「副業・転職」でしか携われなかった“他社の新規事業“との新しい関わり方を発明するという挑戦

Spreadyの柳川です。

Spreadyは本日、10月14日(木)、デザインリニューアルを行いました！

まっ黄っき〜！！

https://spready.jp/
ビビッドな黄色に一新しました。

前回のデザインは2019年5月のβ版からのもので、サービスローンチ当初から本日まで、社会がものすごい勢いで変化していく中で、Spreadyも小さいピボットやリニューアルを何回も繰り返し、現在に至っています。当初のデザインで伝えたかったことと現在の実態が乖離していることから、今回のリニューアルに至りました。
本noteでは、サービスローンチ当初から応援してくださってるユーザーの皆さんに感謝の気持ちを伝えるとともに、Spreadyのこれまでの紆余曲折、そして新しいSpreadyについて、お伝えできればと思っております。

Spreadyは日本中の新規事業と出会えるプラットフォームへ

いま、Spreadyは様々な企業の新規事業が集まるプラットフォームとなっています。事業化直前のものや、まだ事業化するかどうか決まってないアイディアの種のものまで、粒度もフェーズも様々。
これまでにのべ262社の法人がご利用いただき、常時100件ほどの新規事業のセッションが掲載されています。

Spreadyが初期フェーズから伴走して、事業化に至った新規事業もたくさんあります。
Spreadyを通じて行われたユーザーヒアリングで前に進んだ新規事業はもちろん、Spreadyを通じて出会った2人の会社同士の事業連携なども多く発生しています。
私たち社員はすごく役得で、毎日いろんな新規事業のアイディアを色んな企業担当者の方から聞いていて「あ〜それめちゃ良いですね！わくわくする〜〜〜〜！！」を毎日体験しています。
私たちだけで専有しちゃうのはもったいないので、ぜひ見に来てください。笑　https://spready.jp/

わくわくした新規事業に参加できる、協力できる

見てわくわくするだけでも良いのですが、わくわくした新規事業に参加・協力することが出来るようになっています。

個人のユーザーさんが出来ることは2つ
①（誰かに紹介されて）参加する
②知り合い・友人を紹介することで間接的に参加する

参加できるセッションは様々ですが、「ユーザーヒアリング」や「ブレストに参加する」ようなカジュアルなものがほとんどです。
「働く」（就職する・副業する）ことでしか参加できなかった"他社の新規事業"への新しい関わり方のご提案を皆さんにさせていただきたい、と思っています。

参加することで金銭報酬はありませんが、他社の新規事業に参加できるわくわくした体験とともに、Spready Reward Programと交換することができます。

Spreadyが提供できること

Spreadyは2019年5月β版をローンチしたときから「個人と法人をカジュアルにマッチングするサービス」であることはずっと変わりません。
それは私たちの掲げているミッションである「（個人が）やりたいに出会い続ける世界をつくる」ために必要だと信じているからです。

しかしながら、意図せず、感染症の流行があり、異例の「家でじっとしている方が褒められる世界」が続いています。
（家から出ないほうが、楽なときももちろんありますが笑）新しい出会いや偶発的な出会いがない日々が続くことで、変わらない日々に面白さを感じられなくなったり、自分の世界が狭くなったり感じられている人も多いのではないでしょうか。

先日、Microsoft社6万人がフルリモートになったことの仕事への影響を調べた社会実験結果の記事が話題になっていました。

コロナ禍でMicrosoft社6万人がフルリモートになったことの仕事への影響を調べた壮大な社会実験結果：

- グループ外との関係性が希薄化し、グループ内の関係性が強化された
- サイロ化され、非公式の協働ネットワークが崩壊した
- 新規に発生する関係性が減少し、ネットワークの固定化が進んだ (1/n) pic.twitter.com/ji11xGp0xv

— Shohei (@shohei_ub) September 10, 2021

これは社内の話ではありますが、社会全体でも、『人のつながりの固定化・サイロ化』は起きてるなぁと自分の周りでも感じます。

「なにか世界を広げたいけど、何したらいいかわからない」「学んだり、新たに副業したりは億劫」「なんか面白いことないかなぁ〜！」そんなときにぜひSpreadyを覗いてみてもらえると嬉しいです。

この2年半での顧客層の変化

「そもそもSpreadyってそんなサービスだったっけ！？」と感じたそんなあなたは以前よりSpreadyに注目いただいてる方ですね。笑
仰っるとおり、この2年半で、ご利用いただいている法人と扱っている案件の中身は結構がらっと変わりました。
サービスローンチ当初は採用に使えるようにしようかなとか、営業リードに偏った時期もありました。
昨年秋頃から、新規事業と相性が良いことがわかり、新規事業に特化するようにサービスを磨き、現在に至ります。
今後は日本中の新規事業が集まるプラットフォームへと育てていきたいと考えています。

2年半でSpreadyは世の中になにをもたらしたか

Spreadyは2年半で、3,050件以上（2021.10月現在）の「出会い」を紡いでいます。
この「出会い」は利用企業にとっては新規事業を前進させる原動力になっていて、前述の通りSpreadyがきっかけで実現した新規事業や事業連携などが複数誕生しています。
ご利用いただいている個人ユーザーの皆さんからは、「新しい世界が広がった」「自分の経験が活きることが嬉しかった」などの声を頂いており、何かの行動のきっかけにしてくださってる方も多いです。
いくつかインタビューした記事があるのでご紹介させてください。

リニューアルの経緯

さて、今回のリニューアルですが、実はさかのぼること7ヶ月前、3月からPJが始まりました。
その頃の私たちはいろんな課題を抱えていました。
冒頭に申し上げた「当初のデザインで伝えたかったことと現在の実態が乖離している」ことがリニューアルの一番の目的ではありますが、それ以外にも
「どういうサービスかよくわからない」「ユーザーがまず何をしたらいいかよくわからない」と日々様々な方面からご指摘いただいたり、「創業者の想いは伝わるんだけどねぇ....」と冷ややかな目で見られたり👀

今回は、ちゃんと伝わるサービスサイトを作ることを一番の目的として、サービスの意義やユーザーの定義などを1から練り直しました。

長い長いPJでした...。
今回はニューロマジックさんに全面的にお世話になりました！ありがとうございました！

ユーザーの皆さまへの感謝

サービスローンチ当初からご利用いただいている皆さまをはじめとして、Spreadyのユーザーの皆さまには本当感謝しかありません。
上述の通り、掲載企業や掲載のセッションの質の変化にご対応いただいたり、様々な意見をいただき、現在に至っております。
今回のリニューアルでも多くのユーザーの皆さまのヒアリングにご協力いただきました！
引続き、ご愛顧いただけますと嬉しいです、よろしくおねがいします！

「Spready」https://spready.jp/

　　　　　　　　　　　　Spready株式会社 Co-Founder 取締役　柳川裕美