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「あなたの経験はきっと誰かのためになる」1次情報ヒアリングで前に進んだキヤノンマーケティングジャパン株式会社の新規事業開発

「既存事業のアセットを前提としない新規事業を作って欲しい」
大手企業の新規事業は茨の道です。アセットが使えない・予算も少ない中でどうスピーディに事業を作っていくか頭を悩ませています。
今回Spreadyを利用し、1次情報の取得によって新規事業開発を前に進めたキヤノンマーケティングジャパン株式会社の皆さんにお話をお聞きしました。(聞き手 Spready柳川)

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キヤノンマーケティングジャパン株式会社 イノベーション推進部 オープンイノベーション推進課の皆さん
 
-----------------まず、キヤノンマーケティングジャパン株式会社おける新規事業の位置づけについて教えて下さい
 
私たちの所属している「イノベーション推進部 オープンイノベーション推進課」では、新規事業を創ること、社内の起業家を発掘すること、また会社全体でイノベーション風土を醸成していくこと、この3つのミッションを持っています。
 
会社として既存事業に頼るポートフォリオの構成を変化させていくことは急務であり、新規事業を作っていくこと、適した人材を育成していくことを任されています。
 
これまではアクセラレータープログラムを実施し、新規事業開発のノウハウを貯めていましたが、今年から実際に新規事業を開発していくことに着手し始めました。
  
-----------------Spready導入のきっかけを教えて下さい
 
議論を重ねて「農業」をテーマにすることを決めたのですが、課題にアプローチをしようとも、2次情報を自分で調べるしか最初は方法がありませんでした。
1次情報に触れたいと思ってもヒアリングを「どこで、誰にするか」常に課題がありました。
 
元々プロフェッショナルに出会える他社のサービスは利用していましたが、農家さんに出会いたいということが叶えられるサービスがそもそもないというのもありますし、
なにより「誰に会うべきか」明確化してないこの仮説構築フェーズにおいて使えるサービスが今までなかったですよね。
 
そんな時にSpreadyのサービスと出会い、仮説構築/検証フェーズで使いやすいサービスだと感じ、導入を決めました。
 
具体的には、
・機縁法で会いたい人にアプローチできること(自分たちのつながりでは会えない人たちに会えること)
・活用の自由度が高いこと(仮説検証フェーズでも会えること)
・会えた方との継続的な接点が可能であること
 ・経済合理性
この4点ですね。
  
-----------------実際利用されてみてどうでしたか?
 
自分のつながりのない分野の人たちとネットワークが取れたことはとても良かったです。
私たちの会いたい人はプロフェッショナルではなく“ふつうの“農家の方たち。
そういう方たちに出会えるサービスってなかなかないですよね。
 
今回「都市型農業をされている方たちの話を聞きたい」という目的でセッションを出していましたが、皆さんのリアルな体験談を聞くことで私たちの事業アイデアは前に進みました。
 
「あなたの経験はきっと誰かのためになる」を体現されているサービスだと感じました。
 
また、Spreadyの場合、参加されている皆さんが金銭報酬を目的としておらず、好奇心や貢献欲求を強く持っている方が多いので、他サービスと違う方とお会いできるなと感じました。その点わたしたちも事業の相談をしやすいと感じましたね。
 
Spreadyの担当者に案件掲載内容について相談できることもとても良かったです。内容についてディスカッションすることで自分たちの考えや会いたい人について整理されますし、より解像度が上がったことも印象的でした。
  
-----------------実際1次情報のヒアリングをされて、事業はどう変化されたのでしょうか?
 
もともと、2次情報を収集していた時に私たちはある仮説を立てており、それを元に事業を進めようとしていました。
1次情報のヒアリングの目的はその2次情報を元に立てた仮説を深めることだったのですが、それだけではなく新しい気付きが得られたんですね。
2次情報では得られなかったもっと大事な観点があったんですね。1次情報を収集する大事さを肌で感じました。
 
その気づきを元に結果的には検討していた事業アイデアをピボットしました。
 
事業を進めるべきかの判断を早くすることが出来たのが良かったですね。
気軽にオンラインでスピーディに検証できました。
 
 
-----------------今後Spreadyに期待することはありますか?
 
今後「Canon i Program」という社員参加の社内起業プログラムで10チームが新規事業の種づくりにチャレンジしていきます。
今回の経験を元に、事業創造の手前の仮説検証フェーズでSpreadyをぜひ使っていきたいと考えています。

ありがとうございました!
ぜひSpreadyにご興味をお持ちいただいた皆さまはこちらからお問い合わせください。

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