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8月8日「リユースの日」に考える、つくる責任

前回、つかう責任としてコンタクトレンズの捨て方について紹介しましたが、製品を提供するコンタクトレンズメーカーも『つくる責任』として様々な取り組みをしています! 

『つくる責任』としての「海洋プラスチックごみの解決」に向けた様々な取組みと3R

<プラスチックニュートラル>
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使用した量と同じ量のプラスチックを回収し、リサイクルすることによって実質的なプラスチック排出量をゼロにする考え方
 ●クーパービジョンは、プラスチックバンク※-4との提携によって日本で流通するクーパービジョンの全てのコンタクトレンズ製品を「プラスチックニュートラル 」とすると発表しています。
アルコンは、プラスチックバンクとのパートナーシップに基づき、日本国内で販売されるアルコンのコンタクトレンズの一部のプラスチック排出量実質ゼロを目指すプロジェクトが始動しています。

<Reduce>
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廃棄物の削減、製品の包装の最小限化
 ●ジョンソン・エンド・ジョンソンは、コンタクトレンズの紙包装を60%削減したり、配送用のプラスチック袋をなくすことで年間10トンのプラスチックの節約を行うなど、世界中でいろんな取り組みを行っています。
メニコンは、レンズ容器1個あたりのプラスチック使用量を、従来品と比べて約80%削減。また同梱されているパッケージは、レンズ製造時に不要になったプラスチック廃材をリサイクルして利用しています。

<Recycle> 
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使用済み、未使用のコンタクトレンズやその包装材料を回収し、再利用可能な資源に戻すプロジェクトの推進 
クーパービジョンは、使用済みコンタクトレンズのブリスター(空ケース)を回収し、新たな資源としてリサイクルを行うプロジェクトを展開。回収されたブリスターは、新たなプラスチック資源として生まれ変わります。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、ソフトコンタクトレンズであればどのメーカーのコンタクトレンズでも対応可能なリサイクルプロジェクトを実施。ブリスターやホイルもリサイクル対象となり、回収されたレンズは、アウトドア用の家具やプラスチック木材として活用されています。
メニコンは、未開封の使い捨てコンタクトレンズを店頭で回収し、水平リサイクルとして活用しています。
シードは、使い捨てコンタクトレンズのブリスターを回収し、新たな資源にリサイクルをするプロジェクトを進めています。回収されたプラスチックは、需要が高まっている物流のプラスチックパレットに生まれ変わります。

 💡Reuseに関しては、衛生管理上、コンタクトレンズの保存液や洗浄液のリフィル製品の提供が難しいこともあり、保存液や洗浄液を必要としない1dayコンタクトレンズの販売に力を入れる事で、ケア製品のプラスチック使用量の削減を推進する企業があれば、毎日のプラスチック廃棄量の削減を目指し2WEEKSやMonthlyコンタクトレンズを推奨する企業もあり、同じゴールに向けた各社の戦略も興味深いです♪

次回は、株価急落と円高で相場は大荒れ💦を紹介します♪




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