【スプレッドシート】太字・下線・斜体・取消線のショートカットキー紹介と覚え方
Googleスプレッドシートで「太字・下線・斜体・取消線を付与するショートカットキーと覚え方」を紹介します。
表の見出しを作ったり、文章校正する際に重宝するショートカットキーです。
太字・下線・斜体・取消線を付与するショートカットキー Mac / Win 各4種類
すべて選択・値のみ貼付けのショートカットキーはこちら↓(コピペ実装GASも載せてます)
1. 太文字にするショートカットキー
Mac:⌘ + B
Win:Ctrl + B
2. 下線を付与するショートカットキー
Mac:⌘ + U
Win:Ctrl + U
3. 斜体にするショートカットキー
Mac:⌘ + I
Win:Ctrl + I
4. 打消線を付与するショートカットキー
Mac:⌘ + 5
Win:Alt + Shift + 5
注意点2つ
1. トグル式のショートカットキーである
⌘ + B(Ctrl + B)
⌘ + U(Ctrl + U)
⌘ + I(Ctrl + I)
⌘ + 5(Alt + Shift +5)
上記全てトグル式のショートカットキーなので、2回押すと設定が解除されてしまう点に注意が必要です。
奇数回押下で実装、偶数回押下で解除っていう感じですね。書体変更したのに解除されてるときは連打している可能性ありっす。
2. Ctrl + Uはブラウザページソースの表示にもなっている
WindowsPCでは「Ctrl + U」はブラウザページのソース表示になっています。対処方法として、スプレッドシート上で対象テキスト(対象セル)をアクティブにしてから、Ctrl + Uを実行すること。
あるあるなのがデュアルディスプレイ環境のときに別ウインドウをアクティブにしてると、いきなりページソースが表示されるのはこのショートカットキーが原因だったりします。
超余談ですがMacでブラウザページのソースを表示するには、「option + ⌘ + U」と押下すれば可能です。ソース表示はtarget_blackとして別タブで開くため、トグル方式では開閉できない点はご留意くださいませ。
おわりに
次回は「上枠線・右枠線・下枠線・左枠線を付与するショートカットキー」を紹介します。
セルの上枠線だけ消えちゃった…といった時に重宝するショートカットキーです。
お楽しみに。
次回記事
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追記. 太字・下線・斜体・取消線付与をカスタムメニューから一発で操作するGAS
例のごとく、太字・下線・斜体・取消線をカスタムメニューから操作するGASを作成しました。
ぶっちゃけショートカットキー操作の方が早いんですけどね、ショートカットキー忘れた際はぜひご利用ください。GIFのとおり、複数範囲のセルでも離れた複数セル選択でも、対象セルがアクティブな状態であれば任意の書体を実装できます。
function onOpen() {
const ui = SpreadsheetApp.getUi();
ui.createMenu('【カスタムメニュー】')
.addItem('太字', 'applyBold')
.addItem('下線', 'applyUnderline')
.addItem('斜体', 'applyItalic')
.addItem('取消線', 'applyStrikethrough')
.addToUi();
}
// 太字を適用
function applyBold() {
const rangeList = getSelectedRangeList();
if (rangeList) {
rangeList.forEach(range => range.setFontWeight('bold'));
SpreadsheetApp.getUi().alert('選択範囲に太字を適用しました。');
}
}
// 下線を適用
function applyUnderline() {
const rangeList = getSelectedRangeList();
if (rangeList) {
rangeList.forEach(range => range.setFontLine('underline'));
SpreadsheetApp.getUi().alert('選択範囲に下線を適用しました。');
}
}
// 斜体を適用
function applyItalic() {
const rangeList = getSelectedRangeList();
if (rangeList) {
rangeList.forEach(range => range.setFontStyle('italic'));
SpreadsheetApp.getUi().alert('選択範囲に斜体を適用しました。');
}
}
// 取消線を適用
function applyStrikethrough() {
const rangeList = getSelectedRangeList();
if (rangeList) {
rangeList.forEach(range => range.setFontLine('line-through'));
SpreadsheetApp.getUi().alert('選択範囲に取消線を適用しました。');
}
}
// 選択範囲リストを取得
function getSelectedRangeList() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
const rangeList = sheet.getActiveRangeList();
if (!rangeList) {
SpreadsheetApp.getUi().alert('適用するセル範囲を選択してください。');
return null;
}
return rangeList.getRanges(); // 選択された全ての範囲のリストを取得
}