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捻挫や打撲の対応方法、RICE

子供のスポーツ現場で一番良く起こるケガはなんでしょう?

おそらく、「捻った、打った、擦りむいた」ではないでしょうか?

その「捻った、打った」に対する基本的な対処方法、皆さんはご存知でしょうか?

基本は 「RICE」 です。

RICE、とは、急性外傷(捻挫や打撲など)に対する基本的な応急処置方法。

R:Rest(休息、安静)
I :Icing(アイシング、冷却)
C : Compression(圧迫)
E : Elevation(挙上)

の頭文字を取っています。

Rest:ケガをしたらまず「休息 or 安静」 。プレーを直ちに中止し、患部を動かさないようにします

Icing:患部を(氷で)冷やして内出血や腫れ、炎症、痛みを軽減させます

Compression:患部の腫れを軽減させるため、弾性包帯やバンデージなどで圧迫します

Elevation:患部を心臓より高いところに挙上することによって、腫れや症状の悪化を防ぎます

Icingは、氷を氷嚢などに入れて行うと良いでしょう。

子どもの場合、皮膚が薄いので水を少し入れても良いでしょう。

15分前後が目安ですが、子供の様子を見ながら調整しましょう。(15分以上やる必要はないです。)

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保冷材では冷えすぎてしまい、凍傷などの危険もあるので避けましょう。

まれに、寒冷アレルギーで、冷やすことでじんましんなどの症状がみられる場合もあります。

その場合はすぐに氷を外しましょう。

アイシングを外した後は、バンデージ(伸縮性のある包帯です。包帯よりも厚手のものがよいです。薬局などでも売っています。)で軽く圧迫して、腫れを最小限にします。(強く巻き過ぎないように注意!)

バンデージ

そして、またジンジンと痛みが出てきたらアイシングをします。

アイシング→圧迫→アイシング→圧迫

これを、受診するまで続けます。

RICE処置は、あくまで受診するまでの応急処置です。

整形外科での受診は必ずしましょうね。

日本整形外科学会のHPにもRICEの詳細がありますので、参考にしてみてください。

https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/athletic_injury.html

また、こちらのPDF資料も分かりやすいです。

http://jossm.or.jp/series/flie/003.pdf



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