「あん」を読んで
こんばんは。ライラックです。
ドリアン助川さんの「あん」を読み終わったら、あんこを作りたくなり、さっそくあんこを作りました。
小豆は新豆が出たばかり。それを買い置きをしておいたので、思い立ってすぐ炊くことができました。
さすがに、小説で出てくるような作り方はできなかったけど。
なにしろとてつもなく丁寧に作っているのです。
けれど「小豆の声を聴く」ようには心掛けました。
ここで思ったのは「小豆の声を聴く」ことになんら違和感を感じないタイプの人間と、全く理解できないと思くタイプの人間に別れるのではないかということです。
どちらかと言えば私は前者で、小豆の声に耳を傾けたくなる方です。
もちろん、本当に小豆から「ものがたり」を聴けるわけではないのだけど、それでもやっぱり小豆を炊きながらその様子を見ていると、聴こえるような気がするのです。
出来上がったあんこは半分はお汁粉にして、残りの半分はトーストに塗る用のあんこにしました。
明日の朝食は、小倉トーストにしようと思います。