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17 ぼくか、オレか
こんにちは。green green 🌿です。
あなたは自分のことをなんと言いますか?
私は、自分のことを『わたし』 といいますが、小さい頃は
『○○ちゃん』とちゃん付けで言ってました。
これが、『わたし』に変わったのは、いつか?
ハッキリ覚えていないけれど、学校では『わたし』と言いながらも、
家族の間ではおそらく、ニ、三年生くらいまで
ちゃん付け呼びで言っていたかな~?と思います。
そんな自分についての呼び方の話をしてみたいと思います。
息子が話すようになって、いつのことか?
自分のことを
何故か 『のんた』と言った。
名前とは一文字もかぶらない…。なんで?
家族中、全員はてなマーク????
思い当たらない、なぜ、『のんた』なの?
でも、会話の流れ上、のんたの!=ぼくの!
という文脈なので、
自分を『のんた』と読んでいるのは明らか。
前世の名前?
それともこちらの呼び方を聞き間違えてる?
耳の聞こえ方が変なのか?
まぁ、それはそのまま、
この子の事を私たちも面白がって『のんた』と呼ぶ事も増えてきて、
息子は今、二十歳なのにこの名残で
いまだに夫からのんたさんと呼ばれる事も多々ある。
うちは、気づいたら
こどもの名前をいろんな呼び方をしている。
息子には、○○ちゃん ○○太郎、○○たん、
のんた、のんたさん。
○○の部分は名前の一部で、逆に名前をフルで読んだことがほぼない。
名前四文字全部を一度に呼ぶのは、
何となく口に出しにくい名前でもあるし。
名付けといて、ナンなんだけど。
中学の担任の先生が、息子の事を下の名前で呼び捨てで呼んでおられたのを聞いて、
え?今なんと?
とびっくりしたりもした。親も呼び捨てにしないのに!
でも、フルネーム呼び捨てに、ありがとうの気持ちだった。
と、親はこんなふざけた呼び方をしていたわりに、
息子は自分の名前がとても気に入っているそうだ!
嬉しいことに。
自分がこの人は好きだなぁと思う人から、
「いい名前だね」と言ってもらえることが
結構あったみたい。
有難いことに。
自分の名前って、一生呼ばれる、紹介する。
この名前が好きかどうかで、人生ずいぶん変わるだろうな。
というのも、夫は自分の名前が好きではない。
珍しい名前で、え?と聞き返されるし、忘れられないインパクトがあるから。
私は、自分の周りでは最後に子がつく名前ばかり。子のつかない私の名前が珍しく、
とても羨ましがられた。
それもあるし、普通に気に入っていた。
そして、
結婚して、名字が変わったら、
ものすごく縁起のいい字並びになったので、
名前の漢字を説明する度に、いい名前やなぁと
うっとりしてしまう(笑)
娘は、どうかなぁ?
あの子の名前以外の名前は考えられない
そんなあの子になってるなって思う。
娘にも、これまた呼び名は多数ある。
書くと名前がばれてしまうので書かないが、
この子にも
名前をフルで呼んでいない。
親としてどうよ!と突っ込みたくなるが、
まぁ、それもそのまま、ここまで来てしまった。
話は息子に戻るが、
そんなこんなで育ってきた息子。
まず、『ぼく』と自分のことを呼び始めたのが、
三歳になる前だった。
これは、ちょっと早かったようで、
周りのお母さんで成長に敏感な方はびっくりされていた。
それを聞いて、私もへぇ!そうなの?
それっていいのか悪いのかどうなんだろう?と一瞬思ったが、別に訂正する必要もないかなとそのままにしていた。
その後、息子はずっと『ぼく』と自分呼びしていたが、
小学5年生のころ、
友達がみんな『俺』というようになり、
カードゲームの際、「俺のターン!」という言い方がお決まりで、
「ぼくのターン!」というのはカッコつかなかったらしく、
自分呼びを『俺』に変えてみたそうだ。
最近聞いた話では、この頃、
「一人称呼びについて、周りがどうしているか、自分はどうするべきか?自分なりに結構考えた」という。
一人称呼び
そんな言葉を会話の中に取り入れて話す事も、
自分呼びについて、周りにただ流されて何となくではなく、ちゃんと考える機会をもったなんて…
それを今も覚えているなんて!
私にはないなぁ、すごいね!と
ただただ、感心してしまった。
幼い頃の記憶、私はわりと覚えている方だが、
そういう思考をした、という記憶がない。
息子にとっては、数年前ということもあるが、
言葉に敏感なんだなぁと改めて息子を知る良い機会だった。
息子は『俺』と言ってみたものの、
『俺』呼びは、あの子にはしっくりこなかったらしい…
高校生になったとき、『僕』に戻し、
スムーズに切り替えられて、ホッとしたんだそうだ。
なんだか可愛いなぁ~
よその家ではどうかわからないが、
うちでは
考えていること、思ったことをよく話題にする。
その流れで、思いがけない事が聞けて面白い。
例えば、
昨日のたわいもない話だが、
メモをとるのに胸ポケットのボールペンをとる。
さっと芯を出し、書く。
確認する間もなくメモを取らないといけないので、この時、色を確認しないが、お!黒だった!という確率が断然高い。と話す夫。
息子は慎重派。
必ず、色を確認して出して書くという。
私は、なにも確認せず、何色であっても気にしない。赤であっても、まぁ別にという、おおざっぱな性格。
何でこんな話になったのかわからないけど、
どうでもいい話から、その人の事ってわかっていく。
すべてわかるわけではないけど、
面白いなぁと思う。
みんな、ほんと面白い!
今日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!