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1st full album 「耳をすまして」 特集

はじめに

みなさんこんにちは、SPORTS MENです!

2020年10月19日にリリースしたSPORTS MENの1stアルバム「耳をすまして」。

この度、新しいアルバムをリリースする準備として、その特設サイトを近日クローズすることにしました。

ただ、この作品は今でもご愛聴いただいている方が沢山いてくださり、また、素晴らしい方々からお寄せいただいたコメントたちが見られなくなってしまうのも忍びないため、こちらに<保存版>として残すことにしました。

ちなみに、発売当時のことや、発売後に起こったさまざまなことについては、こちらの記事にまとめていますので、もしよろしければ、合わせてご覧ください!↓


それでは、ここから「耳をすまして」特設サイト<保存版>スタートです!







静かなロックバンド SPORTS MENが綴る初めてのfull album


SPORTS MEN
「耳をすまして」


1.旅行の前日
2.落ち葉を踏み分ける
3.フィルム
4.憧れ
5.布団
6.思いがけないこと
7.柿の木
8.長袖

2020.10.19 release

風は吹き続ける。


命を育み、時に奪い、最期は土へと還すだけ。


その無情な囁きに、豊かな宇宙を夢見て、


たった独りで世界を感じようとする勇敢なあなたへ。


Trailer


Music Video


Coments

山崎ゆかり(空気公団)

「おはよう、あさ」これは私が朝、二階の小さめの窓を開けて心の中で言う言葉。
あの曲みたいにちょうど柿の木が見えています。
彼らの音楽を聴いたあと、見えるものが一変するように感じていて、そこになんだか惹かれるのです。
さっきまで気にも留めなかったものたちから声が聞こえてくる感じ。
雨も風も窓も空も街も。空気がたくさんある感じの音楽です。
いつかその空気に溶け込んでみたいです。

笹倉慎介(音楽家・シンガーソングライター)

もう暫く新しい感覚で耳に入ってくる音楽との出会いは無かった。
ネットワークの中をウロウロしても、どれもどこかで聴いたことがある感じだ。

スポーツメンの音楽を聴いたとき、なんだか得体の知れないものに触れた感触が確かにあった。
でも分解するとよく知っている音で。

新しい音世界を創るって、考えてしまうと難しいけど、
僕は「新しいな」って思ったし、その音にエンジニアとして触れることが出来て楽しかったな。

藤原マヒト(音楽家)

マッカートニーミュージックも連想させるキャッチーなメロと緻密で繊細な曲作りとアレンジ!控えめながら変拍子やテンポチェンジの妙にコクがあり、それでいてとても素朴で純朴な匂いが漂ってきます。
かつて四畳半フォークということをユーミンが云いましたが、それにも通じる今の時代ならではのワンルームマンション的な親密な生活感、北原白秋を連想した季節感のあるリリックもあいまって醸される心地良いリアリティー。
ベースがヘフナーなのかなあ、余計なお世話ですがそのためかちゃんとロック!

岸田佳也(ドラマー・パーカッショニスト)

静かに青白く燃える炎で映写機から投影したような音楽。

SKANK / スカンク(音楽家)

友だちかも知れない。知ってる人かも知れない。
大好きな距離感の人の話を聴いてるような心地良さ。
構成の工夫はまるで気になる風が吹いたようで。
アンサンブルの上手さと拘りは流れる時間に身をまかせたくなる柔らかいウネりを作る。
手ざわりの良い音質と相まって気持ちの良い音楽時間の1まい。好きだ。
1人で聴きたいし。何処かで誰かにも聴いて欲しい。

コムラマイ(写真家)

夜が冷えてきて久しぶりに出した毛布のような、懐かしさ、あたたかさ。

大原崇嘉(アーティスト)

3人の音楽は、深夜のラジオ放送のような心地よい近しさを持って、静かに聴こえてくる気がします。

高良真剣(東京塩麹・波灯)

呟きでもなく、囁きでもなく
ノートに書かれた鉛筆の文字のような
丁寧に織り込まれた小さな麻布のような
吹き抜ける風、雷のような
静かに通り過ぎていくものたちの音楽!
いつまでも聴いていたい心地よさです。

今野裕一郎(バストリオ)

一音一音がそこにあるなんて思い込んだら大間違いだ、あると思ってたものの目の前をいつのまにか通り過ぎてしまって戻っても見つからない、あるものをしっかり掴むために必要なもの、なんだろう、彼らは一音を見つめてる、バンドを始めた、それは紛れもなくロックバンドだった

