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シッティングバレー 【連載】 私目線で紹介!パラリンピック競技 #4
みなさん、こんにちは!パラスポーツをこよなく愛するあいあーです。ブランドサッカー、アーチェリーの紹介でスタートをした普段は取り上げられる事が少ないパラリンピック競技について紹介していく【連載】企画
4回目となる今回はシッティングバレー!
1.シッティングバレー競技について
1)競技概要
シッティングバレーの名の通り、座ってバレーを行います。プレー中はお尻を床につけて競技を行うというルールがあるため、立ち膝などはNGです。
一般のバレーボールと同じ公式球を使用しますが、コートはバレーボールコートよりも若干狭く、ネットの高さも男子1.15m、女子 1.05mと低くなっています(バレー 男子:2.43m、女子:2.24m)。試合はバレーボールと同様で、25ポイント先取した方が1セット獲得の5セットマッチ(3セット先取で勝利)となっています。
2)特徴
床に近い距離のボールを拾い続ける!立位のバレーボールでは取れないような低いボールも取り、つなげていく、見る側もハラハラするような場面が多く、レシーブが非常に見どころです。
また、選手たちはその場にずっとい続けるわけではなく、お尻を床につけたまま、手を使って移動していきます。落下地点を予測した移動と、そのフットワーク(アームワーク?)も、注目です。
3)注目選手
イラン代表、モルテザ・メヘルザード選手です! 見れば一目瞭然なのですが、その身長246cm。もう一度言います。2m46cmです。
スパイクの最高到達点(座ったまま、手を上に挙げた時の高さ)230cm。(え、わたしが立位でジャンプしても届かないんじゃ…)
シッティングバレーはサービス(一番最初にコート外から打つボール)のブロックが可能なため、モルテザ選手が前衛の時には、その迫力だけでも相手選手が縮こまってしまいそうです・・・
(参考:https://www3.nhk.or.jp/sports/story/2504/ 2021年2月10日参照)
2.あいあー推しポイント
何か障がい者スポーツを体験してみたいな~、と思った時に、専用の用具などが必要なく、すぐに体験できるのがこの競技の手軽さだと思います。学校の体育授業などでバレーボールをやったこともあると思うので、誰しもがなじみのある競技として、今後の発展にも期待しています。
3.どんな事がシッティングバレーを通じて学べるか?
日本国内では、障がいのある選手もない選手も一緒にチームを組んで大会に出場できたり、健常者のみでの大会も開催されています。
障がい者だけでなく膝、足首などに怪我をした健常者のバレーボール選手達も参加することで、日本選手権のレベルも高く、コートの中でチームメイトとしてフラットにプレーできる障がい者スポーツです。
次回もお楽しみに!
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(Top写真提供 = A.RICARDO / Shutterstock.com)