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Double Bell TTI Pit Viper ハイキャパ エアガンレビュー ジョン・ウィック4
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ジョンウィックの小道具
コンチネンタルホテルのカードとコンチネンタルコイン
あと予備ノズル(本来CO2使用の為ぶっちゃけ耐久性ないので二つ付いていると思われる 海外ってそうやってるんだ…)
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Double Bell TTI Pit Viper
ガスブローバック
おすすめ度
40/100(決してお勧めできない)
このテキストデータの作成意義
ジョン・ウィック:コンセクエンスは9/22公開!
全体的に動作性は悪く所詮二流メーカーというのを思い起こさせる
刻印こそ浅いがデザイン的にはかなり良い
ダミーファイアリングピンなどは無くなったが分解は楽になった
試験環境
屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3
数値関連
初速
[62.94][62.14][61.71][62.69][61.68]
後述するがあまりにもインナーバレル周りがひどかったため調整後
最小不明(すぐにガスがなくなるため)最大63.24
全体的に安定せずガスがなくならない限りは61前半~62後半とそこそこ悪い程度で済むが
初速自体が遅く使いづらい印象はぬぐえない
因みにBATONキャパのCO2マガジンはかなりきつい
とはいえ入ったしノズルも2つついてるからと打ってみると…(元々海外ではCO2仕様だし…)
[95.22][95.22][95.31][95.24][95.19]
…? これ20発じゃなくて最初の5発
[95.24][95.13][95.30][95.29][95.27]
…え?え?安定し過ぎでは?
ぶっちゃけ…えぇ…CO2仕様のままでフロンマガジンで売ってるだけだから弱いのであって…っていう感じっすねこれ
つまりマルイのローディングノズルに変えたらいいんじゃないかな…
マルイローディングノズル変更
[55.31][55.78][55.56][56.04][55.85]
あれー…初速下がって…でも安定はしてる…
マルイ ローディングノズル+マルイマガジン使用
[60.31][60.53][60.27][60.43][60.64]
うn微妙 全体的に駄目だねこれ
本格的に手を加えないとまともにはならない
とはいえ動作自体に問題はなさそう
因みにハイキャパマガジンはバンパーが引っ掛かるのでそのままでは使えないのでバンパーを外しましょう
インナーバレル延長(100mm)
90mmから100mmのメーカー不明インナーバレルに変更!
[66.31][65.32][64.43][65.42][64.30]
少々安定性が悪くなった気がするが
実銃の簡単な解説とか
TTI(Taran Tactical Innovations)によるSTI(スタッカート社)の2011のカスタムモデル
所謂コンバットマスターの発展形となる
名前のPit Viperはクサリヘビ科 その中でもマムシ亜科を意味する
pitは赤外線感知器官のピット器官
蛇といえばピット器官というイメージがある人もいると思うが例外はあるがボア科ボア亜科 ニシキヘビ科 クサリヘビ科マムシ亜科しか持たない結構珍しい器官だったりする
ボア科は毒蛇が存在しないためクサリヘビ科のマムシ亜科のみが毒蛇となり正にピット器官をもつ毒蛇 Pit Viperというわけだ
ただしピット器官はボア科は複数持つことが多いがマムシ亜科は1対(2つ)しか持たない
実銃に入る前に前文としてエアガンの話をする
John Wick4に登場するためか海外では各社合戦状態だった
内EMG(版権会社の為 制作はおそらくWE)とARMYが先行で出してきたがどちらもアルミスライドで法に触れる恐れのグレーゾーンというか…ぶっちゃけベンタブラックというか…
とにかくその中で1911とハイキャパは自社で日本輸出に積極的なダブルベル(グロックなどは海外仕様を他社が輸入しているのでメタスラだが)と
WEに日本仕様を作ってもらってるBATONがプラスライドを出してきたのだ
値段はおよそ倍ほどではないにしろ1万以上の差がある…まぁ全体的にダブルベルだわさなあ…なこれを考えると正直1万の差は…どうだろうね…
後述するが互換性があるのであればBATONにしておけばよかったとちょっとした後悔をしている
因みにSand Viperも実銃 エアガン界隈では話題になっているがSand Viperの方が実銃は発表が速かった
理由はジョンウィックに出すから通常モデルの情報をジョンウィックと一緒に出したかったからという営業戦略故で
オプティクスレディが最初に販売されてアイアンサイトが後から出たんだよ!というわけではない
Gunプロ誌によるともともとコンバットマスターはグロックでそれから発展して2011をベースにするためにSTIと連携して作った(STI コンバットマスター)がSTIの工場の処理能力を超えて需要があったため破綻
因みにこのSTIと制作したのがJW3タイプとサイトトラッカー(アイランドバレル)
TTIは地元の工場と協力して独自にJW3仕様のコンバットマスター
サイトトラッカーから発展して前方に動かない部位を作りそこにサイトを取り付けたサイトブロック
新型のコンバットマスターアルファ(サイトブロックというスコープマウント用の穴が開いている)
そしてサイトブロックとコンバットマスターアルファを足して割って4.3インチにしたようなタイプがPit Viperということになる
それからオプティクスレディに発展したのがSand Viperである
因みにGunプロ誌もだが当時は発表されるまでは4はどんな銃になるかは大きく考察されたものだ
Sand Viperがそれだ!というのは半分正解で…まさか通常モデルがジョンウィックに採用された影響で遅れてくるとは…
所感
サイトピクチャ
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良好
フロントサイトがアウターバレルに固定されているため動かないこともなかなか良い
近接戦の基本である的ではなくフロントサイトに焦点を合わせろを自然と行える