橋本和加子(バストリオ)

1日の中で私はたくさんの音を聞いてるはずだし、忘れずに覚えておきたい風景を見ている。でも残念なことにだいたい忘れていってしまう。SPORTS MENの曲を聴いているとそんなおぼろげな断片がたしかな手触りを持って目の前に再現する。それは本当にたわいもない風景かもしれないけど、かけがえのないものなんだとSPORTS MENは肯定してくれる気がするし、それが生きることだと思う。

中川理沙(ザ・なつやすみバンド)

大きな音で聴いても耳をすませているような、心のすぐそばで鳴っているような、何もこぼしたくないような気持ちになる。
ゆらゆらと水面に揺れているひかりや、現実と幻想の間を走り抜けてゆく列車みたいな、なんだか懐かしくてとても好きな景色の音がする。
1人でこのアルバムを何度も聴きながら、いい季節だなぁと今を愛おしく思いました。また季節が変わったときに聴くのも楽しみです。

柴田聡子

ファーストアルバム発売本当におめでとうございます。
これを聴きつつ、どんどんと新しい音源が聴けることをたのしみに待っています。
聴かせて下さってありがとうございます。

イノトモ(シンガーソングライター)

音がとってもいいなあ
耳が喜んでる。
満たされる。

余韻。
気配。
光のゆらめき。

静かだけれど、

ふつふつとした

熱を持ってる。

岡江真一郎(映像作家・アニメーション作家・音楽家)

繊細で静かな音楽として聴き終えたはずなのに、頭の中では大きな音でいつまでも鳴り止まない最高な音楽です。

近藤研二(​音楽家)

ボーカルの豊田くんとは2013年に放送開始されたEテレ『考えるカラス』で一緒に仕事させてもらった。彼が作るオープニング曲はとてもキャッチーだったし、僕が作曲した「今日のはっけん」にもポップな歌声を添えてくれた。ところが、SPOTRTS MENのアルバムから聴こえてくる歌声は、そのバンド名に似合わず、囁くような、いわゆるウィスパーボイス。あの頃のものとは随分変わった印象だ。アコースティック編成のバンドも抑制された演奏で、まさに「耳をすまして」聴くことが推奨されているようなアルバム構成。それでも終始ポップなメロディで、風通しがよく、ナチュラルで耳障りのよいサウンド。こういう音楽に耳をすます時間を必要としている自分がいたことに気づく。



Shop​

Amleteron
東京都杉並区高円寺北2-18-10
03-5356-6639
http://amleteron.blogspot.com/

​タワーレコード新宿店
東京都新宿区新宿3丁目37-1 7~10Fフラッグスビル
03-5360-7811
https://tower.jp/store/Shinjuku


Credit

『耳をすまして』
Produced by SPORTS MEN
Recorded by 寺村啓吾, SPORTS MEN
Mixed by 笹倉慎介
Mastered by SPORTS MEN
Photograph by コムラマイ
Designed by 平瀬謙太朗

​Support Musician
岸田佳也|Drums, Percussion


SPORTS MEN

豊田真之|Classical guitar, Vocal
中村太紀|Electric bass guitar, Chorus
澤田栄一|Ukulele​

早稲田大学の映画サークルで同期として出会った3人が、
それぞれ映像・映画制作のキャリアを経て集まり、
音を重ねている。
2018年「豊田真之トリオ」から「SPORTS MEN」に改名。
メンバーそれぞれが音楽監督として、
カンヌ国際映画祭、東京国際映画祭、PFF等に入選歴を持つ。
東京都内を中心に活動中。

Official Site|https://sports-men.info/
E-mail|toyota.masayuki.trio@gmail.com


Prologue by 田崎恵美

Copyright © 2020 SPORTS MEN. All Rights Reserved.


おわりに

いかがだったでしょうか?
本当に、本当に、ありがたいコメントの数々です。。

また、ページの上部にあった「風は吹き続ける」で始まる文章は、私たちの恩人で映画監督の田崎恵美さんがコメントとしてお寄せくださったものでした。

作品に対する愛と理解がとてつもなく深くて、これ以上の解釈はあり得ないと思ったため、作品自体のプロローグとして冒頭に冠させていただきました。

この場を借りて、田崎さんに改めて感謝の意を表します。
いつもありがとうございます。

ではでは、まもなく発表になる次回作を、どうぞ楽しみにお待ちいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします!

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