水泳ロボット
泳ぐヒト型ロボットを紹介します。
これまで、バドミントンや、卓球ロボットなど、球技を行う陸のスポーツロボットを紹介しましたが、今回は水、水泳です。
Trioton
空気圧人工筋で動く水泳ロボットが開発されています。
圧縮空気の流入によって縮む人工筋に加えて、伸びる人工筋を使っています。伸びる人工筋は動きの幅、ストロークが大きいため、関節の動く範囲、可動域の大きいロボットを作るのに役立ちます。
腕から足までの全身を備えており、水中での人間の水泳を実世界でシミュレーションすることが出来ます。
人工筋を制御するバルブは陸上に設置されており、空気を水中のロボットに送って動かします。
背骨は筋の発揮する力に応じて硬さ、剛性を変えられるように出来ており、背骨のかたさ、競技者ごとの個人差を再現できます。
以前紹介したように、スポーツロボットは実世界シミュレータとしての役割を持ちます。水の中での動きはシミュレーションが難しいため、ロボットは水泳の研究、スポーツバイオメカニクス研究に役立ちます。
魚ロボット
水中ロボットには、生物のかたちをしていない、海底探査のものなどあります。珍しいものでは、作業するヒト型ロボットも開発されています。
魚型のものも数多く研究されており、市販されているものもあるようです。
観賞用の鯉などの代わりに使えて便利そうです。
AIRO Robot fish
マンタ
人型水泳ロボット
中島教授のグループが開発した泳ぐヒューマノイドロボット。
まとめ
水泳ロボットについて紹介しました。