なおこのサイトは集光サイトのふりをした蓄光の夜光サイトの為集光サイトとしての評価は悪い
そして夜光サイトとしては周りから目立つのでそれも悪いのだ
刻印
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トリガーはイモネジが付いておりマガジンキャッチと干渉させることでオーバートラベルを減らすことができる
半面トラベル量を短くし過ぎるとハーフコックになるなどハンマーの動作不良の原因になる
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サイトの辺りでも出したがサイトおよびコンペンセイターはアウターバレルにロックされている
下から六角の皿ネジ式だったが六角ネジが舐めていた ふざけてんのか
あとアウターバレルはガタガタになっている
それもそのはずクソ重いコンペンセイターを取り付けてしまうとどうしても動作不良の原因になる なのでショートリコイルがほぼ必要ないくらいにガタガタにする必要が…あの…フロントサイトの精度って知ってる?
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マズルフェイスはおとなしい
斜めになっていることもありデザートイーグルやジェリコやHK45などを彷彿させる
インナーバレルは見えづらいがインナーバレルが黒いわけではなく本来のアウターバレルまで奥まっているので見えないだけで金色である
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MODEL:PIT VIPER
SIMI VALLEY.CA USA
KM23 303 01674
分解とか
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![](https://assets.st-note.com/img/1691472563257-562iDLxuCn.jpg?width=1200)
マガジンキャッチの抜き方はここを回す
![](https://assets.st-note.com/img/1691472564224-jLYYGRVhtG.jpg?width=1200)
あとは普通に裏からマイナスドライバーで外せばヨシ
![](https://assets.st-note.com/img/1691472564234-O4nXzBTrV3.jpg?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/img/1691472563721-SFE0I6Ka5p.jpg?width=1200)
普通に六角ネジになっているのでリアリティは無くなった
だが分解は非常にしやすくなった
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プラグを後ろに追いやって下にぐりぐりしながら押し下げれば抜ける
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バレルユニットは普通に前から出す
![](https://assets.st-note.com/img/1691472570523-GiGLTHc8cY.jpg?width=1200)
アウターバレルは一応ショートリコイルするが上下動がほんのわずかしかないため斜めになっても動作干渉しないんですねえ…
しかしがばがばすぎるのでフロントサイトの制度は担保できてない
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アウターバレルとチャンバーインナーバレルユニットの外し方はこれが邪魔なので
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裏返してここのネジを取る
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接着剤でパッキンとバレルが固着されておりはがすのに苦労した
しかしごみすぎる…
インナーバレル長は90mmぴったり
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互換性
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Pit Viperスライド「は」ハイキャパへの互換性は高まっている
リアリティがあってよいのだが大変分解に面倒があったダミーファイアリングピンは無くなり、普通の六角ネジ式になった
これによりハイキャパの分解になれている人であれば全く問題ない分解が可能になった
ブローバックユニットを調整するだけでもダミーファイアリングピンを抜くためにユニット内を分解してピンを取ってファイアリングピンとばねを取らないと取り出せないのはいくら何でも糞だった
組付けの互換性に関してはスライド下部が小さくなり、シャシー(ハイキャパのフレームはグリップです)の内側も極端に小さくなっている
これにより通常のハイキャパスライドを本エアガンのフレーム側にぶち込むことができない状態
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逆にピットバイパースライドをハイキャパにぶち込むことは可能
スライドは4.3インチの為思ってるより4.3のシャシーが似合う
少々チャンバー下部の合わせが狭くシャシーのでっぱりとの摩擦が強くなるため抜き差ししにくいがおかげでインナーバレルがブレ難く好都合で精度はよくなる
このためピットバイパーを使いたいのではなくピットバイパーを基にオリジナルのハイキャパカスタムを作りたい場合はスライドを重点的にカスタムしてフレームを分解
使えそうなカスタムパーツを選ってマルイキャパに装備させていくのが基本となりそうだ
俺の答えはこれや
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ハイキャパ4.3のフレームとシャシーとグリップセーフティ そこに本銃のカスタムパーツを付けて手堅くまとめる
グリップはステッピングを行おうか考え中(失敗しても予備はあるし…)
まさしく近接戦闘に優れたタイプだ
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