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【お悩み相談】ほぼ引きこもりの状態を、どう捉えるか。

NY在住 何歳からでも諦めない人生をデザインする心理カウンセラー・コーチ 平野さきです。

ここ数日、ニューヨークでは日中20℃を上回る、春の陽気でした。
来週は、冬の気候に逆戻りのようです。

日本では花粉症の薬が必須だった私も、
こちらではその苦しみがなくなりました。

しかしここ数日、この暖かさで、少し鼻がムズムズ。
花粉症が再発するくらいなら、寒い方がいい!
というのが本音です。


本日も ココロノマルシェ に寄せられたお悩みに回答します。

私は、1か月に数回外出する程度のほぼ引きこもりです。
そうなった理由がいくつかあります。
・一人暮らしの家がとても快適
・在宅ワーク
・ネットで何でも買えてしまう
・かわいいペットと同居
・紫外線アレルギー持ち
(医学的な対処法は、できるたけ浴びない&ステロイドクリームを塗る。
根本的治療はありません。)
・脳貧血を起こしやすい体質
(過去に電車内や道端で起こしてこわかったという記憶)
・HSPだったり、過去の家族からの身体的・精神的暴力があったりで、
外の世界=こわいという印象がある
(正直、カウンセラーさん以外とはあまりお付き合いしたくない^^)
利点を考えてみました。
・自分の快適な空間で、ゆったりと過ごせる
・体を労わることができる
(有害なものに触れないこと。
運動は、ルームランナーで済ませています)
・楽
・へんな人に遭遇しなくて済む

不利な点はどうかなぁ。。
・自分のコンフォートゾーンから出ていない
・カウンセラーさん主催のお茶会などに参加できない
・外の世界もいいものありますよね(自然とか、お店とか)
・新しい人との出会いが少ない~ほぼない

外に出るときは、紫外線アレルギーの用に開発された製品で
完全防備でおこないます。
そのため、夏の日中に外出するのは、熱中症の危険性があります。
だから、夏は、毎日家にいてもいいと思っています。

夏に限らず、わたしに会いたいと思ってくれる人には
家まで来てもらっています(それくらい信頼関係のある人に限る)。

日中に済ませておかないといけない用事がある場合は、
「えいやっ」と覚悟を決め、外出します。
出かけると、「外も気持ちが良いな」と感じます。
ですが、後遺症として、やっぱり肌が太陽にまけていまいます。
そして、「もうしばらく(日中の)外出はこりごり…」となってしまいます。

外の素晴らしさが、薄れちゃうんですよね。
スーパーへの買い出しなど、夜にでもできることは、
空が真っ暗になってから行います。
でも、たまには朝一に並ぶお刺身とか、食べてみたいな。
真っ暗じゃない時に散歩したいなw
動物園にも行きたいな。
会いたい人に、会いに行きたいな。
海外旅行もしたいな。

カウンセラーの皆さんは、私の生活を
正直なところどう思われますか?

ティーさん、ご相談ありがとうございます。
快適な住まいがあり、在宅ワーク可能、おまけにかわいいペット。
まずは、そんな恵まれた環境に、感謝ですね。

ほとんど外に出ない生活をどう思いますか、という問いについて。
100人いれば100通りの生活パターンがあり、
どれが正しい、正しくない、というものではないと私は思っています。
特にティーさんの場合は、健康上の理由が大きいようですし。

ただし、このように相談されているということは、
きっとご自身の中で、何か割り切れないものがあるのかなと思います。

そこで、いくつか考えてみたい点を、回答させて頂きます。


これまで頑張った自分を認めること

過去に家族から身体的・精神的暴力を受けてきたとのこと、
家にいても安心できない、苦い体験をされてきたのですね。

また、紫外線アレルギーや脳貧血など、
身体的な大変な経験をされてきたことと思います。

それらを乗り越えて、今、
ゆったりと、快適に過ごすことができているティーさん。
それは、今まで一生懸命に頑張って、
数々のチャレンジを乗り越えてこられたからこそ、
築くことができたものだと思います。
お仕事も、しっかり頑張ってこられたのだと思います。

まずはそんなご自分を、認めて頂きたいです。

今の幸せに、十分浸りましょう。


不利な点として、
「コンフォートゾーンから出ていない」
という点を挙げられています。
ティーさんは、きっと強い向上心をお持ちだと思います。

向上心を持つことは、素晴らしいことです。
向上心は、原動力です。
決して悪いものではありません。

一方で、幸せな状態にいると、
”このままでいいのかな?”
”他にやるべきことはあるのかな?”
”周りの人はもっと頑張っているのかな?”

という、FOMO(Fear of Missing Out)を感じやすくなることも事実です。


・カウンセラーさん主催のお茶会などに参加できない
・外の世界もいいものありますよね(自然とか、お店とか)
・新しい人との出会いが少ない~ほぼない

これらの、ティーさんが不利な点として挙げられたことからも、
ティーさんは、新しい出会いを求めている
ことも事実だと思います。

それは、新しい人、新しい環境、
何か”新しいもの”、”今の生活にはないもの”
との出会いです。

安全が確保されると、
次の段階に欲求が進んでいきます。

外出しなくても、新しい人に出会う方法は沢山あります。
例えば、オンライン サロン、オンライン コミュニティ、などに
目を向けてみたことはありますか?

これらの手段を通して、
新しい出会いを持っている人は沢山います。

また、カウンセラー主催のお茶会ですが、
こちらも、オンラインお茶会を開催しているカウンセラーは沢山います。

まずはそのような機会から、一歩踏み出してみることはいかがでしょうか?

それでも、なんとなくやる気が出ない、
ということであれば、健康上の理由以外に、原因があるのかもしれません。
人との関係を恐れている原因。

その場合は、ティーさんのこれまでの友人関係、家族関係、恋愛関係、
幼少期の経験など、さらに深く掘り下げてお伺いしたいです。

新しいお店に行ってみたり、
自然に触れるために出かけることも、
本当に行ってみたい、という強い動機がないと、
なかなか難しいと思います。

今は、まずできることから一歩踏み出してみる。
その上で、自然と次の一歩が見えてくるのではないでしょうか。

無理せず、ゆったり構えていきませんか。


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個人セッションでは、さまざまな視点からさらに深く問題をみて、
継続的に変化をサポートしていきます。

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また「私の場合はどうなのかな?」「私も相談したい!」という方は、
こちらよりお問い合わせください。

心理カウンセラー・コーチ
平野さき



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