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辛かった話をする時の落とし穴のこと、ちょっと頭に置いとこうねって話

これは私の体験から得たことなので、学術的にソースあるとかでもないし、全ての方に対応するわけではないです。
でも似た経験で苦しんでいる人いっぱいいる気がするので。
おや?って思った方は、参考としてアタマの片隅に引っ掛けといてもらったらと、書いてみます。

誰でも辛い嫌な体験、あるかと思います。
それが幾つか似たような形で重なると、だからこそ誰かに吐露する・相談する時、「話の鍵」として話しやすい。

一方こういう話をすると、
「何度もあるなら、あなたに問題があるのです」
みたいなこと、すーぐ言われがち。

詳しくないけど(?)スピリチュアル界では言われます。
詳しくないけど心理学でも言う気がします。

確かにそれが適切なこと、多々あります。
とはいえ全部ではないかな、と言うのが今の私見です。
なんというか、それを言うにしても、ざっくりしすぎが多い。
「あなたに」じゃなくて、あなたの「どこの部分に」問題が、って丁寧にみていって、確かにそうだったね、と言うのだったらいいけど。そうでもないな?と。

(脱線:
「のです」って言い方、言われた方は結構キツイよねー!失礼かもよー?
と思うので、セラピストとしての私は、も少し柔らかく質問します、できてないかな、でも努力はします。
傷ついてるから来てくれた人を、更に傷つけちゃあかんので。

自分も傷ついたことあるし、そうなのかな?って鵜呑みにしたこと、ある。
正しかったなと思えることもあれば、違うぞ?ってことも。
違うぞ?も、
①見えてないだけかもと今も思ってる(私は慎重とか用心深い、疑り深い、ねちゃねちゃっとしたとこある)、 
②相手のマウント欲とか差別心とか聞いたことそのまま言ってて何も観てない考えてないって結論見えたから、
ってとこ。
:脱線終了)

でね。
「とはいえ自分の人生だし…私が…とほほ、どうしたらいいのか…」
となるかな?と思う人に、ひとつ、アドバイスを。
(前フリ長かったね)

辛かった話を聞いてくれたその人自身から、後々、辛かった話と同じようなこと、された・されてる、ってこと、ないですか?
私は多かったんですよ、振り返ったら。

さいきん心理学系のこととかいろんな被害の話とか聞いたりちょっとだけ学んで思ったのは、どうも、相手の辛かった話を聞いた時に、多分無意識下だと思うのだけど(意識してたらサイコパスなんかな…)、
「この相手は、そういう辛い経験を受けるタイプの人間である」
ってインプットしてる人が、いるんです。
「だから辛い経験を自分の分も任せてしまおう」
って判断している人が。

そういう人ははじめは
「わかるわー!」
「私もそうだったのー!」
「ぜひ助けたい」
「一緒に乗り越えよう・変えていこう・良くしていこう・何かやろう」
って言ってくれていても、(経過時間は違えど)また同じ嫌な経験をさせてくるっていう…そんな怖いことが、あるんです。

極端な話で例えると、DV夫から逃げた先の、「うちにおいでよ」って言ってくれた夫婦からパワハラモラハラ経済的搾取受けたシングルマザーの話とか(つい最近警察沙汰でニュースなってます)。
…多くは語りませんが、これに似たレベルから、薄ーく伸ばしたレベルまで、色々、想像つく人はつくかと。

ヒトという動物の、弱肉強食の部分を、人間の知性とか理性とか思いやりの部分がしっかりコントロールできている人ばかりではないですから。
弱いものは平気で叩くって野蛮さを、気づかず発揮している人は、意外と多い。

折角勇気出して辛い話を打ち明け、信頼を育てていただけに、キツイですし、文字通り「自分に問題が」とも思いやすいけど。

話したから、聞いてくれたから、その時のリアクションが嬉しかったから、で、すぐ信用しない、しんどいけれどしばらく様子を見る、ダメそうなら逃げられるようにしておく、ということをして、自衛をしていきましょうね、と思います。
そういう人にあっちゃうのは、確率として仕方ない面もあるので(人により確率変わりそうだけど)、攻め過ぎないでいきましょうね。どんまい。

人を信じやすい人、真面目な人、疲れ過ぎて視野が狭まっているかもしれない人は、気をつけてみてくださいね。
皆さんの辛いことが増えませんように、軽やかになりますように。

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