サクっとNBA(プレーオフ1回戦イースタンカンファレンス)Vol.1
みなさんどうも。
NBAオタクです。
今回はNBAのことについてサクッと書いていきます。
題して「サクっとNBA」
NBAのプレーオフ1回戦はクリッパーズ vs マーベリックスのカードを除いた7カードの勝敗が決まりました。
○ イースタンカンファレンス
順当な勝ち上がりをみせたといってもよいイースタンカンファレンス。
(1位)シクサーズ vs ウィザーズ(8位)
シクサーズ 4-1 ウィザーズ
ウィザーズに付け入る隙を与えなかったシクサーズ。ウィザーズ自慢の攻撃力抜群のバックコートデュオもシクサーズの守備を前に為す術もありませんでした。中でもシモンズの守備は一際目立っており、今シーズンの最優秀守備選手賞(DPOY)の最終候補に名を連ねたその実力通りの活躍でした。世論ではDPOYはゴベアといった見方が強いようですが、個人的には今年に限ってはシモンズにあげてほしいなと思います。5番ポジションを守るゴベアに対して、シモンズは全ポジションを守れます。そんな選手はNBAを見渡してもそういるものでもありません。(単純に私がシモンズを好きというのもあるんですけどねw)ちなみに私はシモンズのことを「シュートの無いレブロン」と呼んでいますw
気になるのはエンビードの怪我です。チーム側はシーズンエンドという言葉を出していませんが、私が思うにおそらくプレーするのは無理です。もし仮にできたとしても、100%の状態からは程遠いプレー内容になるのではないかなと思っています。少しでもプレーする可能性を残すためだとは思いますが、無茶をしてキャリアを棒に振るう大怪我だけはしないでもらいたいです。それほどエンビードはNBAにとっても貴重な選手だということです。
一方のウィザーズですが負けじと意地を見せ、なんとか1勝をもぎとりました。ハッチーもキャリア初のプレーオフでしっかりと存在感を示していましたし、チームの3rdポジションとしてこれからますます期待が高まりました。ビールとウエストブルックの攻撃力にアブディヤとトマブラが怪我から戻って来ればフロントコート陣にもかなり厚みが出てくるので、楽しみなチームになるでしょう。しかしオフェンスだけで勝てるほど今のNBAは甘くないので、今オフにはディフェンス力の向上にも力を入れるべきですね。チームが次のステップに上がるためにはスコブルHCの解任は致し方ないのかなと思っています。
(2位)ネッツ vs セルティックス(7位)
ネッツ 4-1 セルティックス
強すぎたネッツ。
それ以上の言葉が出ないくらい本当に強かったネッツ。やはりアービング、ハーデン、デュラントの3枚看板はチートですw 1試合40点以上取れる選手が3人もいるなんてどうかしてます。
ただ!テイタムの孤軍奮闘ぶりは凄まじかったですね。ネッツのスイープという大方の予想に対し、50点を記録してチームを勝利に導びきました。テイタムは将来のUSA代表のスタメンに入ってくるだろうなとあの試合を見ながらワクワクしていました。
すっかり問題児といったレッテルを貼られてしまったアービングは、やはりここでも事件を起こしましたね。そうです。それがあの「ロゴ踏み付け事件」です。
ここではあまり多く言いませんが、せっかくのスターの才能を持っていながら自らの言動で台無しにするのはもったいないですね。まあこれも含めてアービングらしいということなのでしょうかw
セルティックスはシーズン終了後に大きく変革が行われました。これまで多くの功績を残してきたダニー・エインジGMが退任し、その後釜に現HCのブラッド・スティーブンスを抜擢しました。バトラー大学を2年連続でNCAAトーナメント決勝に導いた手腕を買われて名門セルティックスのHCに就任。ピアース、ガーネット、アレンのBIG3解体後の再建チームを見事ここまで「戦うチーム」に仕上げてきました。あの素晴らしいコーチングをコート上で見れなくなるのは残念ですが、今度はその頭脳を活かし球団全体をまとめてくれるでしょう。誰がその空いたHCの枠に入るのかにも注目です。
(3位)バックス vs ヒート(6位)
バックス 4-0 ヒート
世間の予想に反してスイープとなったこのカード。
昨シーズンのプレーオフで敗れた雪辱を見事果たしたバックス。
ヒートはクラウダーとオリニクの抜けた穴が大きく、完敗と言ってもいいほどチーム力の差があったように思います。
完璧なシリーズとしたバックスですが第3戦でディビンチェンゾが負傷し今季絶望に。今シーズン飛躍を遂げていただけに残念です。
一方のヒートは戦力UPの補強をしなくてはいけませんし、何よりオラディポ問題があるのでオフシーズンも忙しそうです。
(4位)ニックス vs ホークス(5位)
ニックス 1-4 ホークス
意地と意地とのぶつかり合いでフレグラントやテクニカルが何度も宣告され、何度も揉め事が起きたこのカード。これぞプレーオフといったシーンがたくさんありました。そんな荒れ模様となった対決を制したのは5位シードのホークス。プレーオフ初出場となったヤングですが、緊張という言葉が似合わないくらいのパフォーマンスを披露していました。一方のニックスは今季MIPをとったランドルがFG29.8%と急ブレーキ。100失点未満に抑えた第2戦は勝利したものの、100失点以上許した他の4試合では全敗といった正にデータ通りといえる結果となりました。
残念な結果となってしまったニックスですが、決して下を向く必要は無く、むしろ胸を張るべきシーズンでした。古豪復活としてプレーオフ常連チームになってもらいたいですね。
まとめ
今回はイースタンカンファレンスの1回戦を簡単に振り返ってみました。
需要がありそうならウェスタンカンファレンスもやるかもしれません。期待しないで待っていてください。
あと「サクっとNBA」はシリーズ化していこうと思っているので、どうぞお付き合いください。