![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158690418/rectangle_large_type_2_532a082a6c67266dd90d2a2574e006c7.png?width=1200)
11 そばで見守ってくれてるんだ!
こんばんは。green green 🌿です。
今日は二回目の投稿。
こんな日もあります。
今日中に投稿しておきたいことがあったんです!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日は義父の命日。
夫には、お墓参りにいこうね。と、ずいぶん前に話していたけれど、最近つかれている様子で、
もしかしたら、無理かもしれないなと思っていた。
昨日、
明日はお墓参りいけそう?と聞くと、
ちょっとゆっくりしたいかな。また、今度いこう。ということになり、
衣替えをしたりして過ごしていたら…
「夕方になる前に、お墓参り行こうか?」
と言い出す。
「お、そう?お義父さんも喜ぶよ。」と干した布団を取り込んだりパタパタして、準備した。
途中、スーパーのお花屋さんで御供えする花を買う。
お墓参りの際は、私はリンドウの花を必ずいれて選ぶようにしている。
あの時代にしては180センチ越えと背の高い義父。リンドウのイメージと重なる。
生けるときは、リンドウを高めに配置して、勝手に自己満足している。
お墓は、山の中腹にある。
後ろは青々とした木々が並び、眼前には遠くまた山が見える。
秋の空も気持ちよくて、いい感じだ。
ただ、山なので、かなりの坂を登らないといけない。
この坂。
若い頃でもキツいなと思っていたから、頑張って
ワッセワッセと登っていった。
途中、左手に白い実なのか?花なのか?
何かがなっている大きな木が見えて、
夫に(実は、夫はわりと木に詳しい。)聞いてみたが、わからない。
何だろうねぇ~と会話しながら、
お墓に到着した。
掃除をして、石を拭きあげて、
リンドウの花を含めたお花を御供えしていた時だ。
カラスが何かをくわえて、となりのとなりの墓石にとまった。
さっき、何だろうねぇと話していた白い実のついた枝をくわえている。
水のたまっているところに実を浸し、実を食べて見せる。
そして、こちらを見る、斜めの角度から見ている。
お義父さんだ!だよね!
夫も、そうかもねと笑った。
カラスってなんとなく怖いイメージがあるから、まともに顔を見たことがないけど、
お義父さんかもと思うと、なんだか落ち着いて顔を見られた。
優しくて賢そうな顔、なんとなく笑い出しそうにすましている。
お義父さんよー!!!
さっきの私たちの会話を聞いていたかのように、
白い実の枝を見せるように食べて見せてくれた。
私の名前を呼んでくれてる気がした。
「これ、さっき見たいって言ってたじゃろ。」
そういってる感じがした。
いつも優しいお義父さん。なんだか泣けてきた。
お義父さんカラスは、結構長いことそこにいて、
飛び立って行った。
不思議な時間だった。
夫が気が変わり、お墓参りに行きたくなったのも、
こうしてお義父さんカラスに会えたのも
お義父さんカラスの目が黒く、丸く、とても優しくこちらを見ていたことが、胸の奥をジーンとさせて、今も思い出すと泣きそうだ。
いつもご先祖さまはそばにいて、私たちを見守ってくれている。
神頼みでもなんでも、きっとご先祖さまは頼ってくれたら嬉しいはず。
こちらが亡くなったご先祖さまを思うとき、
絶対にご先祖さまはそばに寄り添ってくれている。
今日みたいに🌿
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!