#4 まだ続くパイロット試験
結果的にいうと一次試験は通過。
マークシート方式の物理・数学・英語・一般教養。
諦めないという最後の追い込みが良かったんだろうか。
これから航空大学校のパイロットを目指す方向けにも
少しだけ情報を。
私自身は、本当に0からの勉強だった。
とても合格レベルではなかった。
でもセンター試験を経験した人なら
ある程度は解けるであろうし
大学が理数系の方ならそこまで力む必要はないんだろうと思う。
でももし航空大学校のシステムが変わっていないのであれば、
この問題の一つの正答率が最終試験の結果に大きく響いてくる。
だから本当に一つ一つを大事にした方が良い。
頭も良くても、1次試験の結果が満点だとしても
大きな障壁は2次試験になってくる。
弁護士やお医者さんは勉強して、努力をして、試験で満点を取れれば
なれるであろう。
しかし、パイロットはそうもいかない。
ここで諦めてくださいというわけではなく、
パイロット以外にもきちんと選択肢を持っておくことをオススメする。
幸い自分は頭は良くないが身体は健康で
航空身体検査も通過した。
正確な人数は覚えていないけど、ここで半分以上が落ちた気がする。
20代前半で体脂肪率、血圧なんて気にしないけど
ここが重要になってくる。
どんなに頭が良くても、1次試験で満点でも
落ちる。
専門学校の模擬テストで上位だった人も落ちた。
健康がないことにはどうしようもない。
けれども事前に航空身体検査を受けるのは
金額的にもかなりのハードルになる。
パイロットを目指している人はここは割り切った方が良い。
ダメなときはダメ。
努力は必要だし、大事だけど
酒をいくら飲んでも受かる人は受かるし、
いろんなところに気を遣っている人でも落ちるときは落ちる。
身体検査当日の体調が悪かっただけで落ちる。
パイロットになるにはいくつかの運も必要であると思っている。
自分は
鼻中隔湾曲症であり、尿酸値も高かったけど
条件付きの合格であった。
本当に身体検査についてはどうしようもない。
ということで何回か病院にも行き、
2次試験の合格をもらった。
定員に対しての合格率は3次試験は
80%くらいだった気がする。
そんなんで気楽な気持ちで
パイロットになる姿を想像しながら
1月の寒い日に
最終試験の宮崎の地へ向かった。
Sports for Better代表
サポートは、AFRICA SPORTS FUNDとして活用させて頂き、ケニアの難民スポーツのトレーニング施設の整備費用、サッカー、バスケットボールなどのアフリカスポーツプロジェクトに活用させて頂きます!よろしくお願い致します!