と色々な対策
まずこのマズル…すごい偏芯だ!
新聞チラシを丸めて詰め込みました
…これは最後にやろうね 別にバレルを抜き取らないなら最初にやってもいいけど
ストック取り外し
まずはここを緩める 動く程度に緩めればおk
そして軽く引いて
ハンドガード(上部ストック)を取る
改めてバレルを後ろに押しやりつつ軽く上向き
ゆがまない程度の力で…
はい取れました
緩めるだけでいいんで取る必要ないんで取らないのも可
個々のネジを抜く
マガジンキャッチのネジを抜く!
マガジンキャッチ自体は抜かない
C字クリップをマイナスドライバー辺りで抜く
押し込んで抜く!
…因みに中にボールラッチが仕込まれており組み込みの際はちょっと面倒だった
ピンポンチ辺りで押し込む!(写真は先がつぶれて使えなくなったプラスドライバー)
ここまで出たら指でも引っこ抜けるよ
はい出来ました さてばいーんばいーんうるせーやつがいますね
CA870とかなら内部のスプリングですがこいつは内部はうるさくないです
うるさいのは…
ばいーん音消し
うるせーのはてめーだ!!
ネット情報では平厚の輪ゴムを使えっていったけどねえよ!そんな輪ゴム!
丁度いいサイズがあった!あったよ!結束バンド!
ぼっちちゃんになるんだよ!
ぴったり
普通に組み込めた
代用スリングだこの野郎
近影の欄で専用スリング高すぎo゚(^∀^)゚o.。といったが実は汎用スリングを使えば安く済ませられる
KM規格の汎用スリング30mm
M5ネジをつかえばあら不思議
オイラー代わりになっちゃった!
もっと太いネジの方がお勧めだが…
ODで余っていたAKスリングを装備!デザイン的にも締まる感じがある
片ナスカンスリングも使えるはずだ
ぶっちゃけAKスリングをつけるとどちらかというとSKSかな?っていう感じがあるがそれでも似合う