「銀塩」 写真を組む256
そもそも組写真って?
組写真とは、何枚かの写真を組み合わせることです。組むことでドラマを表現するものであって、一枚のなかにドラマを詰め込む単写真とは撮り方も違ってきます。テキストをつけないとストーリーと呼べるほど複雑な状況を説明しづらいですが、写真を組むことで状況の「流れ」は創れます。
作例を御覧ください
私なりの流儀ですけれども、紙媒体になぞらえ、横長の一段分を本の左右見開き2頁に見立てたうえで、マンガの様なコマ割をします。横書きの本をめくる感覚で左上から右下へ順番に御覧ください。
*画像をクリックすると大きくなります。
少人数撮影会で
そのころ何度も参加して気心知れた少人数撮影会で撮りました。私以外は全員がデジタルカメラ、もちろんAFで露出決定もオートでサクッと撮りますけれども、このとき私はベッサフレックスという銀塩カメラで、MFかつまた露出も手動でした。どうしても時間がかかるので、気心知れた撮影会でしか使えませんでした。
被写体さんは、あまり笑わないタイプでした。オヤジギャグも通用しないことが多いのですが、あまりのつまらなさに笑ったところを、すかさず撮るというようなことをやってました。
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