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自分の立ち位置を冷静に見極めてみる

プロサッカー選手を引退して、何をして行こうかと考えた時。
あなただからできる未来像、ビジョンを描いてほしい。
その時に、ビジネスマンとして就職するという道を考えていない方。
自分でスクールをしたいとか、アパレルブランドを立ち上げたいとか、自分のビジネスをスタートしてみたいなぁと考えている方は、少しだけ冷静に見極めてほしい。
「何を?」かというと

「あなたの立ち位置」

ポジショニングという言い方もできます。下図のように認知の高さをチェックしてみてください。
サッカー界での認知が高いかか、低いか?
サッカー以外の業界での認知が高いか、低いか?

会社員となって就職する場合は、このポジショニングは関係ありません。

なぜ、ポジショニングを確認するのか?

引退したあなたがやりたいことはなんですか?
「サッカースクールをしたい」
「ブランドを立ち上げたい」
「サッカーと他のことを組み合わせたビジネスがしたい」
これらすべては「ビジネス」だからです。

最初から、たくさんのお客さんが集まってくることが見込めるのであれば、立ち上げからビジネスを軌道に乗せる、ゼロからイチを築くところの負担が減るからです。

ということで、自分で何かをスタートしたい場合、上のマトリックスの図で自分のポジションを確認してみてください。

Aポジションであれば、強者です

たとえば、

★日本代表で長きにわたり活躍した
★海外移籍をしてニュースで取り上げてもらえることも増えて、サッカー以外の「スポーツ好き」の人にも知られている
★J1で強豪、人気チームに長く在籍した
★サッカー以外でも、メディアに取り上げられて認知が高い

という方々は、サッカー界でも認知が高く、サッカーを知らない人たちでも知っているというケースが考えられます。

Aポジションで、認知の高い元サッカー選手の事例

たとえば、元浦和レッズで、元日本代表の鈴木啓太さん。彼の場合は、人気チームであるレッズに長く在籍し、日本代表としても活躍しました。ですので、レッズサポーター、日本代表サポーター、サッカーファン、スポーツファンにも認知されている可能性が高いですね。
そして、奥様が畑野ひろ子さんということで、「モデルの畑野ひろ子さんのご主人」という別な視点での認知もあります。

その場合、何かを新しく始めるとしても、ある程度、それまでの功績での認知、知名度があるので、それを活用してビジネスをスタートしやすいということです。

Aポジション以外は弱者の戦略を有効活用するといい!

Aポジション以外の場合は強者ではないので、弱者の戦略ともいえるジャイアントキリング実践学を大いに活用していただきたいです。

元Jリーガーというのは、肩書きではない・・・

「元Jリーガーが教えるサッカースクール」
という看板でサッカースクールを始める人がいる。
けれど、「元Jリーガー」というのは肩書きではなく、事実。
過去そうだったということなのです。

「元Jリーガーが教える」「サッカースクール」って
キーワード検索をすると・・・
約10万件以上ヒットするんですよ。
ということは、その10万件の1として競争することになる。

指導者になる。自分の名前でスクールをする。

それは、サッカー選手としてしのぎを削るより競争率が高い。
だから、「元Jリーガーが教える」という誰もが使うフレーズだけで「生徒が集まってくるだろう」と安易に考えてスクールを始めるのはサッカー選手として10年以上のキャリアを重ねる以上に大変です。

詳しくはこちらの動画で確認してください。


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