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静止状態でのバランスをチェックしよう

スポーツでのバランス能力の重要性

スポーツでパフォーマンスを発揮するために”バランス”に注目している方は多いかと思います。筋肉の左右差や動作を行っている際のバランス、体幹などなど。もちろん高いパフォーマンスを発揮し、安定した結果を出し続けるためにはバランスはとても重要な要素といえます。
しかし、多くの人が試技中のバランスや体形的なバランスを気にしている一方で、”静止した立位”のバランスを気にしている人は意外と少ないのではないでしょうか。

静止した立位状態のバランス

姿勢を見る上で、自分自身はまっすぐ綺麗に立ててると認識していても、実際は左右どちらかに偏ってたり、前傾してるなど意外と正しく認識できていないことがあります。このままの状態でいくら試技中のバランスや左右の筋バランスを見ても、静止した立位状態のバランスが正しく取れていなければ、他の応用的な条件のバランスの向上はとても難しく、本当の意味でのバランス能力の向上には繋がりにくい状態になってしまいます。
また、立位状態の姿勢が良くなると、骨格の位置や臓器の位置関係の改善にも繋がり、大きな意味でのコンディショニングにもつながってきます。

どうやって確認するか

自身の静止した立位時の姿勢が正しいか確認することもとても重要です。よくある手法としては、姿見で自分の姿勢を確認したり、自分以外の人に見てもらったり、写真を撮ってもらったりなどが挙げられます。
自分で確認する場合、以下のような手法もあります.

【バランス力チェック】
1.姿勢を正し直立し、目を閉じます。
2.左右どちらかの片足のひざを曲げて床から挙げます。
3.床についている足が少しでも元の位置からズレたり、挙げた足が床についた時点で終了になります。

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※ポイント
・左右どちらの足から始めてもOKです。
・ふらついたら安全のためにも終了しましょう。
・挙げた足が90度以上にならないように注意しましょう。
・不安な方は壁に近いところで実施しましょう。

バランス能力の確認はとても重要であり、どなたでも簡単にチェックできます。バランス能力の低下は、アスリートでも一般の人でも転倒や怪我のリスクが高くなります。自身の能力をしっかりと確認、把握し、パフォーマンスの向上に役立てていきましょう。

株式会社スポーツセンシング

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