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みどりスポーツクラブわっかない主催スポーツコーチ向けワークショップ開催!

2024年1月29日(月)19時よりオンライン(zoom)にて、スポーツコーチング・イニシアチブと一般社団法人みどりスポーツクラブわっかない様向けに、稚内町の指導者向けワークショップを実施しました!

ワークショップメイン講師はコーチング・イニシアチブの後藤が担当し、サブ講師として横田、青野が担当しました。

みどりスポーツクラブわっかないの目指す未来

スポーツ文化が未来に繋がる『スポーツ都市・稚内』の実現を目指している一般社団法人みどりスポーツクラブわっかないのセミナー事業として、今回は「子どもの可能性を最大化する大人の関わり方」〜子どもの勝利と人間的成長の両立を目指して〜と題して実施しました。

指導者の方や、保護者の方々などにご参加いただいておりましたが、自己紹介の中で「ご自身が抱えている課題」というテーマで話をしていただくと、同じ課題があるということに気づいたという声をいただきました。

それは
「勝ちにこだわるのではなく、周囲の環境の方々と選手を育てるということを学びたい」
という声です。

まさに私達が提唱する「ダブル・ゴール・コーチング」がピッタリのテーマでした。
そのような声に応えるべく以下の内容でワークショップを行いました。

<内容>
自己紹介&チェックイン
わたしたちについて
スポーツ界における課題とスポーツコーチングの大切さ
子どもに関わる大人にとって大切なこと
スポーツコーチ・保護者としての目的に立ち返る
スポーツにおける勝利と人間的成長|勝者の再定義
まとめ
チェックアウト

みどりスポーツクラブわっかないプログラムアウトラインより

価値観に基づいたコーチングの大切さ


価値観ワークって何?

価値観ワークでは、ご自分が指導者や保護者という立場において、子ども達と接する際に大切にしていることや、重要だと考えている価値観を整理します。

価値観には例えば下記のようなことがあります。

  • 成功

  • チャレンジ

  • 個性

  • 変化

  • 情熱 など

本ワークでは、参加者に価値観ワークを行ってもらった上で、各々がなぜそのような価値観を選択するに至ったのかを共有しました。

☆価値観ワークについての参加者の声☆

・皆さんの視点や立場が違うので選ぶ価値観も違うということが面白い。
・大切にしている価値観はあるが、時と場合によって自分が軸にする価値観が違う。

みどりスポーツクラブわっかないワークショップ内より

そうなんです。
皆さん1人1人の「価値観」って違うんですよね。それは子ども達も同じです。
だからこそ、価値観「だけ」に左右されないようなメソッドが必要だともいえます。

それが私達が考える「ダブルゴール・コーチング」メソッドになります。

今回は、3つの原則の中の1つ「勝者の再定義」という部分についてお話させていただきました。

勝者の再定義とは?


ダブル・ゴール・コーチングとは、勝利を目指さない。ということではありません。「勝利を目指しながら」、「熟達の勝者」を目指す。ということです。

熟達の勝者とは『競技や種目において自らを成長させ続けることが出来る人・チーム』を指します。

もう少し詳しく知りたい人は、下記イベントからオンラインで定期的に開催しているイベントへご参加ください!

ワークショップ参加後の感想

最後に参加された方々の声をご紹介します。


参加者A

選手を支える環境が大事だと感じました。
スポーツを突き詰めていくと、勝利至上主義に近づいてしまうので、それにより選手を追い込んでしまわないように学ぶ必要がある。
過程をほめるということや結果だけをみて評価せずその向けた努力や思いをくみ取ってほめてあげることが大切だと感じました。

参加者Aアンケート結果より


参加者B

行動の結果ばかりをみていた部分もあり、途中経過の努力をもっとみた方が良いと思いました。スポーツ選手であると同時に人間であることの大切さを伝え、一人一人の人生をより豊かにしていきたいと感じました。
結果を評価するのではなく、努力に視点をおいて評価することを実践していきたい。

参加者Bアンケート結果より

☆書いた人☆

青野祥人(あおの よしと)

富士ゼロックス(株)にて超大手企業の担当営業を13年間担ったのち、37歳で東京都公立中学校国語科教諭となり7年目。青山学院大学履修証明プログラム修了ワークショップデザイナー。日本ラグビー協会B級コーチ。中学サッカー部顧問と母校の高校ラグビー部コーチ。部活動やスポーツコーチング現場に数多く接する中で、選手がより主体的に部スポーツに取り組み、人間的成長を促すためのコーチングを広げるべく日々奮闘中。

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