中判カメラ・ロクロク物語 その7
この記事はシリーズ物なので、よかったら「中判カメラ・ロクロク物語」別記事も御覧ください。
ときおり太陽が顔を出す
どんより曇っていても、曇ったまま安定していれば、まだしも撮りやすい状況なのですが、気まぐれに雲の隙間から太陽が顔を出すとドラマチックな絵柄にはなりますが、古い中判では撮りにくかったです。秒単位で明るさが変わりますが、少人数撮影会で他の参加者を待たせながら露出計で測ったりしていられないので、いま二段分ほど明るくなったかなどとカンで絞り値を決め、エイヤと気合いでシャッターを押しました。まさに死屍累々といった感じで失敗写真を量産してしまいましたが、カンが当たってキッチリ撮れているのもありました。
大元のポジフイルムが行方不明で、スキャンしたデータも小サイズの画像しかなかったので、ちょっと小さめなのは御容赦ください。
やはり日が射している方が画になります。
デジタルならISO感度を何時でも変えられるので、常に撮りたい絞り値で撮ることができます。フイルムは一本撮り終えるまでISO感度を変更なんてできませんから、想定外のスローシャッターになってしまったり、それとは逆に、明るくなりすぎるとシャッタースピードの限界から絞りたくないのに絞らなきゃならなかったりします。随時、感度を変更できることだけでも、デジタル化は有り難い進歩だと感じています。
おわりに
この記事は実質無料です。わざわざお買い求めくださらないで大丈夫ですけれども、投げ銭として買ってくださると嬉しいです。
追記
現在、ロクロクの中判カメラを主人公に据えたフォトストーリーを制作、先日、公開しましたので是非御一覧のほどを。
フォトストーリー『スクエア』閲覧無料です。
謝辞
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