2022年世界柔道結果まとめ

2022年の世界柔道がタシケントで行われました。

日本勢の結果をまとめます。


・男子60kg級

高藤直寿 優勝

オリンピックチャンピオンの高藤が出色の出来で4度目の世界王者に輝きました。

準々決勝では今季好調のガリーゴスを開始わずか31秒で投げ飛ばし、準決勝では東京五輪決勝でも戦ったヤンユンウェイ相手に技有りを奪って優勢勝ち。

決勝は伏兵となったモンゴルのアリウンボルドが相手でしたが、序盤に技有りを奪い、そのまま危なげなく逃げ切りました。

パリ五輪での二連覇も視界に入ってきたと思わせる圧倒的な勝ち方でした。


・男子66kg級

阿部一二三 優勝
丸山城志郎 2位

阿部一二三と丸山城志郎というライバル二人が順当に決勝まで勝ち上がりました。

丸山は準々決勝で東京五輪銀メダリストのマルグヴェラシヴィリを撃破し、準決勝では韓国の強豪、アンバウルを撃破。

阿部も準決勝で強豪のデニス・ヴィエルを破って危なげなく勝ち上がりました。

そして決勝は阿部一二三が技有を奪って優勢勝ち。これで阿部一二三は対丸山の戦績を4連勝としました。

東京五輪の時から比べても一段と力を上げていることを感じさせました。

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