｢いつでも帰っておいで‼️」

言葉というものは、私の心を大きく揺さぶる。

良い意味でも悪い意味でも。

だからこそ使い方がとても大切で、

誤った使い方をしないよう細心の注意を払わなければならない。

言葉に助けられることもあれば、

言葉に殺されそうになるときもある。

もしかすると、この世の中で1番扱いが難しいものなのかもしれない。

ここでは、

そんな"言葉"に助けられたときのことを書く。

実家から一人暮らしの家に戻った日。

家についたよ！と母にLINEをした。

少ししてから返事が来た。

温もりのある言葉が沢山書かれていて、

長文の最後に

｢いつでも帰っておいで‼️｣

とあった。

何気ないその一言が、

とても嬉しかった。

本当に有難かった。

涙が溢れそうになってなんとか堪えた。

いつでも帰れる場所がある、

その漠然とした安心感のようなものは

どんなに荒んだ心でも癒してくれることを知った。

絶対に当たり前じゃないその大きな愛を受け取れることが本当に幸せだと思った。

最近は色々なことがあって、

良いことと悪いことの比率でいうと、

悪いことの方が高い。

苦しかったり、悲しかったり、

自分のことなのに何が正解か分からなくなったりと悩みが尽きない。

人生は難しいなと毎日考えている。

でも、私は大丈夫。

いつでも帰れる場所がある。

いつでも私を迎え入れてくれる人がいる。

大好きで大切な人がいる。

いつでも帰っておいで‼️

という言葉の

とてつもない温かさが

私の心をどれほどに癒してくれたか。

言葉はすごい。

人を気持ちを、感情を、一瞬にして変えてしまうのだから。

扱い方は難しいものだけれど、

正しく、優しく、思いを込めて使うことで

人の心に少しの灯りをつけることができる。

母のように、

私も、

誰かの心を癒すような温かな言葉をかけられる人になりたい。