男性不妊の診断と治療
主人の1回目の精子検査が思わしくない結果を受けてからは
・いただいた漢方を飲む(保存的治療)
・質の高いサプリメントを飲む
・食生活の中でのタンパク質、亜鉛の分量を上げる
と、維持していましたが、一向に妊娠反応がありません。
ついには、根本的解決のために専門病院にいき治療に進展できる病院を探そうということを話し合いました。
(この話し合いだって生半可にはいきませんでしたが(;^_^A)
前提
・男性不妊検査をしてくれる病院はあるけどその先の治療をしてくれるところが少ない
・女性の通う婦人科でもチェック可能だけど、精子に問題がある場合の治療は行っていない
そのため、課題のある主人は検査で終わるのではなく、
専門の治療院に行かなくては改善の余地がないのです。
自宅からの距離や過去の実績などをHPにて比較して吟味して治療院を決定しました。
●初回診療費は50,000円(税抜)自費治療
しかし検査内容が精密で科学的だったため納得してスタート。
精子採取を2回行う必要があるためこの検査だけでも2か月を要します。
まず1回目の検査で可能性として言われたことは
主人の診断名 精索静脈瘤
これは70~100%の確率で断定的だと診断。
もう潔くわかりすぎてうなづくしかできませんでした。
その他、ものすごく精密な検査をしてくださり
・正常形態率
・精子頭部形態染色検査
上記は本当に納得し治療に当たれる内容だったと思います。
検査結果は今後有料で共有しようと思います。
運動率や濃度が正常でも上記2つがNGだと妊娠にはつながりづらい。
精子検査でも濃度や数に問題ないから大丈夫~と表現する方はぜひこれらを突き詰めて検査してほしいなと思いました。
主人も 量、濃度、総精子数、運動率には 問題がないのです。
では、それにも関わらず形態率と奇形が多いのかというと
精巣が熱を持っていて、貯めている精子の質が悪化している可能性をあげてくれました。
精索静脈瘤は不妊検査に来る男性の30%が該当する症状のようで
治療法は
●保存的治療(漢方+サプリメントなど)
●根治的治療(度が酷い場合に手術)
参照https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/repro/patient/man_sterility/day_varicocele_surgery.html
現在は、真ん中の腹腔鏡手術が保険適用になったようなので費用面で押さえたい方は良い手術法となるでしょう。(17万くらいと聞いた)
全身麻酔、入院2~3日が必要なため選択の余地はあるはずです。
我が家は3つ目の低位での手術を選択しました。
再発率と局所麻酔の日帰りということがマッチしたためです。
全額自費治療のため、トータル料金は530,000円(税抜)でした。
(事前検査+手術+3か月健診+半年健診込み)
さらっと出せる料金ではありませんでしたが、出すしかありません。
原因があり、手術で再起の余地があるのであれば解決策は一択でした。
なにより先生の
「ここが原因だから手術したら絶対良くなる!」!という言葉を信用できました。
原因→結果とつながっている事象なのであれば、
原因を解決すれば改善改善のが見込めるわけです。
この後は主人と二人、頭も気持ちもクリアになった気分でした。
男性も、専門の治療院があり、専門検査があります。
それも女性よりも痛くないはずなんです。
二人三脚で子供を授かろうと思っている家庭があるのであれば
精子検査を躊躇する理由はないはずです。
ぜひ一緒に困難を乗り越えてもらいたいものです。