JO1に世界を救われた話
これは主に私の妹の話です。なので私が記すべきではないのかもしれません。でもどうしても残しておきたいと思ったのです。
JO1のみんなのおかげで救われた世界がある
ってこと、何かの手違いでJO1のみんなに届いたらいいなと思います。
世界を救われたって大げさなぁって思うかも知れません。でも私たちの世界は間違いなくJO1のみんなに救われました。
私たちの世界って?そうこれは私と私の妹世界の話です。
前noteで、「JO1は世界を変えた」と記してる方を見かけました。その方は「世界というのは大きな意味での世界と、自分達一人ひとりが持っている小さな世界がある。」という内容を記されていました。(すみませんどなたか忘れました。言葉も違うかもしれません。ニュアンスです🙇♀️🙇♀️)
これを読んだ時私の中でスーーーっと何かが腑に落ちたような気がしたのです。
あ、JO1は私たちの世界を救ってくれたんだなって。
そんな話をしてみたいと思います。
私はこの春から4年生になる大学生です。
私には2つ下の妹がいます。
妹は緊急事態宣言での休校が終わり、学校が再開された高校3年生の5月ごろからあまり朝ごはんを食べなくなったり、朝起きれなくなったりしだして少しするとなかなか学校に行けなくなりました。
彼女は生まれ持った生きづらを抱えていました。それを今まであまり表には出さず抱えていたみたいです。抱えきれなくなったその時学校に行けなくなりました。
その時から彼女はあまり話さなくなりました。あまり笑わなくなりました。もともとずっと機嫌がいいというタイプではありませんでしたが、機嫌が悪いことが増えました。私もオンライン授業がほとんどで家にいることが多かったですが、彼女が家にいても話さないことも多々ありました。
もちろん仲良く話したり遊んだりする時間もあります。とってもかわいい妹です。でもそういう時間が少なかったように感じます。辛そうな妹を助けてあげたかった。でもどうやって妹の機嫌をとって、どうやってコミュニケーションを取ればいいか18年も一緒に生きてきたのに分からない日々を過ごしていました。また、家族のほかの問題も発覚してわたし自身も辛い1年だったなぁと。
時は流れ妹はなんとか高校は卒業することができました。
そして妹はニートになります。それが去年の4月の話です。
高校を卒業してから妹は少し明るくなりました。私も大学がオンライン授業だったので一緒にいる時間も増えました。
妹は外との関わりをほとんど絶っていました。人との関わりを怖がっていました。もちろんバイトもしていません。このままだとほんとにずっとニートになってしまうのではないかと心配していました。家にこもっていたら妹の人生どうなるんだろうと思っていました。なんとかして外と、世界と関わらせたかったんです。
そんな時わたしはJO1に出会いました。
きっかけはプロデュース101のシーズン2です。友だちに勧められて見ていました。そこでJO1に出会いました。
わたしはずっとJO1のYouTubeやJO1HOUSEを見ていました。そこには妹もいました。私も妹も今までアイドルというものにハマったことはなかったので、妹がJO1を見たところでハマらないと思ってました。でも
この子かっこいい
そう妹は言ったのです。
え、まじ?かっこいいって言った??妹が汐恩JAMになった瞬間です。
よくやった!!!よくやったぞ鶴房汐恩!!!
そこから毎日のように妹とコンテンツをみまくりました。2人でもう抜け出すことのできない沼にハマっていきました。
「JO1」という妹と共通の話題が出来ました。
妹とのコミュニケーションが増えました。一緒にいる時間も増えました。
「JO1」にハマってから妹は少し明るくなりました。
そしてここまで来るとCDやグッズにも手を出すようになります。
そうすると困ることありますよね、
お金がない
ということです。
妹はJO1を応援するためにバイトをせざるを得なくなりました。お金を稼ぐ必要ができたのです。
妹はバイトを始めました。外との繋がりができました。
そしてまた少し明るくなりました。お金を稼ぐ、働く、人に必要とされる、人と関わる、バイトをすることでお金ではないたくさんのものが手に入ったんじゃないかなと思います。これが6月ごろの話です。
そこからは一緒にカラオケに行ってJO1の歌を歌いまくったり、YouTubeやケーコンを一緒にみたりしました。一緒にオタ活やること本当に楽しかったです。JO1という共通の話題があることでより深く妹と繋がることができたんだと思います。もともと仲の良い姉妹でしたがより一層仲が深まりました。
そしてやってきたJO1初の有観客ライブ
OPEN THE DOOR
落選続きでしたが、なんとか一般で当たり参戦することが出来ました。
一年前、きっと学校のことや進路のことこれからの人生のことで苦しんでいた妹。私も将来のこと、家族の問題いろいろなことで悩んでいました。
まさか妹と2人で夜行バスに乗ってアイドルのライブに行くなんて全く想像もしていなかった未来でした。
席はお世辞にもいいとはいえない場所でしたが、あの空間に入れたこと本当によかったと思っています。
もちろんライブもそうですが、妹と初めて夜行バスに行って幕張メッセまで行ったこと一生の思い出になりました。
そして12月、タワレコカフェに行ったり、CD買ったり、1月にはJO1展にも行きました。
誕生日ケーキを作ったり、一緒にTVを見たり本当に楽しい日々を過ごしています。
私の人生も妹の人生もJO1に出会ったことで大きく変わりました。
私と妹をとりまく世界はJO1と出会うことで明るくなりました。私たちの世界は救われました。
たまに
もしJO1に出会ってなかったら
そんなことを考えます。
今も妹はずっと部屋でゲームをしていたのかもしれません。
私たちの会話は少なかったかもしれません。
妹は外と関わることはなかったのかもしれません。
そう考えるとJO1に出会うことができて本当によかったなと思います。
妹をJAMにしてくれた鶴房汐恩くんには本当に感謝しかありません。
そしてJO1のみんな!私の、私たちの世界を救ってくれてありがとうございます。
あなたたちは間違いなく私たちのヒーローです。
これからもずっと妹と一緒に応援させてください。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
妹が実際に何を思っていたかは分かりませんので、これはあくまで姉の想像です。
これが妹に見つからないことを願います。バレたら絶対怒られる(笑)
最後に妹へ
ダイスキだぞ!!!
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