テニス肘(外側上顆炎)の原因と対策

テニス肘の正式名称は、
上腕骨外側上顆炎と言います。

テニスやゴルフで好発します。

その原因としては、
人差し指や中指を
強く曲げたまま
手首の掌屈(手のひら側に曲げる)を
繰り返した時に発症します。

そこには、
動作の条件反射的な要因が
関わっています。

人には、動作の効率化と
人体の構造特性を活かすための
条件反射に似た反応が備わっています。

外側上顆炎は、
物を握ったら、
握りの中心部が
前腕(肘から手首の間)の
縦軸の延長線上に来るように
手首が動く、
または、
握り中心が前腕縦軸に固定される
という自然現象に逆らう動きを
繰り返すことで起こります。

この時、
人差し指や中指の付け根に
着いている筋肉の肘側の付着部が
強く引っ張られて傷つきます。

したがって、
何かを強く握る動作では、
強く掌屈しない、
もしくは、
強く掌屈する動作では、
人差し指や中指は、
強く曲げたままにせず、
掌屈が深くなるに合わせて、
指の握りを緩めるようにすれば、
傷の大きさにもよりますが、
2~3週間で痛みは消えていきます。

テニス肘でお悩みの方は、
一度お試しください。

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