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旅路のしおり その18

•オススメ開放チャンピオン
 「カイ=サ」

 シュリーマのチャンピオンは現在«カイ=サ»と«タリヤ»、そして«ナサス»が実装されています。

 シュリーマのチャンピオンを解放する場合、«カイ=サ»を先に解放する方をオススメします。

(ただし、今回もチャンピオンのかけらに偏りがある場合はこの限りではありません。)

※«タリヤ»に関してはレリックでオーバーパワーをつけられるので楽しさは十分なのですが、アクションに一度ランドマークを挟まないといけないのがネックになっています。また、相性の良いパワーやレリックもかなり限られています。«カイ=サ»の強さは今から解説していきますが、この優先順位にはこうした背景もあります。

※ «ナサス»に関しては私がまだ扱えてません。私にとって強さはまだ未知数ですが、«カイ=サ»は十分強力なので今回は«カイ=サ»を取り扱います。«タリヤ»も«ナサス»も今後取り扱う予定です。


 カイサの評価チャートは以下の通りです。

評価対象はチャンピオンレベル20、スタートパワー2です。

 «カイ=サ»の強さは主にその汎用性の高さにあると思います。

レリック、パワー、サポートチャンピオンのどれをとっても相性の良いものが多く、高い火力を非常に安定して出すことができます。

 中でも相性の良いサポートチャンピオンが多いという特徴は非常に稀有で、リロールトークンをパワー等に割きやすいのです。

 キーワードに関連するパワーはコモンからエピックまでそれぞれにたくさん存在するので、ここで紹介するよりも色々自分で試して遊んでほしく思います(相性良さそう!と思ったやつはだいたい相性良いです)。


 また、«カイ=サ»の強さを語る上でスターパワーにも触れざるを得ません。

スターパワーが1か2の時は、アタックトークン獲得時にキーワードが付与されます。

 毎ラウンドキーワードが付与されますが、これは付与される対象が持ってないキーワードを新しく付与してくれるのでエヴォルブの発動を早めてくれます。

序盤に一体出すだけで毎ラウンドキーワードが付与されていき、これを«カイ=サ»の«エヴォルブスキン»でコピーすることで、«カイ=サ»を着地させてからすぐ強く使うことができます。

 初期デッキでは2コストの«ベルヴェスの長老»がスペルシールドを持っているため場持ちがよく、キーワードを集中させるフォロワーとして非常に優秀です。

ジャイアントベルトにより2コスト3|3となり、これも純粋に強力

 スターパワーを2に上げれば、キーワードを3つ持つことでバフが入ります。これを利用することで、 2ターン目にフォロワーを出せば、後から出したフォロワーにキーワードが分散してしまうことも防げます。


 そして、付与されるキーワードの中にはライフスティールとイルーシブがありますが、これらは旅路の中で特に強いキーワードだと思います。

 ライフスティールは回復した体力が次のバトルに持ち越せる点で強力です。時にはライフスティール持ちのフォロワーで多くストライクするために、何ラウンドかに分けて敵ネクサスを削るプレイをすることがあります。

 イルーシブは盤面不利の状態でも無理やり勝てる点だけでなく、ゾーイなど敵の理不尽なイルーシブフォロワーをブロックできる点でも優秀です。


 加えて、群体の使者はこれらのキーワードを持つフォロワーを傘増ししてくれるのでとても優秀です。コストは6と少し重いですが、«カイ=サ»→«群体の使者»の動きが強力なので、デッキに慣れるまではデッキ圧縮の際に残しておくことをおすすめします。

必要に応じてキーワード持ちフォロワーを複製しよう!



•やんちゃな砂乗りを攻略

 星3のカイサのアドベンチャーでは難所がいくつかありますが、最初のエネミーである«やんちゃな砂乗り»もその一つだと思います。

 それなりに育成をしていれば容易に突破できますが、デッキパワーが拮抗している、またはそれ以下の場合はハマって負けてしまうのが特徴です。

 しかし、対策をしっかり行えば難なく倒せる敵でもあるので、今回はその対策をお伝えします。


 «やんちゃな砂乗り»でのパワーは以下の通りです。

コイツら砂ぼこりとか大丈夫そ?

