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アジア株上昇の理由を探ってみた!

アジアや新興国の株式に投資をする際、みんなは何を参考にしているのか??

今回は、『人口ボーナス期』を基に少し掘り下げてみます!
ボーナス!素敵な言葉ですね~♪

人口ボーナス期:総人口に占める「生産年齢人口 (15歳~64歳の人口) 」が増え続ける、もしくはそれ以外の14歳以下と65歳以上を合わせた人口 に対しての比率が圧倒的に多い状態を指します。総人口における生産年齢人口の割合が高まれば、豊富な労働力が経済活動を活発にするだけでなく、教育や医療、年金などの社会福祉負担が軽減され、資金を新しいビジネスに回すことができるようになる。
これが、人口ボーナス期にある国が経済成長する仕組みです。
つまり、現在の日本は少子高齢化なのでその真逆の状況です💦

では、日本の人口ボーナス期はいつだったのかというと1955年~1990年!
戦後の高度経済成長期が当てはまります。この時期、日経平均株価も人口ボーナス期の生産年齢人口の増加とともに右肩上がりに上昇しています!

下記の図は、日本の年齢層別人口推移(左)と日経平均株価推移(右)を表した図です。
この図に日本の人口ボーナス期(薄い黄色)を合わせてみると、15-64歳の人口増加と日経平均株価の値動きが比例しているのが分かります!

では、本題のアジア(ベトナム、インドネシア)の人口ボーナス期を見ていく前に下記の図を見てください。
これは1979年の日本2023年のベトナム、インドネシアの人口ピラミッドを並べたものです。日本の高度経済成長期の人口構成と、現在のベトナム、インドネシアの人口構成がとても似ているのが分かります。

1979年の日本と2023年のベトナム、インドネシアの人口ピラミッド

💡もちろん時代や状況が異なるため、必ずしも日本と同様の経済成長を見込めるわけではないですが、現在のべトナムやインドネシアの人口構成が日本の高度経済成長期と同じ形を模している事は、今後の経済発展の期待に繋がります。
 
次に、各国の人口ボーナス期を見ていきます。
ベトナムの人口ボーナス期は1975年~2035年、ベトナムの人口は2023年に1億人を超えました✨
インドネシアの人口ボーナス期は1975年~2040年、インドネシアの人口は1965年に1億人を超え、現在2億7,980万人。インド、中国、アメリカに次ぐ世界第4位の人口大国です✨
2か国共に、人口ボーナス期の各国指数(ベトナムVN、ジャカルタ総合)は右肩上がりに上昇!!

ベトナムの年齢層別人口推移(左)とベトナムVN株価推移(右)
インドネシアの年齢層別人口推移(左)とジャカルタ総合株価推移(右)


上記はあくまで一例です。
必ずしも人口ボーナス期とその国の株価指数が比例するとは限りませんが、これも1つの指標!!アジア株や新興国の株を検討する際の参考になればと思います。
引き続きアジア各国の株価動向に注目していきます🌸
 
参考元:UN World Population Prospects2022/PopulationPyramid.net

次回は、ポイント楽天株って何?を紹介します♪


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