2022年は、ゲームを楽しむのに何が必要か?を味わった年&My GOTY2022
トップ画像引用元:The Game Awards
私にとって2022年は、ゲーマーとしてどんな年だったのか?
毎年の締めくくりとして書いてることなので、今年も私がプレイしたゲームの中かなベストと言えるものを挙げて、この1年を振り返ってみたいと思う。
例年の通り、ここで書くのは2022年に私が入手もしくはプレイしたゲームなので発売年は関係ない。
STGは2極の方向性
私にとって最も重要なジャンルが「シューティングゲーム(以下STG)」なので、まずはここから。
今年、STGで味わったのは「2つの方向性」だ。
DRAINUS
GRAND CROSS: ReNOVATION
Squad 51 vs. the Flying Saucers
『DRAINUS』『GRAND CROSS』両者とも全編にわたって「破壊の演出」を極限まで見せてくれる。対して『Squad 51』は、モノクロ映像の実写特撮映画を模した映像と、両者とも「際立った演出」で楽しませてくれた。
Andro Dunos II
FORTRESS DEFENDER(2021年発売)
この2作は「やっぱりSTGはオプション引き連れてショットで敵を一掃してボス戦では巨大レーザー撃ってきて第2形態に変形しないと駄目だよね!」と語りかけているようで、90年代STGの王道を見せてくれる。
今年のSTGは「演出」と「王道」の2つを大いに味わえたことだった。
様々なものを「味わった」ゲーム
Onde
線画だけで「生命」を描く、音に合わせて操作していく。
プレイして、とても優しい気持ちになれる、癒やされるゲームだった。
Last Command
「スネークゲーム」という古典とも言えるジャンルを使って、いかに「巨大なストーリーに4方向に移動するだけのドット絵キャラを成立させるか」に挑んだ意欲作。
私にとって、最も挑戦的なものを感じるゲームだった。
ElecHead(2021年発売)
プレイヤーは「電気を通す」「頭を投げる」2つのギミックだけであらゆる種類のパズルと大規模なマップを見せてくれる。
発売は2021年だが、私にとっては今年、最もスリリングだった作品。
THE CORRIDOR(2020年発売)
ストアページに書かれているのは「一人称視点の廊下型ゲーム」。廊下の先に置かれたボタンを押すと、様々なイベントが発生、それだけで延々と展開する。徹底的にプレイヤーを騙し続けて楽しませてくれる。
小規模ゲームとしては最高だった作品。
今年はATARI LYNXの年、来年はATARI LYNXの年
私にとって2022年と言えば、Steamで最高に熱いゲームが発売された年でもある。
Electrocop
Blue Lightning
Gates of Zendocon
つまり、2022年はATARI LYNXの年だった。
今年は日本でSteam Deckが発売されたが、私にとってこれは「ATARI LYNX後継機」だと思っている、それが買いたい理由の一つである。
だから、来年もATARI LYNXの年だ。
ゲームで味わった2022年
今年はゲームというより、ゲームにまつわることで、大きなものを味わう年だった。
Atopes
昨年発売された、無料で楽しめるゲームで、ジャンルは「哲学」。STGやアクション、謎解きADVなどを体験しながら「アトペスとは何か?」を追求していく。
本作は、今年11月の大型アップデートにより、英語と中国語に対応。
更に、中にあるゲームの一つ『SaveChristmas』が刷新されている。
私は、このゲームのテストプレイヤーとして参加させていただいた。
ゲームの製作に、ほんの少しだけでも参加させていただいたことはとても光栄で、作者様に感謝の気持ちです。
入院中にクリアしたゲーム
今年、noteで書いた記事のほとんどがこれ。
今年は3回も入院と1回の自宅療養があった。おかげでPCゲームを楽しむ機会が減った。
ただ、入院中はNintendo Switchを持ち込んで、途中までだった『ゼルダの伝説 BOW』、そしてファミコンゲームの『ソロモンの鍵2』を再開する。
そして…
両方クリアしてしまった。
ゲームを楽しむのに必要なものは何か?を味わった年
入院中は医療を受ける以外は休むしかない。それは時間だけでなく、精神的にも余裕を持てる機会でもあった。だからゲームも改めて楽しめる機会となった。
結局、ゲームを楽しむには「時間と精神」両方に余裕がないとできない。そんな、極めて当たり前のことを改めて知る。
今年はゲームそのものより、ゲームに参加させてもらう、入院でゲームを再認識するなど、ゲームで得たものが多い年だったと思う。
2023年、まだゲーマーとして生きていけるのなら、楽しむための時間と精神、両方に余裕を持ちたいものだ。