 そして、«やんちゃな砂乗り»が出す«乱動する砂»は以下の通りです。

盤面を作らせてくれません。マジで。

 大方察しがつくと思いますが、その最たる負け筋は「敵のデカいフォロワーに手をつけられなくて詰む」というものです。


 特に厄介なのは、そのデカいフォロワーがクイックアタック/ライフスティール/スペルシールドなどのキーワードを持ったときで、こうなると徐々に流れが悪くなります。

 極め付けはオーバーパワーで、オーバーパワーを持たれるとこちらもスタッツの高いフォロワーをブロックに回す必要が出てきます。

ちなみにこれは中ボス戦でより猛威を振るいます

 ゲームの主導権を敵に握られると、そこからどんどんリソース差をつけられてしまうのです。

 これを踏まえた上で攻略法を説明します。


その1:プレイするフォロワーを絞る

 «乱動する砂»が破壊される回数を減らすためのプレイです。
 プレイするフォロワーは「敵の最も強いフォロワーに対抗できる」か「ブロック要員」、そして「火力となるフォロワー」を中心にしましょう。

 また、«乱動する砂»が破壊されなければ相手の盤面も狭くなります(ただし埋まった後はガンガンフォロワーと入れ替えてくる)。
 敵のフォロワーを強化させないためには、自分はカード1枚1枚についてプレイするかどうか、そしてその順番とタイミングが重要になります。

 具体的には、敵がアタックしてからフォロワーを展開することで盤面を作りやすくなります。

 もちろん動乱する砂で無防備を付与されると除去されやすく、クイックアタック等を持たれると大きくアドバンテージを取られてしまうので、プレイする順番にも気をつけましょう。


その2:除去を打つタイミング

 このゲームでは除去スペルをプレイするタイミングが非常に難しいのも特徴です。

 旅路において、カードのコストパフォーマンスはスペルやランドマークに比べてフォロワーの方が、また高コストよりも低コストの方が優れる傾向があります。
 «復讐»や«ミニモーフ»などの中コスト•確定除去などは通常フォーマットに比べてコスパが低くなるため、フォロワーを展開して盤面を強くする方が得策な場合も多くなります。

 この考えに従えば、「大幅に強化された敵フォロワー」に除去スペルを打つべきであり、それはギリギリまで除去スペルをプレイするのを我慢することを意味します。

通常、敵のアタックに合わせて打ちたいスペルの例

 しかし、敵フォロワーは攻撃時にスペルシールドを獲得する可能性があり、上記の方針では負け筋を完全には消せていません。よってこの方針も少し改める必要があります。

 そこで、除去スペルをば扱う際は次のことを意識してほしいと思います。

•除去スペルに加えて、スペシを剥がすためのスペルを抱えておく
•スペシを剥がすためのスペルを持ってない場合は、敵のアタックの前に除去スペルを使う(=スロウスペルと同じタイミングで使う)

 ルーンテラにおいて除去スペルを敵のアタックに合わせてプレイすることは確かに強力ですし、旅路では«拒絶»系のスペルはあまり飛んでこないのでより強く使えます。

 スペシを剥がせればこれで問題ないのですが、それができない場合ばかりはこれを避けるべきでしょう。

 敵が攻撃する前、すなわちバーストやファストもスロウスペルのように打つと勝率も安定します。やむを得ない場合は仕方ないですが、可能な限り余裕を持って除去しましょう。

レリックやパワーで除去することによってスペシを貫通する方法もあります。

(敵のオープンアタックにも要注意です。ただし、cpuには「リーサルを取れない場合、手札にプレイ可能なカードがあればアタックよりプレイを優先する」というプログラムがある気がします。そのうち検証しようと思います。)


その3:横抜けは“奥の手”である

 育成が進んでいるチャンピオンではあまり困ることはありませんが、コスト軽減やランプ手段を持っていない場合、「プレイするフォロワーの数≈敵が出す«乱動する砂»の数」の関係になりやすいです。

 よってゲーム展開における方針はその1で紹介したように、プレイするフォロワーを絞ることが基本になります。

 しかし、敵のフォロワーも強化されるのは一体のみなので数でゴリ押す横抜けも有効です。

 横抜けするタイミングはずばり、「手札が枯れると同時に勝ち切れる」ときでしょう!
 すっごく当たり前な結論なんですが、適当に突っ走ると痛い目を見ることもしばしばなので注意しましょう。勝ち切れなかった上で、体制を立て直して勝つのはあまりに無謀なので。



 今回はここまでにしようと思います。

 «やんちゃな砂乗り»は育成したチャンピオンであれば沼にハマる前にゴリ押しする方が勝率は安定すると思います。
 旅路では勝てなくなった時に、チャンピオンを育成したり、自分で攻略法を考えたり、レリックを集めたりと勝つために出来ることが沢山あります。
 ぜひ自分に合った楽しみ方を探してみてください!(私は勝ち負けよりも手札をたくさん持っておくことが好きです🤟ファストディール最高!)

では、また次回。

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